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のか？

仕事を終えてからクルマを走らせる。
熊本まで。
幸いなことに目的の場所は20時まで空いているのだ。
やはり自分の目で見てみないと、と。

目的の場所が建屋の中の一角と思っていなかったので迷い込んだ路地の交番で場所を聞きました。
お巡りさん、ありがとう。
でも、コテコテの熊本弁。
同じ九州なので私はわかりますが、他の地域の方は少し理解するのに時間がかかるかもしれません。
もちろん、方言きらいではないです。(笑)

現代美術館、楽しめますね。
次に来る機会があったらもっとゆっくり楽しもう。

ばたばた走ってきた焦燥感と、見終わった後の思いが交錯する時間を館内のソファーで過ごしました。ちょうどバッハやショパンやサティ等のピアノの演奏も何気なくされていて、とても癒されました。
こんな時間はとても素敵です。
そして大事です。

覚悟を決めて



熊本ラーメンを食べました。

「覚悟を」という言葉で思い出しましたが、学生の頃に見た夏目漱石原作の「それから」の中で友人の妻役である藤谷美和子さんが「覚悟を、きめましょ」と松田優作扮する主人公に消え入るような声でつぶやくシーンは今でも忘れられません。

さて、なぜ私が「覚悟」を決めたか。

熊本ラーメンと言えば、マー油(にんにくを揚げた油)と焦がしにんにくがトッピングされます。
私、にんにくがダメなんです。
食べられないわけでもないし、好きなんですけど、間違いなくそのあとお腹をこわします。
要は腹をくだすわけです。←２回も言わんで良いっ！
なので、食べる時は覚悟を決めるのです。
そしてなぜかにんにくを食べるたびに前述の「覚悟を、、、」の台詞がアタマの中でループ再生されるのです。



停めたコインパーキングが判らなくなり、少し困りましたが、さすがにあの交番に恥ずかしくて聞きに行く訳にも行かないなあ、と。
うろうろしていたら、小泉八雲が熊本在住時に住んでいた住居を見ることが出来ました。
これはこれでラッキーでした。
確か夏目漱石も熊本と縁がありましたね。


※館内の写真は全てパブリックスペースです。

行こうかどうか悩みましたが
「悩んだらゴー」という栃木のＦさんの言葉を思い出しました。

もちろん諸々少し考えてから行動しないと、衝動だけで突き動かされるのは単なる子供のワガママと変わらないとかも思いながら、自分の過去含め色んな事を思い出したり。
色んな思いがアタマをよぎりました。

翌、金曜日は仕事(ピンチヒッター)で同僚と長崎へ。
仕事だけで帰るのは何だか寂しいので帰り道に中華街へ。



あの有名店ではなく、昔から好きなお店で。
お隣の中華麺屋さんで２人とも皿うどんの麺を買いました。
お店のおばちゃんいわく、長崎の街もかなり不景気らしいです。

あの長崎TRGからもうすぐ一年。
本当に早いものです。
ついこないだのように思い出します。
良い思い出です。