
何度かに分けてブログを書くよりも、一度に書いてしまった方がラク(爆)と言うことで、長文でスミマセン(^_^;)
インテグラの燃料ポンプを交換して、一週間後に請求書が届きました。僕が持っている約8年前の純正パーツデーターでは、燃料ポンプ価格は27000円位になっています。
しかし請求書が届いてビックリ。値引きはしてくれてありますが、定価が41000円と大幅に値上がりしてました(爆) 完全に予算オーバーです(T_T)
メーカーの部品保持期限は生産終了後10年なんて言いますが、交換が必要になる消耗部品は10年経ってもしっかり出るようです。インテグラのミッション関係などは、生産終了10年以上経ちますが、大きな価格変化が無く現在でも供給されていますね。
さらにオーバーホールした時に使用したエンジン内部の部品も、多少の値上がりはしていましたが、モータースポーツでの需要も多いためか、問題なくすべて部品が揃いました。
部品によっては、かなりの値上がりをしてしまうようで、古い車の部品交換は、まずはリビルド品で探した方がよさそうです(^_^;) 想定外の出費でしばらくサーキット走行はできません・・・
サーキット走行は出来ませんが、車イジリは出来るので、足周りセッティングについて妄想したり、バネレートやアライメントの見直しをしています。 最近はデータロガーという便利な道具があるし、データーを公開されている方もいるので、そういった方のデーターを頂き、動画も一緒に参考にして分析させて頂いています。
速い人は何が違うかというと、足周りが優秀であると言えると思います。そのサーキットに合わせて特性が活かされたセッティングが出来ていると、自然とタイヤの使い方も上手くなっています。今更ですが、最近それに気付きました(爆) 良いパーツを使えば上達の近道になるとは良く言われますが、やっぱりそうなんですよね。
主に西浦にセッティングを合わせて走らせている方数名から、データーを頂いたことがあるのですが、速い方はコーナーリング時に、タイヤの面圧が上がるよう押しつけるような力がよく加わっていました。
一方、タイムが数秒遅い方のデーターを見てみると、タイヤを押しつける力が弱く、横Gは働いているのですが、前に進もうとする力に、その横Gを上手く変換することができず、縦グリップをあまり使えていないという結果でした。自分と同じ(爆) ただ、これはテクニックだけの問題だけではなく、足周りのセッティングも影響していると思われます。
例えて言うなら、消しゴムをテーブルに置いて横にズラせばグリップが発生します。ただ、消しゴムの表面の柔らかさによって引っかかり具合が異なります。次に消しゴムをテーブルに押しつけながら横にズラせば、表面の硬い消しゴムでも先程よりもグリップが発生すると思います。これがタイヤのグリップコントロールと同じです。
この仕事を車はサスペンションが行います。もちろん、ドライバーの意志によってコントロールされますが、良い足ほどグリップコントロールが容易に行えます。
「よく動く足」が良いと言われますが、この良く動く足というのはバネを硬くしてもあまり乗り心地が悪くなりません。ダンパーの減衰力が車の動きをうまく吸収してくれるからです。ただ、バネの硬さと減衰力の相性もありますので、バネばかり硬くしたり柔らかくすると、バネとダンパーの動きがバラバラになり、乗り心地が悪化することもありますし、ダンパーが底突きしてしまうこともあります。
このバネと減衰力の相性をしっかりセッティングしてくれるのが、ウデのあるショップです。減衰力と言っても、伸び側と縮み側があるし、ストロークスピードも変えることが出来るので、ウデのあるショップはドライバーの乗り方と、走るステージに合わせて上手くセッティングしてくれます。値段は吊しよりも高くなりますが、長く使えるし、ドラテク向上の近道になるのでオススメです。
自分はジムカーナスペックのサスペンションを、ミニサーキット用にバネレートと減衰を再セッティングしてもらった物を使っていすが、鈴鹿を走るようになってバネを硬くしました。この状態でミニサーキットを走らせると、減衰が硬すぎて車がロールしなくなってしまいバランスが悪いと言うことが分かりました。
やはりミニと国際の両立は難しいですね・・・その都度バネを交換すれば良いでしょうが、キャンバー角やアライメントの見直しが必要になりますので面倒です(^_^;)
あと、毎回サーキット走行時には、赤外線温度計を持って行き、タイヤの内、中、外と温度測定をして、減衰力調整やキャンバー角調整を行っています。タイヤの内、中、外の温度差があまり出ないセッティングが理想のようで、タイヤの温度も意識するようにしています。
レース屋さんにお世話になるようになり、ワンメイクの世界はテクニックが求められるため、考え方が少し変わりました。以前はタイヤなどパーツを新しくしてタイムアップをすることを目標にしがちでしたが、現在は乗り方をどのように変えてタイムアップを目指すか、また安定した走りができるかと言うことを追求したくなりました。
この方がお金がかからないですからね(^_^;) 「このタイヤで、よくこのタイムが出せるな」と言われる走りができるようになりたいです。
さて、最後はカングーネタですが、カングーオーナーにしか分からないネタです。スミマセンm(_ _)m
最近気付いたのですが、自分はオプションでLEDフットランプを付けました。コブラで施錠すれば、しばらくするとルームランプと一緒にフットランプも消灯するのですが、これを本国仕様で施錠すると、ルームランプ消灯後もフットランプがぼんやり暗く点灯し続けるのです。ルームランプのスイッチをオフにしておけばフットランプも消えます。
カングーの先輩オーナーのサイトに、、ルームランプのマイナス線は、ロック時に常時電源が流れるようになると書かれていましたが、おそらくそこからアースを取ってあると思われます。
インテグラのような単純な回路ではないのでよく分からないです(>_<) カングーの様々なオプションは日本向けに用意された物だと思われますので、本国仕様での動作確認など取っている訳ないですよね(^_^;)
まぁLEDに微電流が流れているだけでバッテリーへの影響は無いので特に問題はありませんけど。普段はコブラで施錠して、消灯させてますし。。。?
Posted at 2012/04/21 19:16:58 | |
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