より良いために。

冬場、暖機する時間が増えますが。
車内を暖める「暖気」でなく、クルマを暖める「暖機」の方のことで。


暖機不要論、同様なヤツで慣らし不要論は聞きますし、

実際暖機しなくても慣らししなくても、クルマはそう壊れませんから不要だと言えるでしょう。

だから、不要論を否定する気はありませんが。


それでもワタシ的には、暖機も慣らしもした方が、「より良い」と考えてます。

その方が結果的に、燃費も良いですし。

だから夏でも、数分程度は暖機してから運行するようにしてます。

エンジンかけて即発進は、よほどの理由がない限り、しません。


人間で例えたら。

日頃適度な運動をした方が健康によい、と言われて。

いや、そんな運動しなくたって、病気一つしないでずっと生きてますよ、ってのと同じかと。

でも、「より良い」のは運動した方なんですよね。



そのままで美味しく食べられます、という食品。

でも、暖めた方が、「より美味しい」ですわな。


どちらもクルマは壊れずに動くけど、劣化度合いは大きいか少ないか、

問題なく食べられるけど、味の良さは上か下か。

問題なく生活してるけど、肉体年齢が若いか老いてるか。

もしくは、病気か健康か。

動かないクルマってーのは、死んだか動けないほどの大怪我か大病の状態ですから。
コロナやらインフルやらを患ってても、
多少の捻挫や骨折などしてても、
苦しいながらも動けますからね。動くと体に良くはなくても。
クルマは苦しいともキツいとも言いませんので。



暖機いらないという方は、必要か否か、ということが論点。

暖機いるという方は、よりよいのはどちらだ、というのが論点。

論点がずれてるので、かみ合わないんだと思います。


同じようなのが、オイル交換の時期が遅い早いとか、結構ありますね。



ちょっと思うことだったので、徒然に書いてみました。