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オザミのブログ一覧

2017年05月28日 イイね!

ディレッツァチャレンジ2017 西日本エリアチャンピオンシップ

ディレッツァチャレンジ2017 西日本エリアチャンピオンシップ昨日の日曜日、素晴らしい快晴の中、待ちに待った
『ディレッツァチャレンジ2017 西日本エリアチャンピオンシップ』
がタカタサーキットで開催されました。

GVBの戦闘力を少しでも高めるべくコツコツと準備を進め、
期近には状況の許す限りタカタに通って練習をしてきていました。
いよいよ決戦の時を迎えたわけです!


ちなみに… このブログ、えらく長い文章になってしまいました。。。
ダラダラと書いてしまう悪い癖が。。。
長い!!と思われましたら、適当にハショってください(汗)


(※)ディレッツァチャレンジについて

冒頭からアレですが…
ご存知無い方のために『ディレッツァチャレンジ』について簡単に説明させてください。
簡単に言いますと、タイムアタック好きが集まってそのラップタイムを競うイベントです。
レース(追いかけっこ)ではありません。
概要を下記してみます。

・同日、同時刻、同じコースを各参加車がアタック、そのラップタイムでもって順位を決めます。

・DUNLOP主催の大会であるため、使用するタイヤはDUNLOPのラジアルタイヤに限られます。
(DUNLOP DIREZZA ZIIIがリリースされて間もないので、殆どの車両がZIIIを履いています)
(DUNLOPのラジアルタイヤでもβ02といった一部の銘柄は使用不可です)

・チューニング範囲やその度合いは事前に告知されるレギュレーションに準じます。

・排気量や過給器の有無、駆動方式の違いで分けたクラス1~4に
 改造範囲の大きいオープンクラスを加えた以下の5つのクラスに分かれてタイムを競います。

 クラス1:排気量1900cc以下の全車両、及び全ての前輪駆動車両。
 クラス2:排気量1901cc以上でNAエンジン搭載の後輪駆動車両。
 クラス3:排気量1901cc以上で過給器付きエンジン搭載の後輪駆動車両。
 クラス4:排気量1901cc以上の四輪駆動車両。
 オープンクラス:排気量や駆動方式を問わず改造範囲の広いクラス。

 ちなみに、私のGVBはクラス4でのエントリーになります。

・今年のエリアチャンピオンシップでは、各クラス毎に変則ノックダウン方式で勝者を決めます。
 最大出場台数の16台がエントリーした場合は次の図の通りとなります。


DUNLOPの公式WEBに詳しく書かれていますので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。
(インプレッサの出場台数が少なくて悲しいです。インプ乗りのあなた!参加しませんか?!)


さて、大会前日となる土曜日、ディレチャレ参加者の皆さんのことを考えて
源さん、黄夏さんが練習会という形の走行会を企画・段取りしてくださいました。

前日がディレチャレに全く関係の無い走行会になったりしますと、
特に遠方より出場される皆さんが事前練習をするチャンスが減っちゃうもんなんですが…。
お二方の心遣いに素直に感謝です。


さてさて、当然ながら私も前日練習会に参加すべく、土曜日のうちに現地入りしました。
当日に使用するDIREZZA ZIIIですが、一度も試したこと(アタックしたこと)がありませんでした。
皮剥き&余熱入れ、そして数LAPでもアタックをしてその感触を確かめておきたかったんですね。

ちなみにタイトル画像は前日練習会のタカタの風景です。
遠方よりディレチャラーな猛者たち皆さんが多く来場されていました。

分かる方には分かる、『日本一有名な?』FK2も事前練習に来場されていました。



私もGVBの走行準備に入ります。



3kmの街乗りしかしていないZIIIを履かせ、ドキドキしながらコースイン。

皮剥きをしながら、ゆっくりとタイヤに熱を入れていき、
ボチボチかな… という感じで数周目に軽くアタックに入ります。

走り出しの第一印象は、凄く柔らかいなぁ… と。

縦は強い感じで、よく止まるし、リアにもよくトラクションがかかるんですが、
進入で無理をするとフロントが逃げちゃう感じです。
大会当日も含めてなんですが、1コーナーと7コーナーの進入がダメダメになってしまいました。

クリップ付近からアクセルを開けていく際にも、
荷重を載せているはずの外側のフロントが横に逃げていく。。。
ZESTINOやZII STAR SPECだとLSDが仕事をして前に進む感じだったんですが…。
3コーナーや最終コーナーの後半を思うように走れない。。。

これは、かなり丁寧に姿勢作りをして、メリハリのあるステア&アクセル操作が必要だなと。
タイヤの縦と横を同時に使おうとするとフロントが裏切ってアンダーを出す傾向なので、
しっかり止めてから向きを変える、向きが変わるのに合わせて優しくアクセルを開けていく…と。

かなり無理の効くZESTINOに慣れていたので最初は戸惑いましたが、
昨年の夏に練習用に履いていた(縦はあるけど横が無い)NANKANG NS-2Rを
かなりハイグリップにした感じのタイヤなんだなぁ… と。

とにかく、基本に忠実に丁寧に3周をアタックしてみました。
タイムは58.787、58.548、58.508で、58.5秒あたりで頭打ち。
気温はそんなに高くなかったもので、58秒フラットあたりは出したかったんですけど。

あと、2.1くらいの温間内圧を狙って冷間内圧を設定していたんですけど、
3周アタック後、2.3~2.4くらいの温間圧になっていました。
内圧が上がるに従って変なバンピングが起こっていましたから、
もっと思い切って内圧を下げた方が良さそうな感じだなと。

走行後のタイヤ表面はとてもキレイで、熱を冷ませば同程度のグリップは維持されそうな感じでした。
新品タイヤは(トレッド面が荒れていなければ)一旦冷ました後にグリップが安定するイメージもあり、
取り敢えずは、明日のグリップに期待をしつつ、タイヤを清掃&入念にエア抜きも行い撤収しました。



さて、三次のホテルにチェックイン、
ログデータを見ながら当日の走らせ方をアレやコレやと考えながら早目に就寝するのでした。
(車載動画は何故か上手く撮れていませんでした。。。)



さてさてさて、いよいよディレチャレ当時です。
大会当日、ゲートオープンは6時50分の予定だったんですが、
ホテルにいても落ち着かないので6時過ぎに現地入りタイミングで出発。
さっさと現地入りした方が気持ちが落ち着きますし、一番乗りしてやろうという気持ちも少し(笑)

タカタに到着してみると…



そんな気はしていたんですけど、同じクラス4の強敵である らっきょさん が先着。。。
前回タカタで開催されたディレチャレ(2015年西日本エリア戦)では、らっきょさんがダントツの1位。
私は溝を大きくあけられての2位だったんですよ。
朝一の(現地入り)タイムアタックで既に負けてしまいました(悔)。

6時50分ちょうどのゲートオープン、入場後はイソイソと走行準備に入ります。
受付や車検を終え、リラックス&皆さんへの挨拶を兼ねて各クラスの車両を見て回ります。



先ずはクラス1です。
排気量1900cc以下の全車両、及び全ての前輪駆動車両が対象です。
例年、フロントに285幅や295幅のタイヤを履くお化けシビック(EK9・EG6)がシノギを削るクラスです。
何せFFのVTECモンスターが集うクラスなんですが、今年の参加車両はレパートリー豊かでした。
各シビック(FK2・EG6・EK9)、インテグラ(DC2・DC5)、CR-X(EF8)とホンダ勢の他、
ロードスター(NA・NB・ND)やRX-8(SE3P)、MR-S(ZZW30)、スタレーット(EP82)、
ロータスエリーゼ(GH-111)がエントリーされています。
定員いっぱいの16台です。



続いてクラス2です。
排気量1901cc以上でNAエンジン搭載の後輪駆動車両が対象です。
S2000が大勢を占めますが、そこに86・BRZ、NCロードスターが加わります。
圧倒的にS2000が強いクラスではありますが、86・BRZやNCロードスターの健闘を祈りたいですね。
ちなみに、REV SPEEDの元編集長である加茂さんがマイ86で参加されていました。
こちらも定員いっぱいの16台です。



次はクラス3。
排気量1901cc以上で過給器付きエンジン搭載の後輪駆動車両が対象です。
例年、RX-7(主にFD3S)にシルビア(主にS15)がシノギを削るクラスなんですが、
今年は、過給器付きの86・BRZ、そしてS2000が加わっています。
ちなみに、過給器付きS2000でエントリーされているのはデカトーさんでした。
参加台数は全部で7台です。



続いてクラス4をとばしてオープンクラス。
一応、改造範囲の広いクラスとの位置付けです。
(極端な車両はエントリーされていなかったと思います)
こちらは、RX-7(FD3S)とシルビア(S15)、そしてランエボ(CT9A・CP9A)がエントリーされています。
参加台数は全部で6台でした。



最後に私がエントリーするクラス4です。
四駆ターボのクラスですので、エボやインプ、GT-Rが対象になります。
今年は(今年も?)私のGVB以外は全てランエボです。
EVO IX(CT9A)が2台、EVO X(CZ4A)が2台、EVO IV(CN9A)が1台、EVOワゴン(CT9W)が1台、
そして私のWRX STI(GVB)を加えた全7台のエントリーとなりました。

さて、開会式も終わり、先ずは各クラス毎に約15分の練習走行に出ます。

ちなみに、いつもの儀式も忘れませんでしたよ。


朝は霧が出て肌寒い感じだったんですが、練習走行の頃には素晴らしい快晴となり(晴れ過ぎ…)、
気温も路面温度もみるみる上昇していきます。

こんな路面温度で何周も走るとタイヤが終わってしまう…
ということで、クラス4の練習走行では2周だけのアタックに止めます。

ちなみに、一晩寝かしたZIIIは、前日のそれよりも僅かにグリップが上がったような感じでした。
内圧をかなり下げてみたのが(温間で2.0くらい)良かった様でした。
さて… 私のタイムは他の皆さんと比べてどうなんでしょう?!


【練習走行の結果】

結果は2番時計でした。
気温や路面温度、路面の状態が全く同じ状況での約0.15秒差は小さくありません。



ここで、変則ノックダウン方式で戦うディレチャレにあって、
とても重要となるシード権について書いておきます。

1回目の本番アタックとなるセッション1では誰も脱落しません。
セッション2を免除されセッション3にジャンプできるシード権をトップの1名が獲得するのみです。
(全7台のエントリーなのでシード権は1台のみ)

セッション1とセッション2の間には2時間半くらいの時間があります。
セッション1で多少の無理をしても、セッション2までにタイヤやエンジンは冷えてくれます。
多少の熱ダレならリカバリーさせる時間があるわけです。

そして、続くセッション2ではその結果によって6台の内の3台が落とされ、3台がセッション3に進みます。
このセッション2を通過した3台にセッション1でシード権を獲得していた1台を加え、
計4台でセッション3を戦うわけです。
ちなみに、ディレチャレの順位はこのセッション3のラップタイムでもって決定されます。
セッション1及び2でのタイムは、シード権とセッション3への進出権を決めるものでしかありません。

ここで問題なのは、セッション2が終了すると直ちにセッション3が始まる… ということです。

気温や路面温度が極端に低いコンディションであれば、
敢えて(シード権を避けて)セッション2を走行、
ほどよくタイヤに熱が入った状態でもってセッション3を戦う… という選択肢が出てきます。
セッション3は実質10分未満の戦いなんです。
タイヤの熱入れに時間を割かれる状況は不利になることもあるわけです。

一方、大会当日は(過ぎる程の)快晴で気温も路面温度も超高い状況でした。
こんな状況でセッション2を走ってしまうと、セッション3の開始時にはタイヤがタレ始めてしまいます。

…と言うことで、セッション1でトップを取り、シード権を獲得(センション2を免除)できれば
圧倒的に有利な状況でセッション3を戦えます。



話を練習走行後に戻しまして…

通常、練習走行やセッションの間に時間がある場合、
発熱したタイヤやインタークーラー、ラジエターを冷やしてやります。
多くのディレチャラーな皆さんは園芸用散水器を持参していまして、
積極的にタイヤやインタークーラーを冷やされるんですね(私もそうです)。

当日はなんとsumi33さんとご友人がポータブルファン×2基を持参で応援に来てくださいました。
このファンが超ありがたかったです。
フロントタイヤ&フロントブレーキの冷却環境が素晴らしいものになりました(嬉)
他にも色々な場面でお手伝い頂いてありがたかったです。
本当にありがとうございました。

尚、当日はsumi33さんの他にも、沢山の方々が応援に来てくださっていました。
何時間もかけて足を運んでくださった方が何人も。
この場を借りまして、御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。



さて…
十分にクーリングされた車両でもって勝負のセッション1に挑みます。
数周でタイヤがタレ始めますが、とにかく時間の限り攻めました。

…で、車載動画も無いので(前日同様に上手く撮れていませんでした)いきなり結果ですが…


【セッション1の結果】

僅差(2位の方とは0071秒差)ではありましたが、何とかシード権をゲットできました!(嬉)

その後、次のセッションまでの時間を利用して、前後タイヤを入れ替え、
また、フロントブレーキのエア抜きもして準備を整えます。



そして迎えた最後のセッション3。
これも、いきなり結果になりますが…


【セッション3の結果】

本当に僅差ではありましたが(2位の方とは約0.2秒差)、1位になることができました!!(超嬉)



(ガソリン代とETCの請求が怖いですが)期近に何度もタカタに通った事、
大したUPDATEではないものの、GVBの戦闘力を上げるべくコツコツやってきた事、
それらが報われた感があり、本当に嬉しかったです。

今になって思えば、紅い人に阿讃でオーナーキルされたことも勝利の要因に…
詳しくは書きませんけどね!! 



当日にサポート頂きましたsumi33さんとご友人、
遠路遥々の観戦&応援に来場してくださった皆さん、
会場にて激励の言葉をくださった多くの皆さん、
大会主催者の住友ゴム・DUNLOPさん、
大井さんや熊倉さんはじめ、企画運営に尽力頂きましたスタッフの皆さん、
そして、エントラントの皆々さん。
心より感謝御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

Posted at 2017/05/29 22:15:35 | コメント(26) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ
2017年05月02日 イイね!

タカタサーキット(27回目)

タカタサーキット(27回目)今年のGWは3連休 & 5連休の素晴らしいお休みです☆

前半3連休の最終日である5月1日(メーデー)、
久々にN野くんとご一緒する形でタカタへ。

しかし、既に日中は少し暑いくらいですね(^^;
帰宅する頃にはシャツが塩をふいてました(笑)

尚、5月の最終日曜日にはDZC2017がタカタで開催されます。
既に勝負タイヤであるDIREZZA ZIIIは入手済なんですが、今から使っちゃうとアレですし、
勝負ホイールにはZESTINOを履いているので、先ずはこのZESTINOを使い切ってやろうと。
GW中に2回はタカタを走って練習しながらZESTINOを履き潰してやるつもりです。

さてさて、タカタに到着してみるとN野くんと一緒に見た顔が…
スイスポ乗りの○村くんも来場されていました(N野くんもそうですが、会社の後輩さんです)。
ところが… あるはずの白いスイスポが見当たらない。。。
なんと、白いBRZに乗り換えてました☆
最近、86やBRZがほしくなりつつある自分がおりまして、かなり羨ましかったのは秘密です。



N野くんの変○NA8は見る度に何かが変わっていますが(笑)
今回は高級ラジアルのA052を履かれていました。

しかし、ホイールが何ともマッチングしていない一品だったのが衝撃でしたよ。
ホイールを換装しただけで0.5秒は速くなりそうです(マジメに)。。。

さてさて、お隣にはseiunさんのFD。



相変わらず、かっこ良くてスキの無いFDでした。
ディレチャレやZIIIに関する情報、本当に感謝です。

あとFDの後方に写っていますが、珍しくGVも1台来場されておられました。
キャリパーやリアスポからGVBかと思ったんですがGVF!
オーナーのミツル様、当日は絡んで頂きありがとうございました☆


さてさて、一ヶ月半ぶりのタカタ、マジメに練習に入ります。
前回のタカタ走行では無事にベスト更新はできたものの、
走り方がマズいコーナーが幾つかありましたので、そこを重点的に修正しつつ
後で比較するための走行ログをためていきます。

気温的なものと思いますが、高速域(3速後半と4速)が伸びてくれませんが、
一応のタイムとして58秒台後半は出ました。
タイム的にはそこで打ち止め。
マズいと思っていたコーナーは、思い通りの修正を出来た感触がありましたので、
そちらも一応はOKな感じに。
ただ、同条件でも58秒台半ばは出せないとDZC本番は厳しいイメージでした(^^;

尚、お昼前から夕方にかけては助手席を装着して人を乗せての走り込みに入ります。



N野くん、キボさん(見学ご来場)、○村くん、ミツルさんと4人をお乗せしました。
自分の走りやGVB設定の弱点を第三者の目で確認してもらいたくって。
何人かの方に貴重なご意見も頂けたので良かったです☆

また、N野くんのNA8Cの助手席にも乗せて頂きました。
ちなみに、A052装着車は助手席乗りも含めて初めてでした。
いやぁ… A052って凄いタイヤですね。

そのグリップの高さに先ずは驚愕。
助手席からでも十分にそのグリップの高さを感じることができました。
全くグリップが抜けませんね。
ただ、ここまで縦・横のグリップが強烈だと、その使用配分を考えるのが大変かな… と思いました。
贅沢な悩みですけど(笑)、攻めているつもりでタイムに反映しきれない場合も多そうでした。
どんなレベルの乗り手でもタイムアップはすると思いますが、乗り手次第でノビ幅が大きく変わりそうです。

あと、3周強を攻めてもらいましたが、全然タレませんね。
タレないのは勿論、グリップ感が変わらないのが凄いと思いました。

そして、N野くんのA052は既にタカタで数回 & 岡国も走っているので、けっこう減っています。
減っていますが、偏摩耗していないんですよね。
71RやZIISS、ZESTINOでもそうですが、センターグルーブの角落ち的なものが皆無。
そして、それだけ走ってもヤバいレベルのハイグリップ。

このタイヤ、本当に凄いと思いました。
来シーズンはひょっとすると1セット… いやいや高価過ぎますから(自粛)。


さて… 昨日の5月1日にタカタを走ったばかりですけど、
何だか、明日の午前中もタカタに行ってしまいそうな予感です(爆)
以前からお会いしてみたかった方とやっとタカタをご一緒できそうですし、
明後日は阿讃の走行会に行くことにしちゃったので、
予約状況とか考えますと、明日のタカタがかえって楽な気がしてきたもので。。。

明日、タカタでお会いする皆様、宜しくお願い致します。
また、明後日の阿讃でお会いする皆様も宜しくお願い致します。
Posted at 2017/05/02 23:05:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ
2017年02月26日 イイね!

タカタサーキット(26回目)

タカタサーキット(26回目)現車セッティング後の初走行は先週の阿讃サーキットでした。
ストレートは以前よりもノビるようになったものの、
稲妻マーク消えかけの07RSが全く食いつかず、
阿讃での自己ベスト更新は成らず… でした。
それでも自己ベストの0.02秒落ちは出ていましたから
タイヤさえ食ってくれればベスト更新は出来そうだったんですが。


それから数日後、こっそり購入して隠し持っていた(?)新品のZESTINO GREDGE 07RSに換装、
本日はタカタサーキットの自己ベストを更新すべく夜明け前からタカタへ☆

ZESTINO GREDGE 07RSはとにかく熱入れが難しいんですが、
コースレイアウトや路面μの高さから、
その相性は阿讃よりもタカタの方が圧倒的に良いと感じていました。
それならば、先ずはタカタから自己ベストを更新してやろうと(笑)

昨年12月に7部山のZESTINOで出した自己ベストが 58.087 でした。
新品ZESTINO & 現車セッティングの効果により 0.3~0.4秒は更新したかったので
本日の目標は 57.7秒あたりに設定していました。



さて、タカタに到着してみると路面ドライ & 気温5℃程度 & 低湿度の好条件。
いそいそと走行準備に入ります。



いつもの儀式も忘れずに実施☆


来場台数の多さから班分けしての走行となります。

先ずは一枠目、新品ZESTINOにじっくりと熱入れをすべく慎重に走る… 予定でしたが、
インラップの次周には強いグリップ感が☆
タカタサーキットとZESTINO GREDGE 07RSの相性は本当にバッチリみたいです (^^;

3周目、かなり軽目のアタックしてみると 57.958 が出ました。
(かなりアッサリと 58秒の壁を突破)

とまれ、部分的な熱入により新品タイヤが偏摩耗することを避けるべく、
その後は慎重に熱入れラップを繰り返します… が、やはりガマンできずにもう一周だけアタック。
このアタックも少し軽目のものでしたが、それでも 57.672 が出てくれました。
(一応、本日の目標はクリアした感じに)
ここで一枠目はタイムオーバー。

ちなみに走行直後の温間内圧は、左フロントだけが2.4で残り3本が2.3となっていました。
冷間内圧をフロント 1.9、リア 2.0でスタートしていたんですが、概ね狙い通りの温間内圧に。



取り敢えずの一枠目、まだまだ攻め込め余地を残しての上記タイムでしたから、
二枠目はガッツリいくぜ!! って気持ちが熱くなってきたところへ…
まさかの通り雨ならぬ 通り霰(あられ)が。。。
数分でウェットになりました(泣)



本日はもう撤収かな… とも思いましたが、
通り霰(あられ)なので数分で快晴に戻り、1時間程度でドライになってくれました(嬉)
(本当に中途半端なセミウェットだったので二枠目は走行せず)

ZESTINO GREDGE 07RSはなかなか熱が入ってくれないくせに
一旦熱が入ると2周とアタックせずにタレるようになります。
(そこそこのタイムであれば連続周回もできるんですが…)
とまれ、次の三枠目で本日ベストを狙いにいくことに。


若干の内圧設定の後、三枠目のコースイン。
2周を流した段階でグリップを感じるようになったので、3周目にアタック開始☆

どうだぁ… って感じで出たタイムが 57.392 でした。
目標を大きく上回り、前回までの自己ベストを約0.7秒も更新することができました(嬉)

備忘録としての走行動画もアップしておきます。
※Wヘアピンの一つ目、少し外寄りに置かれていたコーンに軽く接触しています… (恥)



その後のアタックでは思った通りにタイヤがタレてしまって、58秒前後のタイムが2周となりました。
本日のアタックは午前のみ… と決めていましたので、ここで本日の走行は終了。



一気に 約0.7秒 も更新できたわけですが、
後で走行ログを確認してみますと… 新品タイヤの恩恵よりも、
現車セッティングによるパワーアップが想像以上に効いていることが分かりました。

ご参考までに、昨年12月の旧自己ベスト vs 本日の新自己ベストのログデータ比較を貼っておきます。

赤が旧自己ベストとなる 58.087 のデータです(現車セッティング前 & ZESTINO 7部山)
青が新自己ベストとなる 57.392 のデータです(現車セッティング後 & ZESTINO 10部山)



(注意 : 本日データの3コーナー出口の部分のデータが若干変なことになっています)

先のブログでも書きましたが、
現車セッティングにより3速の中高回転、そして4速のノビが大幅に向上しました。
上のグラフにて、その効果がとてもよく分かると思います。



さてさて、最後に現地で取り外した新品ZESTINO GREDGE 07RSの「使用後」の画像をば。


【タカタでは最も負荷のかかる左フロント】


【タカタでは2番目に負荷のかかる右フロント】


【タカタでは3番目に負荷のかかる左リア】


【タカタでは最も負荷の低い右リア】

本格的にタレる前に走行を切り上げたおかげもあって、
いつぞやのドロドロ状態には程遠い感じにとどまってくれました。
ちなみに、アタックらしいアタックは5周だけだったんですけど (^^;

本日ご一緒した皆々様、絡んで頂いて本当にありがとうございました。
また是非ご一緒させてください(^^)


さてさてさて、次に良コンディションが期待できそうな週末は、再び阿讃へ登山する予定です。
ホームコースで自己ベスト更新するべく、まだまだ足掻いて(あがいて)みまっす☆
Posted at 2017/02/26 21:21:18 | コメント(9) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ
2016年12月18日 イイね!

タカタサーキット(25回目)

タカタサーキット(25回目)ZESTINOを履かれているS2000やGC8がタカタに集結、
壮絶なタイムアタックバトルを展開すると耳にしまして
2週間ぶりにタカタサーキットへ行ってまいりました。

天気予報では、お昼からの気温は高いものの、
朝からドライで走れる感じでした。
ベスト更新を狙うぞ!!と早朝より広島入りです。


いつも通り、世羅からは下道でタカタに向かいますが、すこぶる寒くて良い感じです(笑)

ところが… タカタに到着してみると、まさかの路面ウェット&超のつく濃霧状態。
11時になっても霧が晴れてくれないので路面も思うように乾かず。。。

霧が晴れたら路面のドライアップに協力すべくコースにでようと思っていましたが…
そのままお昼になってしまいました。。。

午前だけの半日走行でベストを更新して帰宅…
そんな甘い考えでいたんですが見事に目論見は外れ。。。

しかしながら、ここで嬉しい誤算だったのが、
速い皆さんのウェット走行をじっくり見られたことでした。
見ているだけで申し訳ない思いもありましたが、
その分、速い方々の走りをガン見させて頂けました。
何せ(タカタに20回以上も走りに来ていて)、
今更ながらに自分の走行ラインの弱点に気付く機会を得ました。
これには本当に感謝でした。





さて、お昼休みに急速に乾いていく路面を確認、
紅い方も午後からは走る様子でしたので(?)、私もいそいそと走行準備に入ります。



前回に引き続き ZESTINO GREDGE 07RS (265/35R18) を履いてのアタックです。

前回のタカタでドロドロに溶けたフロントタイヤをリヤに、
比較的ドロドロ度(?)が低かったリヤタイヤをフロントに履かせます。
今回は温間内圧 2.5キロを狙って、冷間内圧を2.15キロに設定しておきました。

また、某S2000乗りな方の儀式をオマージュ、
ベスト更新へのゲン担ぎもさせて頂きました。



午後の1枠目、気温は12~13℃と高くなってしまいましたが、
路面はマダラにウェット箇所が確認できる程度に回復。

さて、一度溶かした07RSはコースイン直後は全くグリップしないと聞いていたので、
慎重に熱を入れていきます。
実際、インラップはツルンツルンな状況でした。

それでも2周目後半にはグリップ感が出てきたので3周目にアタック開始。
1コーナーと3コーナーの手前の制動箇所で一瞬ウェットの部分がある為、
思ったよりも早くABSが作動してしまう状況ながら、先ずは 58.833 をマーク。

一周のクーリングを挟む僅かな時間で路面が更に乾いていくのを確認、2回目のアタックに入ります。
前回の走行にて攻めっ気が少な過ぎるかな… との自己反省もありましたから、
けっこうガッツリ攻めてみて、その結果がベストまで0.1秒以内となる 58.301 でした。
ここで1枠目を終了。
すぐに内圧を確認すると、フロントが2.6前後、リアが2.5前後になっていました。
ちなみに、内圧は上がっていましたが、タイヤ表面はそれほど熱が入っておらず、
前回のようなドロドロ状態ではありませんでした。
(一旦ドロドロになると、そこからは少し安定するのかな?)


午後の2枠目、日向の気温は15℃近くとなりましたが、路面は完全なドライに。
タイヤは微熱が残る程度だったところへ4輪を2.15キロに設定、コースに出ます。

もっともっと攻めっ気を出してもタイヤが応えてくれそうでしたので、
軽いアンダーが出てもきにせず、(自分的に)オラオラで攻めていきます。

アタック1周目でベスト更新となる 58.160 をマーク。
タイヤ的にもう一周はアタックできそうでしたので、1周のクーリングを挟んでアタック2周目に。
ところが3コーナー進入で全く止まらず、サイドを引いて何とかコース内に留まる感じに。
どうやら、2コーナーで縁石を踏んだ際、ノックバック症状が出ちゃったみたいです。
ダフリを入れるのを完全に忘れていました。。。

既にタイヤの美味しい状態を過ぎたかな… とも思いましたが、
ここで攻めないと本日の更なるベスト更新は難しいと思われ次周で再アタックに。

けっこうアンダーも出ましたが、かなり(自分的に)イケイケで攻めてみて
更にベストを微更新する 58.087 を出すことができました。

そのまま2枠目を終了。
タイヤの内圧を確認すると、フロントが2.5キロ強、リヤが2.5キロちょうどくらいでした。
タイヤ表面は1枠目終了後と同じくドロドロ状態まではいかない感じでした。

2枠目走行終了時、ブレーキにジャダーを感じましたし、タイヤ的にもキツそうでしたので
本日の走行終了としました。

以下は2枠目のアタック2周の走行動画となります。
自分的に記録として残しておきたい箇所があったため、
今回の動画は2ラップ構成にしてあります。



今回、タイム的には微更新でしたが、今更ながらにコース攻略の工夫代を確認することができました。
次回走行以降、更に精進したいと思います。



とまれ、大変に楽しい時間を過ごすことができました。
やはり、タカタサーキットでタカタフリークな皆さんと過ごす時間は最高です☆
当日にお相手して頂きました皆様、本当にありがとうございました。

そうそう… 書き忘れてはいけません。
当日、紅い方に初めて勝つことができました!!

同じZESTINO GREDGEで、紅い方が07RR、自分が07RSと…
実にアンフェアな勝負ではありましたが(ついでに、タカタの来場回数は私が5倍)、
勝てたことは素直に嬉しかったです!!!
(次はいつ勝たせてもらえるでしょう…)

Posted at 2016/12/19 23:31:27 | コメント(13) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ
2016年12月04日 イイね!

タカタサーキット(24回目)& 新タイヤレビュー

タカタサーキット(24回目)& 新タイヤレビューやっと冬らしい気温になってきました。

ぼちぼちと 『好タイムが出た!』 なんて話も
聞こえるようになってきた今日この頃、
皆さん、ステキなカーライフをお過ごしでしょうか。



阿讃の走行ブログをZESTINO Gredge 07RSのレビューを交えつつ書こうとした前回のブログ。
コースインのところで中断と言う… 実に中途半端な状況でしたが今回はその続きを書こうと思います。

ちなみに、タイトル画像は阿讃到着時、ピットロードにポツンと放置されていたEK9のものです。
拝見したことのあるEK9でしたからオーナーはすぐに分かったんですけど…
2時間くらい画像の状態で放置されていたので 『何があったの?!』 って超心配になりました(^^;

EK9のオーナー様、決勝まで約一週間になりましたね。
応援に行けず恐縮なんですが西の空よりご健闘を祈ってます。
頑張ってください☆





さて、1コーナーやM字(特に最後の左)、コークに最終コーナーと、
各コーナーのクリップ前後に水パッチが残る状況でした。
全開で走れない懸念もありましたが、 新タイヤを試したい誘惑に勝てず1枠を走ることに。

尚、新タイヤ(ZESTINO Gredge 07RS)の冷間空気圧ですが、
ZII☆を履いていた時に近い設定として、フロント 1.9キロ、リヤ 2.0キロとしておきました。



剛性が高くてヨレの少ないイメージを持っていましたし、
また、他の方が同じGredgeの07RRで走られているを見ていて、
熱の入りが遅く、内圧の上昇にも時間がかかる印象を受けていました。

そこで、温間空気圧がZII☆の美味しい設定(2.2~2.3キロ程度)よりも若干低くなる様に、
内圧上昇には時間がかかるであろう事も視野に、
上記の通り敢えてZII☆と同じ冷間空気圧を採用してみたわけです。

さて、コースイン後、じわじわとペースを上げつつタイヤに熱を入れていきます。
4周くらい流したところでグリップ感が出てきたので軽いアタックに入ります。

ところが…
ブレーキがヤバいくらい効かず、
また、水パッチが予想以上に邪魔をしてマトモなアタックになりませんでした(^^;

パッドを交換してから最初のサーキット走行だったんです。
事前にしっかり焼入れしたつもりだったんですけど、アタリが出ていなかったみたいです。
特に2コーナー手前では全く止まらず、何度もサイドを引くハメになりました。。。

水パッチの方は、M字後半の左とコーク、そして最終コーナーのものが絶妙な位置にありまして、
クリップを過ぎたあたりで大カウンター大会を楽しむことになる始末。

結局、進入も脱出も甘々で走らざるを得ませんでした。
気温が高いこともあって、少しまともに走れた周回も44.8~44.9秒程度しか出せず(^^;

ともあれ…
次回の参考とする為、タイヤの熱・内圧の上がり方とグリップ感の変化を確認するため、
クーリングも含めて15周程を走って当日は終了となりました。



上記の通り、甘々な15ラップ程の周回ではありましたが、
当日を走ってのZESTINO Gredge 07RS (265/35R18)に関するレビューは次の通りです。

①初期応答性が極めて悪い?(保留)

総じてアジアンタイヤ全般に言えることだと思いますが…
国産ハイグリップラジアルに比べると、ステアを入れ始めた際の応答性が極めて悪いです。

コーナー進入時、フロントタイヤのグリップと相談しながらジワーっとステアを入れていくわけですけど、
かなりの舵角にならないと鼻先が入っていきません。

ちなみに、当日はそのままZESTINOを履いて自宅まで帰ったんですが、
街乗りでも小舵角時の応答性が悪いのが気になりました。
とにかく初期応答は極めてダルなタイヤだな… という印象だったわけです。

ただし、内圧を上げていけば異なる特性が出てくる可能性もありますので、
ここでは結論は出さず、次回サーキット走行時の確認項目として保留することにしました。

②高い横グリップ

初期応答は非常にダルなんですが、一旦旋回を開始するとヤバいくらい横に粘りました。

ステアをジワーっと入れていく際、
上記の通り初期応答がダルかったので進入開始時には 『 曲がらない?! 』 ってなるんですが、
そこから大きくステアを入れると 『 曲がるぅ!! 』 って感じになって…
何とも不思議なフィーリングでした。
ますます上記した内圧を上げての走行をしてみたくなりました。

NANKANG NS-2R (TW80)とは比べるまでもなく、
純粋な横グリでしたら、おそらくDUNLOP ZII☆の285/30R18よりも上と感じました。

ちなみに縦グリも低くはない印象でしたが、甘々な脱出しかしておらず判断材料不足となりました。

③熱・内圧の上昇は思った以上に早い(遅くはない)

前述の通り、冷間内圧をフロント 1.9キロ、リヤ 2.0キロにコースに出ました。
クーリング及び甘々な走行約15周を終えた直後の温間内圧は、
フロント 左 2.3キロ / 右 2.4キロ、リヤ 左 2.3キロ / 右 2.3キロでした。

ZII☆ほど初期から熱・内圧が上がってくれるわけではありませんが、
熱・内圧共に思った以上に早く上昇するようです(走り方やコースのタイプに大きく影響されますが)。

④対磨耗性は良くはないが未知数

甘々なアタックしかしていませんので、ガッツリとタイヤを使って走れてはいませんが、
以上の走行を終えたタイヤ4本の画像を以下に貼っておきます。


【右フロント : 阿讃では(私の走り方ですと)一番負荷が高いタイヤになります】


【左フロント : 阿讃では(私の走り方ですと)三番目に負荷が高いタイヤになります】


【右リヤ : 阿讃では(私の走り方ですと)二番目に負荷が高いタイヤになります】


【左リヤ : 阿讃では(私の走り方ですと)一番負荷が低いタイヤになります】

甘々な走りしかしていませんので、リヤが全然使えていないのが分かって頂けると思います。
リヤの磨耗状況は参考にならないにしても、右フロントの状況から低いTWはダテではなさそうでした。



さてさて、こんな情報だけでは(何より私自身にとって)まともなタイヤレビューになりません。
阿讃とタカタの占有予約の入っていない週末をチェック、数日前に今度はタカタを走ってきました。

以下、タイヤレビューを交えてのタカタ走行について書きたいと思います。

当日は早ければ朝9時位から雨が降るかも・・・ って天気予報だったんですが、
今回もまた新タイヤを試したいという誘惑に勝てず(笑)
1時間でも走れれば・・・ という思いでタカタへ。
路面のキレイなタカタであれば、ノイズの少ないタイヤチェックができるだろうとウキウキでした。

結局、11時くらいまで天気はもってくれて、2時間程度をドライで走ることができました。
4班に分かれての走行になりましたので、実際にはドライにて3枠を走ることになりました。
お昼には下の画像の様に、土砂降り状態になりましたが(^^;



そうそう、当日はVABでタカタを走られている ひろぽんさん が見学に来てくださいました☆
若い方なんだろうなってイメージはしていたんですが、予想を超えた若さに驚かされました(笑)

とってもカッコいいVABも拝見できましたよ。



殆どノーマルのVABでありながら、数回のタカタ走行で既にタイムは62秒をきられているとか。
若いながらもVBAのオーナーとして本気でサーキットを走られている・・・
素晴らしいと素直に思いました♪



さてさて、先日の阿讃走行を踏まえて
走行前の冷間タイヤ内圧をフロント 2.3キロ、リヤ 2.4キロに設定してコースに出ます。
温間で4輪が2.6~2.8キロくらいになることをねらってみました。
前回の阿讃走行から初期応答性が向上、それでいて高いグリップを発揮してくれれば・・・
という思いでした。

さすがにインラップは大人しく走ってみますが、のっけからグリップが出ている感じです。
次周では部分的にですが進入・脱出共に軽く攻めてみますが、既に 『準備OK』 になっていました♪

インラップを含めて3周目には少し控え目でにですがアタックに入ってみます。

いきなりですが、ZESTINO Gredge 07RS は 『 鬼グリップ 』 でした!!!

進入ではグイグイと頭が入っていきますし、脱出でも殆どテールは出ません。
シーズンに入ったばかりでリハビリ状態の自分のドライビングでは限界が分からないレベルでした。

概ね四輪がベッタリ路面に貼り付いた感じなんですが、
進入姿勢さえ作ってやればそこからはアクセルをガバっと開けても
ヌルヌル~ってフィーリングが持続して簡単にコントロールもできます。

前回は大いに不満に思った初期応答性のダルさも、高目の内圧にしたらビンゴ!!
進入時のステアリングインフォメーションが段違いに改善されました。
僅かな舵角でもちゃんと鼻先が反応してくれる状態になりました。

3周目に少し控え目に走ったアタックにて簡単に59秒フラットが出ました。
『 あんな走りで 59秒フラットが出ちゃうの?? 』
と言うのが素直な感想でした。
尚、その後のアタックは58秒台後半が続いて1枠目は終了ということに。

ピットに戻ってすぐに温間内圧をチェックしてみます。
フロントが左右共に 2.7キロ、リヤが左右共に2.6キロでした。

続いての2枠目ですが、敢えて内圧調整を行わず、約30分後にコースインしました。
前述の通り、シーズンに入ったばかりで乗れていないながらも
のっけからアタックに入り、自分なりに頑張って攻めてみた結果が当日ベストとなる 58.674秒。

そのベストラップの車載動画をアップしておきます。



横も縦もグリップが余っている感じなんですよねぇ(^^;
(とまれ、このタイヤのグリップに慣れて、もう少し気温が低ければ自己ベスト更新もできるかも☆)

さて、1周のクーリングを挟んでアタックを続けてみますが、
フロントが逃げるようになってきてアンダー気味に。
タレてきた感覚と内圧が上がり過ぎた印象でした。
ピットに戻って再度の温間内圧チェックを行うと、
今度はフロントが左右共に 2.85キロ、リヤが左右共に2.75キロでした。
どうやら2.6~2.7キロ位の温間内圧設定がこのタイヤと自分の走りに合っているようです。



この後は、いつ雨が降ってきてもおかしくない状況になってきましたので
個人のアタックは終了、助手席を取り付けなおし ひろぽんさん を横に乗せての同乗走行に。
(ひろぽんさんに参考になる同乗走行になったなら良いのですが)

とまれ、この同乗走行の枠が終わったあたりから雨が降り始めたので、
色々と良いタイミングでした(^^)

さて、今回のタカタ走行(※)を終えてのZESTINO Gredge 07RS(265/35R18)の再レビュー下記します。

(※)個人でのアタックが約6~7周、同乗走行でのアタック(59秒台半ばの周回)が3周。
   以上の計10周のアタック走行を行った上でのレビューです。

①タイヤ温間内圧は(自分としては)少し高目の2.6~2.7キロ位が良い

低い内圧では初期応答がダル過ぎる傾向。
2.6~2.7キロの(自分としては)少し高目の設定であれば不満に思うダルさは感じられず。

②鬼グリップ

ラジアルとして使ってOKなのかな・・・ と思ってしまえる位に鬼グリップだと思います。
少なくともDUNLOP ZII☆の285/30R18よりもグリップ力は上と感じています。
縦も横も各々がハイグリップなわけですが、縦から横への変化にも寛容な感じで無理もきくと思います。

グリップ面での総評になるかもしれませんが、
かなり簡単にタイムの出せるキャラとグリップ力と思います。

③熱が入った後は2~3周目にはタレが出る

焼肉やお鍋のタレではありません (スイマセン

一旦熱が入ると、そこそこ早くタレが出る印象を受けました。

1時間くらいの休憩では表面はネチョネチョのままなんですが、
走行後40分くらいでフロントをスロープに載せてジャッキアップすると、
スロープがタイヤに貼り付いて一緒にジャッキアップされるレベルです(笑)

このネチョネチョ状態でタカタを(自分の走り方で)走りますと、
2周目の後半あたりから少しタレを感じました。
タイムを出すなら(他のハイグリップラジアルでも似たようなものですが)
軽くない車両の場合、基本的には1発勝負と思います。

④対磨耗性はグリップ力から 『お察し』 のレベル(溶けまくりです)

先の阿讃走行後と同様、走行後の4輪についてタイヤの画像を貼っておきます。


【右フロント : タカタでは(私の走り方ですと)二番目に負荷が高いタイヤになります】


【左フロント : タカタでは(私の走り方ですと)一番負荷が高いタイヤになります】


【右リヤ : タカタでは(私の走り方ですと)四番目に負荷が高いタイヤになります】


【左リヤ : タカタでは(私の走り方ですと)三番目に負荷が高いタイヤになります】


以上の画像、いかがでしょうか?
タイヤカスの出方、付着量がとんでもないことになっています。

減り方も特徴的で、タイヤパターンやタイヤサイドの角は殆ど落ちず(欠けず)、
全体が一様に溶けていきます(溝が浅くなります)。
左フロントに履かせたタイヤは明らかに浅溝になってしまっていて、
凄まじい減り方なのが分かります。
前後ローテーションしないと、下手したら走行会2回はもたないかもしれませんね。

ちなみに、参考情報ですが私のGVBはフロントが約4度、リヤが1.5度程度のキャンバー設定です。

あと、こんな画像も撮っておきました。



走行直後のフロントタイヤ内側です。



スロープが貼り付いた跡も確認できますね(笑)

国産ハイグリップラジアルよりも安価であるとは言え、磨耗レベルが凄まじいです。
速さ(タイム)に対するコスパは極めて高いと言えますが、
走行量に対するコスパは高くないと思われます。


さてさて、ZESTINO Gredge 07RS (265/35R18)のレビューは以上なんですが、
更に値段が安くてTREAD WEARが180となる07RRも試してみたくなりました。

とまれ、今シーズンも週末のサーキット走行を楽しんでいこうと思います。

阿讃・タカタと当日にお会いできた皆様、
今シーズンにご一緒することになる皆々様、
ありがとうございました & 宜しくお願いいたします(^^)
Posted at 2016/12/08 22:55:56 | コメント(9) | トラックバック(0) | タカタサーキット | クルマ

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