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「東京モーターショー2011」が開催されたからか、2009年の同モーターショー時にMr.Kこと片山 豊さんが会場に平井敏彦さんがいらっしゃると聞いて会いたいと言われたのを思い出していた。

フェアレディＺの片山氏とユーノス・ロードスターの平井氏の共通点。
不勉強な私には正直言っていまひとつピンとこなかった。

そんな折、WebＣＧの記事に片山氏の言葉を見つけた。

－以下引用－

「人類は長い間、馬と生活をともにしてきました。馬と移動することで、見たことのない景色や、新しい友人と出会うことができたのです」。

「ただし、馬はただの移動の道具ではありません。同じ屋根の下で暮らすという意味では家族ですし、一緒に敵と戦う時は相棒でもあります。そしてお腹が減ると蹄（ひづめ）をカンカンと鳴らして合図を送り、体を洗うと気持ちよさそうに寄り添ってきます。言葉は通じないけれど、そこにはコミュニケーションがあるのです」。

「クルマというのは、こうした馬に取って代わる存在です。便利ならばそれでいいという家電と違うのは、当然だと思いませんか？」

－引用終わり－

確かに私は

ロードスターのおかげで、見たことない景色や、新しい友人に出会うことができた。
私や友人達にとっては、ロードスターは家族でもあるし相棒でもあるだろう。
だから、クルマを洗ったり、ガソリンを入れたり、オイルを換えたり、メンテナンスをしたりもする。

遠出から戻り、クルマを降りたあと、運転席側のＡピラーのあたりを撫ぜた。
まるで長い距離を一緒に走った馬にお礼を言うように。
これはいつものこと。
だって相棒だからね。

気心知れた友人と旅をして
広島の主治医にロードスターをメンテナンスに預けて
岡山の日生にカキオコを食べに行って
夜は友人達とゲラゲラ笑って
翌日憧れの787Bがサーキットで走る姿を見て
帰りにロードスターを迎えに行って
自宅に戻りました。

こんなに楽しい週末。
生まれてきて良かったと思った。
※なんと大げさな。。。