
国道よりも、日本中細かく走っている都道府県道。
現在の路線番号に制定されたのが、1972年(昭和47年)から1973年(昭和48年)にかけて。
その後、新しい道路建設で番号が増えることもあれば、路線廃止や統合、国道へ昇格や市町村道へ降格など、番号がなくなる路線もあります。
路線が減ることは、最近でもありますが、増えることは、平成に入ってからは殆どありません。
しかし、鹿児島県は平成に入っていくつかあります(爆)
今回はそれを紹介。
鹿児島県道552号、鹿屋串良インター線
実はこの県道。2年前に開通した、東九州道と鹿児島県管理の大隅縦貫道のジャンクション付近に作られた、細山田インターへの接続道路。
路線名からもわかるように、最近出来上がった新たな県道。
しかし、ここで疑問が…
鹿児島県道は631まであります。
普通ならば、631以降の番号割り振りのはずですが、552とはどういうことか?
実は、鹿児島県道は全ての番号の路線があるわけではなく、欠番がけっこう多い(爆)
路線廃止に伴う欠番が最近は多いですが、わざと欠番している番号があります。
おそらく、新たな路線制定のために、所々欠番があります。
路線番号は、地域ごとにまとめて割り振られているので、ある程度の番号のところで欠番をつくり、その地域で新たに県道が出来たら、欠番を割り振るということをしているらしい…
で、この鹿屋地域は、それまで550号、鹿屋環状線が一番大きい数字でしたが、いくつか新たに制定されたので、この数字らしいです。
うーむ、単なる番号割り振りではなく、よく考えられていますね。
道路は奥深いですね。

Posted at 2016/11/19 08:32:44 | |
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