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たっくん@S660のブログ一覧

2012年07月07日 イイね!

「ベストな妥協」セッティング

「ベストな妥協」セッティング暑くてインテグラに乗る気になりませんが、自転車には乗って遊んでいます(笑) ロードバイク乗りの方のように、一日100km以上走るようなことはしませんけど、浜名湖を一周したり、電車で輪行して、家まで戻ってくるようなことをしています♪それでも多い時は70~80km走っているかな。。

琵琶湖1周の計画も立てて準備は整っているのですが、この時期は天気がはっきりせず、なかなか実行に移せません。

ということで、次のサーキット走行に向けてデータロガーを解析したり、動画を見て妄想して過ごしています(笑)

そんな中、本屋で立ち読みしていたモータースポーツ誌に、セッティングについて興味深い記事が載っておりました。そこに書かれていたのはセッティングの方向性や考え方でしたが、自分の今までのセッティングの考え方に対し、見直しをさせられる内容でした。

その内容の一つは、タイヤの接地面についてでした。

今まで自分は、コーナリング時はなるべく4輪を接地させた方がグリップが増してタイムアップすると考えていました。しかしコーナーリングは左右のタイヤで抵抗に差を作ることによって曲がる物で、左右のタイヤの接地面にあまり差が無いと、逆に曲がりにくくなると説明されていました。

スキーをされたことがある方ならお分かりでしょうが、まず最初に習う「ハの字」で、右に曲がる時は、左足に力を入れると右側に向きが変わります。この際、左の足よりも右の足に力を入れてしまうとバランスを崩してしまいます。

雑誌に載っていたことが本当なら、このスキーのバランスは、サーキット走行時の車の両輪に似ている部分があるのではないかと思います。左右で面圧を変えることにより、曲がりやすくなるものだという理屈に今頃になって気づきました(^_^;)

スキー技術が上達してパラレルが出来るようになれば、片側の足だけでなく両足の力加減を調整したり、体を傾けたりヒザを曲げてバランスや荷重調整をするようになります。車で言ったら、この役割はバネレートや減衰力、キャンバー角 etc・・・に似ている部分かと思います。必ずしも4輪がガッチリ接地している必要は無いのかな!?と考えさせられました。

EF EG DC EK系のFF車は、ショートストロークのショックを入れるとインリフトしてしまいますが、インリフトは内側のリアタイヤが仕事をしていないので、良くないことではないかと考えていました。しかし、それだけ外側のタイヤに面圧がかかって路面に食い込んでいると言うことであり、それでリアがブレイクしなければ、それほどインリフトを気にする必要ないのかなとも思いました。

ただ、フロントのグリップが高すぎるとオーバーステアになるし、リアのグリップが高過ぎるとアンダーステアになる。前後ともセッティングが悪ければ4輪とも外に流れてしまうこともあるので、FFだからリアは転がしているだけと考えるのではなく、トータルバーランスで考えることが大切ですね。

コーナリングスピードを稼ごうとタイヤの接地面を増やせば、抵抗が増えて加速性能や最高速が落ちるということもあるし、鈴鹿のような長いコースなら、すべてのコーナーをベストなセッティングにすることは難しいです。。。

データロガーで自分の得意とするコーナーを見つけて、そこにポイントを絞ってセッティングするのも良いだろうし、逆に苦手な部分に焦点を当ててセッティングするのも良し。結局はどこかを妥協しながら最もベストなタイムを狙う必要があり、それを、「ベストな妥協」と雑誌では表現されていました。

ベストな妥協・・・なるほど!!


あくまで素人の考えでありますし、車両の仕様により条件は異なってくると思いますのでご了承下さいm(_ _)m
Posted at 2012/07/07 17:41:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドラテク・セッティングetc | クルマ

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