朝晩は寒いくらいです。
すっかり秋らしくなりましたね。
寒暖の差が激しくて気を抜くと簡単に風邪をひいちゃいそうです。
皆さん、くれぐれもご自愛&ステキなカーライフをお過ごしください。
さて、自分のGVBですが、実は、お盆休みあたりから今一つ元気が無いように感じていました。
エンジンの吹け上がり方が以前よりも明らかに【かったるい】イメージだったんですね。
ただ夏場のターボ車って極端にトルク感が落ちますし、気のせいかなぁ… とも。
ご本人たちには敢えて何も言わず、何人かの方々に乗ってもらったりもしましたが、特段【かったるい】とのインプレもありませんでしたし。
ただ、先日の美浜での走行時、気持ち悪いくらいの【かったるい】感がありました。
実際、ブーストのかかり方を注視していると、想定よりも0.1~0.2キロくらいと僅かですがローブーストな状況。
帰宅後にログデータを確認、類似の気温条件下でのストレート加速と比較してみたんですが、(過去のデータと比べ)80km/hあたりからの加速が明らかに鈍かったんですね。
それでも『気のせい』感は否めなかったんですよね。
夏場の落ち幅って分かり難いですから。
何度となく配線・配管のチェック、各所のクリーニングを繰り返していましたが特段の変化(改善?)は確認できませんでした。
とまれ、こういう時はホームでしょ… ってことで登山(阿讃)することに。
昨年の10月、ちょうど同じくらいの天候・気温にて阿讃を走っていたので良い比較ができるだろうと。
GVBも昨年の10月に近い状態にして走ってみます。
タイヤも似たような感じ(磨耗レベル)の285/30R18のZIIIです。
ちなみに、昨年の10月の走行の際、タイムとしては44~44.2秒を軸として稀に43秒台に入る程度。
ホームストレートエンドで136~138km/h、バックストレートエンドで130~132km/h程度の状況でした(共にデジスパイスのログです)。
9時枠から走り始めてみますが、やはり何とも【かったるい】感じです。
路面状況は良好な感じでコーナーは悪くないんですが、ストレートが何ともモドカシク…。
タイムは45秒弱あたりを軸として、44.6秒止まり。
ホームストレートエンドで132~134km/h、バックストレートエンドで126~128km/h程度の状況でした(共にデジスパイスのログです)。
昨年10月のログと比較してみると、バックストレートエンド迄で0.5~0.6秒程のビハインド、そこからは殆ど同じ感じ。
1.5キロくらいかかるはずのブーストは、1.3キロ前後に止まる状況でした。
一応の確認の為、275/35R18のZIIIに履き替え更に1枠を走ってみます。
気温の上昇もありましたから、タイム的には1枠目の0.2秒落ちくらいの状況でした。
(285/30R18と275/35R18との比較については、またの機会に別途に行いたいと思います)
帰宅後、何度となくログデータを見直し、種々の過去データと比較してみますが、単純にパワーダウンしているとしか思えず…。
以前より圧縮低目だった4番がいよいよダメになってきているのか…
相変わらずブローバイ盛り沢山な状況なので、いよいよ深刻な棚落ちが発生しているのか…
EVCの配管がスッポ抜けた際、2キロ以上のブーストを何度かかけてしまっているので、ブレードにダメージが出ているのか…
嫌ぁなイメージばかりが頭を巡るばかりでした。
そんな状況な中、神戸に出かける用事があり… ついでに某所へ相談に行くことにしました。
種々チェックをしてもらい、幾つかの(不安になる)症状も教えて頂きましたが…
そんな中、数分のチェックで以って、『少なくとも、これは壊れていますね』と。
『これ』とは画像の赤○部分です。
パージバルブと呼ばれるパーツです。
簡単には、インマニ内に残るガスをキャニスターに逃がす(圧力弁となるダイヤフラムを介して燃料のエバポレーションラインに逃がす)ものです。
ちなみに、黄色矢印で示すホースは、純正状態だと内径が太過ぎて簡単に抜けてしまいます。
自分のGVBも新車当時から抜けまくりでした。
現在、内径の細いホースに交換して対応しています(抜けない状態になっています)。
ブーストがかかるだけで抜けちゃうホースってことで、何ともスバルらしい… と笑えてしまいますが、明らかにホースの選定ミスです(ショップさんも同意見)。
外観では分かりませんが、壊れていたパージバルブの裏側です。
本来、赤○部分に息を吹き込むと、ダイアフラムがブロックして息は抜けないはずなんですが…
こいつは何の抵抗も無くなってしまっていて、吹き込んだ息が抜けまくりでした。
当然ですが、ブーストの一部は『これ』からダダ漏れだったはずなんですね。
帰宅時、高速の合流箇所を利用して何度となく加速テストをしてみたんですが、少なくとも1.5キロのブーストはかかるようになりました。
このパージバルブ、GR/GV/VABには装備されているものなので(GC8には間違い無くありませんが、GDBの一部にはあるかも?)、ブーストのかかりが悪くなった… と感じた場合には、取り外して息を吹き込んでみるのもアリと思います。
ショップさん曰く、『よく壊れる』そうです。
とまれ… ブーストはかかる様になったものの、それでも未だ【かったるい】感覚は残っていて… 後日に再登山(阿讃)してログを取ってみたいと思います。
そろそろエンジンのブローを想定して貯金しておかないと… かもですね。
『2.5L(ヘッドはGR/GV) + GT2971Rあたりにすればエボにもストレートで置いていかれなくなるかもよ』とか… 悪魔の囁きが聞こえる(お金は無いのだけれども)?!