
想像以上に良かった旅館の和泉屋をあとにして、今日はこのまま帰らず家と反対方向の六日町に向かう。目的は八海山の麓でそば打ち体験をする為。自分は過去に何回かしているので子供にも体験させてあげようと思いついた。本当は有効期限間近のじゃらんのポイントとリクルートが1000ポイントくれたのでポイント消化の為なんだけど。
自宅から高速も主要国道も使わず、土手沿いや山の道を走っている感じだけど車も信号も少なくてドライブが楽しい!ピカソのディーゼルは坂道でも余裕なので、やっぱりトルクがあるのはいいなぁ~と思う。燃費も軽油で15km以上を表示しているので高騰しているガソリン代も気にならない。しかし今の単価だとディーゼルでも10km/100円って高過ぎ!
天気も良い中、気持ち良く走って1時間ちょっとで目的地の「レイホー八海」に到着。本来だと受付は10時半だったが事前に連絡をして相談したところ、快く11時半に変更してくれた。
子供は初めてのそば打ち体験。先生は県知事認定の方らしい(よくわからんけど)。当然よそと同じように1人1人で各自のそばを打つ思っていたのにここは4人1組で作るらしい。どうりで体験料が安い訳だ。自分だけのそばを打てないなんてちょっとしらけるし、そう考えないのかな?と思う。
これでは子供優先でさせるしかないが自分は過去に福島県で体験済みだし、半分はポイント使っているので子供が楽しければそれで良いけど。
出来上がったものは実食分と持ち帰り分に別けて、茹でてもらい早速試食。ここのそばは水を使わず、つなぎに布海苔を使う。食べてみると腰があるというか固く、そういうものらしい。自分は固い方がは好きなので味も含めてOK。イメージとしては山形県天童の十割そばに似ている。茹で時間を長くすれば柔らかくもできるそうだが味が薄くなるらしい。ここで先生vs自分達で作ったものを食べ比べできるが、美味しさの9割はそば粉で決まると前に聞いた通りにはっきり言って差は無い感じ。
そば打ちを終えたあとは真っ直ぐ帰るつもりが車内のテレビで偶然、十日町にマリオ公園がある事を知る。六日町と十日町ってどのくらいの距離だっけ?調べてみると30kmくらいで帰りのルートから少し外れるだけ。子供も行きたいと言うし行って見る事に。
通称マリオ公園といわれるここは「桂公園こどもランド」が正式名称みたい。ただ一瞬見ただけでショボいのが分かり、来なくても良かったかな?と思う。(苦笑)
せっかく来たのでゴーカートに乗って帰るか。よく見るとマリオのデザインのゴーカートに乗っている人はマリオの帽子をかぶっていて本当にマリオに見える。1回300円で公園を2周できるが1人乗りできるのは小学校5年からみたいで同乗する事に。自分達は順番的にルイージになってしまった。ちょっと幼児向けの公園過ぎるけどマリオは客寄せになりますね。肖像権とか大丈夫なのだろうか?
帰り道、時間もあるので最近できた「道の駅ながおか花火館」に立ち寄る。どこにでもある道の駅だろうと全く興味は無かったが、ここはまじで凄い。
長岡花火関係の物や柿の種、日本酒など新潟の土産になる物すべてがここに揃っている感じ。ありきたりの土産を並べているだけでなく、買わなくても見るだけで楽しい感じだ。
そしてここに来たら絶対に観てほしい長岡花火ミュージアム。ドームシアターで長岡花火を体感できるが、同じ県の自分が見ても感動もの! 長岡花火の由来である追悼と復興の意味を知ると感銘を受ける。ネタばれになるがアメリカ軍から長岡空襲を受けたその日その時間に打ち上げをしているらしい。だから絶対に8月2日19時20分開始は動かせない。中越大震災の復興の意味を含めたフェニックスも加わり、もはや長岡花火は大曲を超えて日本一の花火大会ではないかと思う。ドームシアターで観るそれは地元長岡の人なら涙レベルだ。自分ももう少し映像にコントラストが効いて音がもう少し大きかったら涙が出たかもしれない。花火の日は滅茶渋滞するのでもう何十年も実際に観ていないがコロナが終息し、大会を開催するなら今度は是非、高くても良席で生の長岡花火を観てみたくなった。しかし歴史って重みがあるんだなぁ~。今回は良い旅行ができて良かった。
※新潟花火は年々ショボくなるので観なくてよいです。
【おわり】
Posted at 2021/10/27 20:11:24 | |
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