死に至る病

日曜日の朝早くに仕事で動いている私ですが、やはり早朝ドライブをしてる車をちょこちょこ見かける。空いている時間で、しかも爽やかな朝の空気も吸えるとあれば、夜よりもコッチの方が気持ちいいのかもしれないね。


走ってるのはたいていスポーツモデルかバイク。たまに一般車ドライブも居るが、数は少ない。そこら辺りは「走るだけの行為でも気持ち良くなれる乗り物か？」ってのも大きいと思う。早朝ドライブは気持ちいい。んで、乗り物側からも気持ち良くさせてくれるとあれば、相乗効果でルンルンになれるだろうしね。



で、早朝ドライブ（仕事）のトリを飾ったのが993型ポルシェターボ。なんで993型だと分かったかっていうと、ナンバーが993だった（笑）ポルシェファナティックでもない私が区別つくわけないし…。
しかし自分から「Fanatic」って言っちゃうあたり、ポルシェ乗りもイかれてるよね（褒め言葉）フリークス、ファナティック、言い方は色々だけど、熱狂的なのは伝わるよ。


で、このポルシェターボ、都道府県後の3桁が新しかったから最近買った車なんだろうけど、面白い乗り方をしてた。1〜3速は直ぐシフトアップして、4速の低回転からターボトルクを活かして加速させてた。なので、加速はゆっくり。どのくらいゆっくりかというと、ポルシェの前に居た初期型パッソが離れていくくらい（笑）。
オーナーの癖なのか何なのか分からないけど、トラクションコントロールの無いRRのターボカーとしては正しい乗り方かもね？特に雨降りとか。FD3Sとかでも雨の日に3速から踏み込むと横向くらしいし。ただし、エンジンにメチャ負荷が掛かるから、エンジンには良くない。



まぁパッソ、ポルシェ、キャンターでのゆったり田舎道ドライブは気持ち良かった。走るペースが私のバイオリズムに合ってたんだろね。前二台に合わせてカーブに入ったら、キャンターが旋回しなくて笑ったけど（笑）初期型パッソって何故かハンドリングがいいんだよね。スイ〜って曲がる。




ともあれ、早朝ドライブの方々は気をつけて楽しいドライブ時間をお過ごしください。私？早起きが苦手だから…（笑）





で、街行く車を眺めながら、ふと思った。

最近の車ってやたらエンジンに厳しいよね？

って。


最近の車って燃費向上が史上命題化してるから、色んなシステムが組み込まれてる。アイドリングストップ、直噴化、高圧縮、ギリギリの空燃比、外車だとここに確信犯的オイル喰いまで入る。
頻繁なアイドリングストップで燃焼状態は劣悪、直噴化でカーボンスラッジ出まくり、ノッキングしまくりでリタード掛けまくりの空燃比、エンジン開けたら泣けてくるヨゴレなエンジン。明らかにメーカーは、その車を長く乗せさせる気が無いよね。てか、燃費もカタログスペック出るのは最初の車検までだと思う。エンジンオブザイヤーに選ばれたこともあるうちの初期型パッソ、燃費良かったの4〜5年やった。最初はリッター16走ってたのが、今では良くて12。プラグ変えようがエンジン洗浄剤入れようが何しようがダメ。ついでに言うとATミッションとのマッチングが取れてなくてギクシャクするし、ディーラーオイル入れるなら交換サイクル三千キロを守らないとブローすることもある（ディーラーメカ情報）という笑えるクズ鉄。


車好き最右翼のポルシェ乗りですら、最新→空冷に車がシフトしていくみたい。確かに今日見た993は興味無い私から見てもカッコいいと思うし、味があるのだろう。人間って大味というか、余裕があるものに惹かれるのかね？
最新のポルシェから旧型車へのシフト。ポルシェ乗りの人達はそれが異端であると分かっているんだろうね。自分が変わってるって疑問に思ったりするのかな？思っててもやるから「Fanatic」なのかもね？






動画↓ST205のラリーカーが未だに走ってるのを見ると嬉しく思う。ケルンナンバーの正規グループA車両っぽい。セリカのラリーカーってほぼ全てがグループA車両で、そのほとんどがケルン製（TTE製）でグループNはほぼ存在しない。何故なら、グループNで戦うならエボインプに性能で勝てないと分かってるから。