
今回履き替えたアルミホイールの紹介です。
共豊 ザインEKというホイール。
名古屋市に本社がある共豊コーポレーションが販売元で、製造が日本3大アルミホイールメーカーのエンケイです。
共豊コーポレーションは古くからエンケイ製品の販売を手掛け、深い関係にあります。
このコンビと言えば、
西部警察で有名ですね。
さて、ここでアルミホイールに製造にちょっと触れます。
アルミホイールは大きく分けて2種類。
まずは、鋳造。
溶かしたアルミを型に流し込んで整形するので、多彩な形状が製造でき、しかも大量に生産出来るので、安価に出来ます。
代表的なのは、純正アルミホイールや大陸製品。
軽量であるはずのアルミホイールが純正は強度を妥協出来ないので、かえって鉄ホイールよりも重くなることもあります。
大陸製品は強度を無視して軽さを売りにしているにですが、やはり強度が…
もう一つは、鍛造。
鍛造は字のごとく、叩いて鍛えながら整形します。
刀鍛冶を思い出すとわかります。
叩いたり圧力をかけて整形するので、非常に繊細な技術が必要。
ですが、整形しにくく、形に制約があるのが難点。
しかし、強度は強いです。ですが、重くなりがち。
鍛造は高い技術が必要なことから、数えるくらいしかありません。
代表的なのは、BBS、レイズ、ワーク。
エンケイは軽くて強度があるのを目指して、MAT製法を確立。
これは、リムを圧延するフローフォーミング製法。
いわば、鋳造ですが、リムは鍛造技術で強化した製品。
鋳造と鍛造を組み合わせた製法です。
これは高くなりがちですが、この優れた技術でコストパフォーマンスを目指したのがこのザイン。
エンケイの高い技術がお手頃価格で手に入るのでこれにしました。
安価なので、スタッドレスタイヤセットで見られて、何も考えずに買った人が、実はエンケイ製造だったと驚いている人が多いようです。
Posted at 2025/07/07 19:15:18 | |
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