ローダウンスプリング装着 フロント編①/③
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回は純正のダンパーに社外のローダウンスプリング装着の解説です。
※装着する車両はL175Sの標準MOVE(ABS無し)です。
その為、カスタムの場合に装着されるスタビライザーや、純正HID装着車両の光軸調整用リンクに付いては触れておりません。
それらの詳細についてはカスタム用の記事を参考にしてください。
まず必要なものですが、作業をやり易くしたり、タワーバーが付いているとそれを外す工具(10mm、14mmやヘックスレンチ等)が必要になりますが、単純にサスペンションを外すだけで考えれば、17mmと12mmのソケットと、差込角が同サイズのラチェット、スピンナハンドル、5cmのエクステンション、17mmと12mmのメガネレンチが必要です。
それからスプリングを外すのにスプリングコンプレッサー(画像右)と、インパクトレンチ(画像左)があると作業はとても楽になります。
インパクトレンチはシガーソケットから電源を得て使用するものですが、これは足回り交換に威力を発揮しますので、安価なものでいいですから1つ持っているとかなり重宝します。
2
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カウルトップパネルを外したら、作業しやすいようにエアコンパイプ固定のステーや、バッテリー固定のステーを外します。
ストラットタワーバーが付いている場合はそれも外します。
※いろいろ外す過程で工具などがバッテリーのマイナス端子に触れてショートする可能性があります。
不安な場合はバッテリーを外すか、端子を絶縁してください。
4
作業をしやすくしたら、サスペンションのアッパーマウントをボディに固定しているナット2個を12mmで緩めます。
※この段階ではナットを緩めるだけでまだ外しません。
インパクトレンチが無い場合は、この時点でダンパーとアッパーマウントを固定しているナット17mmを軽く緩めておきます。
(画像下)
インパクト無しで作業する場合、ここで緩めておかないと少々面倒になります。
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左右のサスペンション固定ナットを緩めたら、タイヤのナットを緩めてジャッキアップします。
標準MOVEには関係ないことですが、カスタムの場合はフロントにスタビライザーが装着されているグレードがあります。
スタビライザー装着車の場合は、片輪をジャッキアップした場合、スタビライザーが捻じれて反発する為に、サスペンションが抜けなくなります。
その為、スタビライザー装着車はフロアジャッキで両輪を上げる必要があります。
両輪上げる場合は、必ずサイドブレーキが引いてある事を確認し、リジッドラックも併せて使用してください。
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タイヤを外したら、ダンパーにブレーキホースを固定しているネジ1つを12mmで外します。
※車両はABS無しです。
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ダンパーとナックルを固定しているナット2つを17mmで外します。
ここはかなり固いと思われますので、インパクトレンチの出番となります。
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インパクトレンチなら一瞬で外れます。
ローダウンスプリング装着 フロント編②/②へ続く。
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