カスタムRS用スタビライザー取り付け③/③
1
ギアボックスの固定ボルト外しは、狭い範囲をロングストレートレンチや薄型のラチェットなど、いくつかの14mmを駆使して外します。
ここの固定ボルトに関しては完全に外してしまいます。
2
以上でメンバーを外す為の下準備は終了です。
これから先ほど緩めたメンバー下の17mmを4つと14mm2つを外していきます。
メンバーはこの6個のボルト以外にもエンジンマウント部やロワアーム部で車体に固定されているので、外れて落ちる事はありませんが、ボルトを抜くごとに重さでメンバーが下がってくるので、その感触を確かめながらゆっくりボルトを外していきます。
重さでメンバーが下がってくると、対角のボルトは外しにくくなるので、メンバーにフロアジャッキやミッションジャッキをかけて持ち上げた状態でボルトを全部外し、それからゆっくりジャッキを下げていくのがいいでしょう。
そうするとメンバーが下がって隙間ができます。
画像ではすでにスタビライザーが入っていますが、この隙間からスタビをメンバー上に通します。
3
スタビのエンド部はロワアームの上、タイロッドとドラシャの下を通ります。
4
メンバー上にはスタビライザー用のネジ穴が切ってありますので、ブッシュとブラケット位置を合わせて付属のボルトで仮締めします。
※まだダンパーと連結していない為、仮締めです。
5
スタビバーを仮締めしたらメンバーを持ち上げて、またボルトで締め付けていきますが、結構重量があるので人力で持ち上げながら穴位置調整は厳しいと思います。
外す時と同様に、メンバーにジャッキをかけて油圧で持ち上げ、穴位置を調整してボルトを挿し込んでいきます。
(※画像はメンバーを持ち上げようとして撮った画像ではありません。このときの画像を撮り忘れた為、イメージとして近い画像を使っています。)
このとき、まだメンバー下部の17mmと14mmは本締めしません。
ボルトが抜け落ちない程度に仮締めしたら、先にギアボックスの14mm4個を本締めします。
先に下部を本締めしてメンバーを上にガッチリ固定してしまうと、外すときにも苦労したギアボックス固定の14mmが締めづらくなります。
ギアボックスを本締めしたら、ジャッキでメンバーを押し上げた状態から、メンバー下部のボルトをしっかりと本締めする事を忘れないようにしてください。
締め付け確認したら最初に外したマフラーやキャリパー等を元通りに組み付けて行きます。
6
ターボ用ダンパーのブラケットにスタビリンクを挿しこみ、ナットで締めます。
7
そしてスタビリンクとスタビエンドを連結させますが、この時の作業は必ずフロアジャッキなど使用して、両輪が上がっている状態から行います。
穴位置が合わない場合は、スタビをネジって穴位置を調整します。
8
連結できたら、仮締めのままだったメンバー上のスタビブラケット(画像4)を本締めします。
最後に各部締め忘れがないか確認して終了です。
※サスペンション以外にもサブフレームを外していますので、締め忘れやトルク不足がないように十分気をつけてください。
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