take＠蝦夷。のブログ一覧

ナニやら、ここしばらく古代～中世初頭から離れられないワタシがいます。

いろいろと読みたい本を買いつつ、
如何せん読む時間が足りなかったり、以前読んだ本を再読したりして、未読の本が溜まる一方の昨今。

また先日、買っちゃいました。

永井路子氏の、
「この世をば」と、「望みしは何ぞ」

以前読んだ、「王朝序曲」に続く、平安王朝三部作というべき作品。

「この世をば」は、
タイトルで大体わかると思われますが、藤原道長メイン。

まだ読みにかかってないのでワカリマセンが、
たぶん冷泉帝あたりから、三条、後一条帝あたりでしょうか。
いわゆる摂関政治期ですね。

「望みしは何ぞ」は、道長の子・藤原能信。
ここは後冷泉、後三条帝あたりで間違いないでしょう。
つまり、天皇家と藤原の外戚関係が崩れ、院政期に入っていくあたり。


戦国、幕末みたいなドンパチはあまりないですがね。
でも、いろいろと政変が起こる興味深いところでもありますな。