αシリーズ用エキマニに交換(その2)
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先日失敗したエキマニ交換ですが「今日こそは」と思い立って、作業場を借りに休日の大学までやってきました。
どうしても緩まなかった触媒ボルトを緩めるため、写真の45センチの巨大モンキーレンチを使ってトライしてみます。結果は・・・・・・ダメでした(T_T)
次に使ったのは最終兵器、エアインパクトレンチです。もちろん個人の持ち物ではなくて作業場の備品です。これで緩まなかったら、もう知りませんよ~
「ゴカカッ・・」という小気味よい音と共に5本中4本のボルトは難なく抜き取ることができました。
もう感動ものです。エアインパクトレンチ万歳!!
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しかし、唯一触媒側から締められているボルトだけがどうしても緩みません。最終的に500N・mのトルクに負けたボルトの頭を舐めてしまいました。それだけ硬く固着しているんですよ。
ここまで来て諦めるのは癪なので、ボルトの頭を金ノコで切断して触媒とエキマニを分離する作戦に変更です。
写真の彼は作業を手伝ってくれた私の高校時代からの友人I、さすが機械工学の学生 ?!って、オイ、触媒まで切っちゃダメだよ~
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何とか分離に成功。ボルトがステンレス製なためノコが硬さの差に負けて若干触媒まで削られましたが、多分実用上問題は無いでしょう。
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然るべき手順でエキマニ+触媒をエンジンの排気ポートに取り付けます(←中間工程を写真に撮るのが面倒だったのでちょっとカッ飛ばしています)。ここで新しいガスケットをはさんでください。
また、αのエキマニは配管の取り回しの都合で取り付け穴が純正エキマニと比較して二箇所少なくなっています。そこでエンジンブロックから生えているボルトを二本取り外さなければなりません。ダブルナットを緩まなくなるまで“きつく"締め上げ、普通のボルトを緩める要領で内側のナットをレンチで左に回して抜き取ります(←ここ重要)。
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取り付けにあたって一つ問題があって、αエキマニは後期の若干長い触媒形状に合うように短く作られているので、形状が異なる初期型の触媒と組み合わせるとフロントパイプの長さが1センチほど不足します。この長さの差を埋める改造パーツが売られているようですが、私は製造元がわからず使っていません。従って無理やり取り付けているためオイルパンとフロントパイプがノーマル時よりも接近することになります。たぶん問題ないと思いますが・・・
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エンジンを掛けても異常が無いことを確認し、暗くなったので今日の作業は終了。排気音が「ボボボ・・・」という派手な音に変わった(笑
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インプレッション:いや~、たかがエキマニと侮れません。街乗りでも車体が軽くなったようなフィーリング、そして3000回転以上の加速の伸びは格段に良くなっています。走行中のエンジンの排気音も意外に軽やかになりました。
大満足です(^^)
しかし、なぜか1500回転あたりで何かカラカラと大きな音が聞こえます。そういえば作業中に落っことしたワッシャーが一枚見つかっていないような(汗
フロントパイプの中に入っちゃったかな?それともどこかと干渉しているのかもしれません・・・多少排気漏れらしい音も聞こえます。
いずれにせよ、今現在無理をさせているフロントパイプはαエキマニに合せて作り変えることを検討しています。やるからにはとことん(以下略
恐らく途中でフロントパイプを切断して、そこに同じ直径のパイプを溶接で継ぎ足すことになるでしょう。難しそうだけど溶接機は作業場で借りられますし。またまた請うご期待!
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