海外居住者による車検取得

外車でしかもキャンピングカーの車検を取るのを業者に任せると大変高額な手数料を取られることがあります。以前、私も面倒だったので業者に依頼したら税金込みで￥500.000と言われ驚いたことがありました。
消耗部品交換してもそれは高すぎだと思う。外車という弱みに付け込んだ高額請求だと思いました。
それ以来、いつも私はユーザー車検で車検をとります。
税金・申請手数料だけなので、私の車の場合￥110.000で収まりました。

海外渡航者が日本でクルマを新規に購入したり、中古車両を新規に車検を取るというのは大変厄介です。

何故かというと、住所が日本に無いので日本人なのに外人扱いになります。

今回、デュカトを一時抹消していた物に再度車検を取る為にいろいろと
苦労しました。

先ず、
自分を証明しなくてはなりません。
①在留証明書
②サイン証明書
この二点を事前に居住している海外領事館で入手する必要があります。

ネットの情報が少なかったですが
車検証上では所有者は自分自身。
使用者は日本に居住する妻名義にしました。
妻名義にする為に妻の住民票が必要となります。

一時抹消した車両を活かすのに再度車庫証明を新規に申請する必要があります。
ここで私はミスりました。
申請書には確かに駐車スペースの所有者という項目だったので自分の名前で申請したのですが、住所登録を抹消された私ではなく居住する妻名義にしなくてはなりませんでした。

車庫証明の発行に2～3日かかりますので、一度失敗した為、再申請しなおして6日間の無駄な時間を費やしてしまいした。

各申請書ですが、陸運局の受付担当者が親切丁寧に教えてくれました。
私は日本の住所登録・印鑑証明が無い為、申請書類の捺印欄はサイン証明された拇印を押す必要があります。

申請書類は整いました。

次に仮ナンバープレートを入手して車両を陸運局に運搬する必要があります。
私は一度、車庫証明で失敗したため
見込みで先に取っていた仮ナンバーを一度市役所に返還しました。
車検申請書類が揃って再度仮ナンバーを貰いに市役所にいったのですが市役所担当者から無車検車両を乗り回しているのではないかと疑われ不快になりました。
次回はもう仮ナンバーは発行しないとも言われ受付で血圧上がりそうになりました。

このタイミング(一時帰国中)に車検を取らないと、せっかく入手した領事館発行書類が3ヶ月を過ぎると失効してしまうためプレッシャーを感じてしまいました。
現に以前の帰国時、車検を断念しせっかく取った在留証明書等が失効してしまった経験があります。

海外に居住して態々日本のクルマに車検を通し、税金を払い続けるということに、最初は抵抗もありましたが、帰国時にやはり車両が無いと不便です。
しかもキャンピングカーなので以前日本に居住していた頃も盆と正月とGW位しか乗っていませんでしたから同じことです。

いろいろと車検申請が大変でしたが念願のデュカト復活に無事成功しました。