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遊星王子のブログ一覧

2017年01月29日 イイね!

島根の、超ローカルコースな一日

島根の、超ローカルコースな一日























すっかりというか、ようやく冬らしくなってきまして、この寒さにホクホクしている私です。



少しは冬を楽しめる大人になったのですかね。





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最近、スカパーで藤沢周平原作の「立花登 青春手控え」という、若い牢医者を主人公とした時代劇ドラマにハマって、ちょくちょく見させてもらってます。




中井貴一主演、80年代のTVドラマです。原作とは少し違ったストーリーかな。




なんでこれを見ているかと言いますと、藤沢周平ファンというわけではなくて、篠田三郎さんが出ているから。それだけの理由で。




蝋梅&MB







藤沢周平ですからね、純粋に獄中医療ドラマというより、青年医師の目を通して描く人間ドラマであると割り切って見ていくと、だんだん面白くなってきますね。




篠田さんが好きというのもある。ただこの方が出ている作品はハズレがない。



おんなじような理由で濱田岳さんも好き。疫病神シリーズも面白かった。



amazonのPrimeVideoで全話やってくれないかなー。






















ところで、恒例の健康診断がやってきたのです(青汁続けてますよ~)。雪の散らつく中、出雲まで行ってまいりました。



遠かったな…。



会社の健診スケジュールはいつも恐怖の年明け直後に当たっていまして。いやがらせなのかと。正月太りしてる場合じゃありませんからね。




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しかも場所が出雲なので。島根西部に住んでいる私が雪道を避けた安全な経路を取るとなると、早朝の暗いうちから出発してほぼ2時間かけて行かねばなりません。

健診より長いじゃないか!





前日の夜から絶食してますから、過酷です。全部終わったころにはもう空腹でフラフラです。遠方から来る人間のことも考えてほしい。



やっぱり近くに一泊したほうがいいのかなあ。何とかしてくださいよ、総務課の皆さん。












いつも通り、あっという間に健診が終わり、真っ先に向かったのは…ここです。




拉麺店「空海」







出雲支社の先輩に教えていただいた拉麺店。ヒヤッハ~♪ 



女子らしくもっとオサレなところにしてもいいんだけれど、体は正直です。求めているのはここしかない。




拉麺店「空海」

拉麺店「空海」







お店の外観がシブイとかなり旨い予感? 思ったより落ち着いた雰囲気の店内がいい感じ。開店時からすでにお客がいて、この後すぐに満席になりました。




拉麺店「空海」

拉麺店「空海」


見た目はともかく。







(´-ω-`)‥‥‥‥






なんて言いましょうか、私が期待しすぎたせいでしょうか、味は、イマイチです。… というか、軽くマズいですよ、先輩。思わずまわりをキョロキョロ。みんなこれを美味しく食べてるのかな。



私が魚系のお出汁のラーメンが苦手だから? あっさり系の和風出汁、だけどなんだかすごく甘ったるい醤油スープ。なぜ甘い?



せっかく開店時間まで待ってまで来たのに〜 。
空腹だったからしっかり食べておかなくちゃと思ったのに〜 。



私がラーメンを残すなんてありえなくて、頑張って食べたんですけど、食べれば食べるほど、どんどんマズくなる(^ω^;) 押し寄せる甘さがお出汁の繊細さを台無しにする(*_*;;) これ以上食べたら舌がマヒしてしまうよ(>o<;;;) 





―――――――――食レポ、これにて終了いたします―――――――――

















午後からは人と会う約束があり、その後、雪の具合を見つつ、家路につくため日本海側の国道をひたすら西へ、デミオさんを走らせます。




キララ多伎

キララで休憩。

日本海

キララ多伎






このあたりはシマネのドライブコース。手っ取り早いデートコースっすね。景色がきれいなところです。天気の良い日はね。



風力発電機がいくつかありますように、強風が半端ない場所だったりします。



私は巨大建造物恐怖症なので、近づけるのはここまで。こんな遠くても体がぞわぞわしてきます。











以前付き合っていた男性と、それこそデートでドライブしたときにここへ来たことがあるんですが、本気でいやがっている私の顔を見ながら「あの風車のところまで行ってみよう!」と面白そうに言われたことがありました。



ほんのり殺意がわきましたね。日本海に突き落として差し上げようかしらと。



そんなことはしませんけど、半分妄想、半分本気です。




日本海

キララ多伎







もう少し海に近づいて写真を撮りたかったのですが、何せ吹き飛ばされそうな強風で、寒すぎて。こんな日に外に出ているアホは私一人でしたね。



あきらめて撤収です。建物内はお土産コーナーとフリースペースです。




キララ多伎

キララ多伎

キララ多伎







超ローカルですわァ。



西シマネではお目にかかれない、東シマネ名物のてんこもりですね。でもシマネ人なら知らない人はいないであろう、有名な一品揃いです。




どじょう掬いまんじゅう

どじょう掬いまんじゅう







この「どじょうすくい饅頭」は県外の人に買っていくと意外と喜ばれます。変顔がウケるのかな笑



この席といい、景色といい、ここは本当に何年たっても変わらないなあ。変わりようがないのか。



たくさんの人がやって来て混雑し、そのうちいつの間にかいなくなっていく往来の激しい場所。



あくまで、行くべき場所、帰るべき場所を持った人たちの通過点に過ぎないのだから。




キララ多伎

キララ多伎

キララ多伎









NHK番組の「72時間」を見ているみたいな気分になってきます。どこからか松崎ナオのナンバーが流れてきそうで。



















さあて、雪がひどくなって田舎町で立ち往生しないよう、私もそろそろ、帰るべき場所へ向かいましょうか。





Chupo

待っててね









先輩からラーメンの感想を聞きたいと言われてるんだけどなあ、やれやれ、なんて答えたらよいものやら。



正直に言うべき? 如何ともしがたいところです。



そんな思案をしつつ、西シマネの田舎道をひた走る。





田舎町雪景色










今日はローカルな場所をたくさん撮ったので、ノスタルジックな写真に仕上げてみました。


今日も最後まで読んでくださった方に感謝。どうもありがとう。


撮影機材
Nikon CORPORATION COOLPIX A
Posted at 2017/01/29 14:59:04 | トラックバック(0) | Travel | 旅行/地域
2016年01月25日 イイね!

『007』と『STAR WARS』を観に広島へ(オフ会なのか?)

『007』と『STAR WARS』を観に広島へ(オフ会なのか?)
























去年、というか、先月の初めごろのなうで、気まぐれな私の一言から広島で映画を観ましょうということになり、でみさんと1月中旬にお会いすることになりました。




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ふつうでしたら、こういうことは実現しませんよね。


「じゃ、広島あたりで映画観ます?」


と、まるで隣り街にでも行くみたいに誘ってくださる、でみさんってすごいよね!


私は早朝出かければ余裕でイケますけど、でみさんの場合は数日前から出かけていなければいけませんので。


どうも、お世話をかけます(=o=;) 私は宿泊の予約くらいしかしてませんけど。


新年早々、楽しい予定ができてうれしいこと🎶





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で、今回のオフ会は映画が目的ではあるのですが、せっかくなので足を伸ばして宮島まで行っちゃいます?って予定にしたのです。



スケジュールを大雑把に整理してみるとこんな感じです。



一日目  
広島で集合おはようさん ⇒ 宮島(ランチ) ⇒ 夕方『007』映画鑑賞 ⇒ ホテルチェックイン ⇒ 晩餐会


二日目  
ホテルチェックアウト(ブランチ?) ⇒ 午前中『STAR WARS』映画鑑賞 ⇒ 広島観光、的な?(ランチ?) ⇒ 夕方さようなら



うーん、予定は未定ということで、私の経験上、この通りには絶対進まないだろうとは予想していましたが、奇跡的に大幅な変更もなく何とか予定は収まりました。





すべてはでみさんの素晴らしいバックアップの賜物です。



わざわざはるか東京から来てくださったというのに、私が何も考えてない、気楽な旅人なもので、大したこともできず。本当に遊びに行ったって、そんだけのことになって申し訳もございませんでした。



こんなアホな私ですが、友だち、やめないでください(必死) <(__)>





ではでは、旅の記録写真の数々を。




広島バスセンター付近で合流して、でみさんのかっこいいアテンザで初っ端から宮島フェリー乗り場へGOGO。


素敵な旅の始まりです。


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あっという間に宮島へ到着します。さあ、てくてく歩いて嚴島神社へ向かいます。



途中にいろんな人や、鹿たちに足止めされながらも先へ急ぎます。



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ここへ訪れて、一番の見たいはやはりここでしょうね。



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有名な大鳥居。海側は「嚴島神社」、社殿側は「伊都岐島神社」(神をいつき祀る島の意味)と書いてあります。この鳥居が背負う、まさに島全体が神聖な神として祀られているわけですね。かっこいいわあ。



世界遺産が目の前に、ワクワクが止まりませんね。




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私が説明するまでもなく、平清盛氏によって「8」にこだわって造られた建造物なのです。



詳しいことは私の下手な説明よりも、ウィキペディアで調べるとわかりやすいと思います。




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遠浅の紺碧の海に大鳥居を置き、幾重にも折れ曲がった寝殿造りは朱色で彩られ、地形や色彩、そして構造にいたるまで緻密に計算尽くされているのがわかります。



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訪れた人々は誰もが信仰心というだけでなく、清盛の強烈な美意識を感じるはずです。


このような素晴らしい場所にレンズを向けるたびに、自分の技量のなさを思い知るんですが、私ごときが気軽にカメラにおさめられるような、そんな底の浅い遺産ではありません。


もっともっと精進して、出直してきます。



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そしてなかなか登りがいのある山道を歩いて、大本山大聖院まで行ってみました。




途中で親切で土地勘のある御仁がガイドをしてくださいました。


その節はこんな若輩者に大変ためになるお話をしていただき、ありがとうございました。


勉強になりました <(_ _)> 思い出に残る写真を撮ることができました。



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おみやげ通り。ここは昭和から時が止まっている感じでしたね。


なんともなつかしい(笑)、私の好みな場所です。



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こういう「〇〇屋」っていう看板とか、老舗な感じのお店とか好きです。つい撮ってしまいますね。


中の人がちょんまげとかだと、もっと… …(>ε<♥)




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この藤い屋さんは、大正14年創業だそうです。



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ちょっと撮りすぎ?













さて、名残惜しいですが、再びフェリーに乗り、広島市へ戻ります。





遅いランチ?を、新天地あたりの「ばくだん屋」でつけ麺をすすって済ませ、次のスケジュール、「007 Spectre」を見に、南区まで。



もちろん、007のダニエルもいいんですが、私は前作から気になっていたキュートな天才Q、ベン・ウィショーから目が離せなくて。




ベン・ウィショー






遅ればせながら、Spectreすごく良かった!!



やっと見れて幸せです。でみさんありがとうございます。





その後、ホテルチェックインをすませ、遅いディナー。




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ふらっと入ったこのお店でしたが、雰囲気良かったし、とても美味しかったです。



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明日のことも考えて早く休めばいいのに、深夜になっても話は尽きず、まあよくあれだけベシャれたもんです。



遅くまですみませんでしたね。





次の朝は、前にも行ったことがある「銀山ベース」で。




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ここもいい感じの雰囲気で好きなんですよ。



カレーピザトーストも美味しかったです。朝から元気が出ます。






このあと、「star wars」を観て、ちょこっと広島を観光したのですが、何しろ時間がなくて、急いで食べたかったので、手っ取り早くラーメン屋さんへ。


私は十分ごちそうだったんですけどね。




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実はですね、凄いことがあったんですよ!



お店に入ったとき、何気なく見た角席になんと、私の大大大ファンのプロ野球選手を発見したのです(」°ロ°)」



ご本人を前にして一瞬迷いましたけど、思い切ってお声をかけさせていただきました。



ヤバすぎる、私、◯◯選手としゃべってしまいました (๑˃̵ᴗ˂̵)و



こ、こんなラッキーなことって、あるんですね。



だって、ずらっと並んでいるお店の中で、フラッとたまたま入ったお店に(選んだのはでみさん)、大好きな、あの方がいらっしゃるなんて、普通ない、普通ない。



マジで凄いわ、私、一生分の運使い果たしたかもしれない。






なので、そのあと観た「star wars」の内容、途中まで興奮して覚えておりません。




この興奮状態MAXの私のお相手をずっとしてくださったでみさんには、本当に感謝しております。うざかっただろうなー(笑)





長々と、またとりとめのないブログになってしまいました。




まだ拝見せずに自分のブログを書いていますが、でみさんのブログのほうがきっと、何倍も素敵な写真と構成で成り立っていると思われますので、是非そちらのほうもご覧になってくださいませ。




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かっこいいでみさんをバックから激写☆








今年のお正月はあまり楽しめなかったけど、このオフ会でやっと冬休みを満喫できたかな?



でみさん、本当にありがとう。



そして、最後まで読んでくださった皆様に感謝。ありがとう。






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どうでもいい訂正事項があります
プロ野球選手に会ったのは、映画を観たあとのことでした。スミマセン。
やはりいまだ興奮冷めやらぬようです。記憶が飛んでおります💦


撮影機材
Nikon D610
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
Posted at 2016/01/25 17:33:31 | トラックバック(0) | Travel | 旅行/地域
2015年10月04日 イイね!

出雲に行って参りました後編 (出雲大社編)

出雲に行って参りました後編 (出雲大社編)


















未来を拓く(アシタヲヒラク)




未来を拓く

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この八束水臣津野命の国引オブジェが好きです。





前回のブログ、出雲大社へ参拝するために稲佐の浜で身を清めまして、その続きです。











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ではさっそく、しきたりどおり「神門通り」から参りましょうか。




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あの旧大社駅から見えた、宇迦橋の一の鳥居である大鳥居です。



日本一ではないけれど最大級の鳥居だそうです。大正時のもので、鉄筋コンクリート製。



大きいねー。



巨像恐怖症の私にはかなりハードルの高い被写体。ぞわぞわぞくぞくしてきます (笑)





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少し歩くと、LAUT(ラウ)大社神門通り店が見えます。



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大社へ乗り込む前にここで腹ごしらえ、遅~いランチです。




大社界隈、とくに神門通りのお店はどこも行列ができてます。名前を書いておいて広場の日陰で順番待ちしている人たちでいっぱいでした。




このお店は一見するとふつうのカフェ。だけど、実は面白いんです。




よくご覧になってみて。見えるかな。



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説明しますと、一畑電車の終点出雲大社前駅の建物が隣接していて、全面ガラスの壁からすぐ横に線路、黄色の電車が入ってくるのが見えるんです。





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こちらが出雲大社前駅





旧大社駅とはうってかわって洋風建築。国の登録有形文化財であり、近代化産業遺産にも認定されています。



内観も窓がすべてステンドグラスになっていてとても素敵なのですが、人大杉で(笑)撮ってません。



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一畑電気鉄道デハニ50型電車の展示スペース





食事しながらも外の電車が気になったりして、いい大人がはしゃぎそうになります。子どもは喜ぶね。



大社界隈のグルメはもはや蕎麦一択なのか? 

それくらい蕎麦屋のみで埋め尽くされています。どんだけ蕎麦好きよ。

蕎麦アレルギーの人には地獄のような場所だね。

そういう意味ではこのLAUTは蕎麦がない数少ないお店。一人でも入りやすいです。







しばしの休憩のあと、再びroad to出雲大社に戻ります。



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いやしかし、神門通りもおしゃれになったもんだ。なんだか変わっちゃったな。



けっこう歩いたつもりですが、まだまだ先は長いです。




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ちょうどそのとき、けたたましくサイレンが響きました。



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緊急車両が車と人の群れを縫うように走ってきます。当たり前ですけど、こんなところまで来るんですね。ご苦労様です。










さてようやく二の鳥居、勢溜(せいどまり)の鳥居が見えてきました。



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振り返ると、はるか遠くに一の鳥居が。ゆるやかに上り坂なのです。



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このあたりは昔から大変にぎわっていて、人々の流れがここで留まってしまうから、勢溜というらしいです。確かに、流れが留まってにぎわってます。



ここから拝殿まで約500mもあり、鳥居はあと二つあります。この距離からも大社のスケールと権力がいかに巨大だったかというのは、まさに推して知るべしです。




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三の鳥居






大社のまわりはやたらと立派な松が見受けられますが、樹齢3、400年のものなんです。

縁起物っていうのもあるけれど、歩きながら気づいたことは、この大きな松のおかげで参道にひんやり涼しい日陰ができるんですね。強い日差しから私たちを守ってくれているんだなと。

といっても、この出雲の神話から考えるとたかだか400年なんでしょうけれど。ありがたいものです。







四の鳥居を抜けると、やっと来ました。拝殿です。



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工事中で残念なお姿







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こんなところにもあのゆるキャラが。大社を被ってるからね。



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八足門が近づいてきました。


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「二礼四拍手一礼」の方式は独特で有名。鳥居は左右の端を一礼してからくぐるとか、まあ他にもいろいろ作法があるんですけど、大事なのは気持ちですから。地元の神社でもいいのに、わざわざ大社へ足を運んで、気持ちを鎮めながら手を合わせて拝むことがデキる人は、きっとこの先の生き方は自然と変わっていけるはずです。そんな自分を信じていきたいですね。




さあ、ようやく本殿です。



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向きが逆ですが、こちら側のほうが人もいなくてきれいに撮れたので。



美しいという言葉では表わし尽くせぬ、あまりに神々しい社、息を飲みます。



八足門の奥にあるこの本殿には、皇室のお方とて足を踏み入れることが許されていない神聖な場所となっています。ちょっとその辺りが珍しいですよね。一般人が乗り越えると逮捕されますので気をつけましょう (笑)





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実は大国主大神は塀の奥では南側の八足門ではなく、こちら側の西向きに鎮座されていますので、そちらが正面になるんです。



正式の方角に小さな拝礼場所があります。見逃してしまいそうですが、ガチで本気でお詣りに来られた方はこちらのほうが効力は絶大です。




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写真を撮りたかったんですが、並ぶ列でものすごい人だかりになっていて、あまりにみなさん真剣に拝んでいらっしゃるので呆気にとられまして。みなさんマジで真剣なんだな(°Д°)と遠巻きに通り過ぎた私です。



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神楽殿です。



国旗掲揚台の大きさに驚きますけど、本当に全部がでかい!!




出雲大社にやってきて、みなさん口々に「でっかいな!」っておっしゃっていました。本当にね。



もともと出雲大社の本殿はここに写っている国旗掲揚台くらいの高さがあったといいますから、にわかには信じられないですね。でも本当なんですよ。



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出雲大社といえばこの大注連縄ですが、他の神社の注連縄とは違い「大国締め」という左から巻かれる珍しい巻き方です。そして大国主大神は西向きに配されている。この不可思議で異質な事実に、壮大な神話の真実が隠されている気がしてならないのです。





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そもそもどうしてこんな馬鹿デカいものを造る必要があったのか。どうして今でもなお他の神社とはあきらかに違う方式をとっているのか。そして本殿のすぐそばに厳重に諸神を配置させていることも、普通ではない気がしてきます。



天皇家が出てくるまではこれが主流だったのか、それとも大国主大神の恐ろしい怨念を封じるためなのか。



きっと大国主大神の無念の大きさと関係しているのでしょうね。



国譲りの神話は知っていますが、出雲大社に来るたびに、何か物憂げな複雑な気持ちになるのは私だけなんだろうか。










名残惜しいですが、そろそろ大社をあとにします。





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さて、日の入りの時刻が近づいてきました。



再びあの「稲佐の浜」へ戻ります。





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ここは海も空も綺麗ですけど、砂もきれいだと思うのです。



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あとですね、夕陽を撮影しにたくさんの方がいらっしゃると思います。気が効いてるのか何なのか、日の入りの時刻が迫ってくると(10分前くらい)にサイレンが鳴ります。



これを目安に浜に向かうといいかもしれないです。




地元の人や観光客たちが続々と集まってきます。




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少しずつ、少しずつ、沈んでいく夕陽。





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美しすぎて、文句のつけようがない。八百万の神々もこの夕陽に向かって各地へお帰りになるんでしょう。ロマンチックですね。





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ゆっくりに見える地球の自転なのに、水平線に太陽がかかるとあっという間ですね。ほんの何秒のドラマ。最後の一瞬の赤い光線を見られてよかった。



快晴でうれしかったです。よく雨に降られるので雨女決定だと思っていた私も、不思議と出雲に来て降られたことがないんですよね。




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こんなにゆっくりじっくりと、パワースポットを見つめながら過ごしたのは初めてでした。



確かに強い強いパワーを感じました。いい連休だったなあ。






と、長々と二度に渡って綴ったブログ、最後まで読んでくださった方に感謝。ありがとう。






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撮影機材
Nikon D610
Tokina AT-X 124 AF PRO DX (AF 12-24mm f/4)
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED






Posted at 2015/10/04 23:46:43 | トラックバック(0) | Travel | 旅行/地域
2015年09月27日 イイね!

出雲に行って参りました 前編 (旧大社駅編)

出雲に行って参りました 前編 (旧大社駅編)

















出雲市大社町へ出かけまして。


出雲といえば、あそこですよね。


確実に長編になってしまうので、前編後編と分けてお届けしようと思います。




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島根県民の特権といいますか、市内を一日回っても日帰りで行ってこられます。こんなことしか自慢がないけども (笑)。




何年ぶりか。ご無沙汰です。




行こうと思ったきっかけは、以前私のブログで紹介させていただいた尾原和憲さんのFB
で旧大社駅を撮られたお写真を見たこと。



当然ながら久々に行ってみたくなります。でも東部の方へは健診以外で行く機会がなく、足が遠のいてしまう西部のヘタレ住人です。



神話大国出雲に行くとなると、気合を入れていかないといけないしね(あのパワーに圧倒されちゃうタイプです)。





「撮れる時に、後悔なく撮るという、貪欲さが大事かもしれませんね。」





そう言われました。グサッときますね。



この言葉で気持ちが固まりました。 












まずは旧大社駅へ。




混むから平日にいらっしゃいと教えていただいていたのに、まんまと連休中に行ってしまうという暴挙に出た私です。



来る日間違ったな……。




空いた道を通ってきたので、なんとか予定通りに来られましたが、なんと駐車場がいっぱい!



こんなに人気スポットとは。




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旧大社駅は、明治45年に国鉄によって開業され、大正13年に出雲大社を模した神社様式の純和風の木造建築に改築。



かつてはここが出雲大社へ向かう最寄り駅で、この駅から多くの人々が参拝しに行きました。





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駅舎としては国内で3つしかない重要文化財の一つです。





東京駅と門司港駅はリニューアルされているそうです。











ご覧ください。大正浪漫が香る、建築美ですよね。



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「日本建築二百選」にも選ばれていて、最近ではブラタモリや、2014年にはオリエント急行殺人事件のロケ地としても使われたようですね。



どおりで人が多いはず……(*_*;



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プラットホームです。いい駅だなあ。





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ここからでも出雲大社の大鳥居が見えますね。でかいよね。




ここにはデゴイチも保存されています。





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本州で最後に走った牽引蒸気機関車です。



大社町合併50周年から出雲大社神苑から移設したという経緯があります。





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こうして何年も野ざらしの状態でいるわりには保存状態はいいんじゃないでしょうか。



今でも迫力がある車体。本当は真横から大きく撮りたかったんですけど、何しろ人が多すぎて、人が入らないように撮るのが難しくて(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ ) 撮ろうとすると人が入ってくるんだなこれが……チッ



なかなかいいアングルで撮れなかったです。



来る日間違ったな………今日二度目のボヤキ。









さて、デミオさんとのツーショット。

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これ、いつもなら実現しないんですよ。本当は駅の正面側に車を駐車しちゃいけないんです。今日はあまりに車が多くてスペースがなく、特別に停めることができたわけです。













せっかく大社町へ来たので、このあと出雲大社へもお邪魔する予定ですけれども、その前に行っておかねばならないパワースポットがあります。






稲佐の浜です。




稲佐の浜横

クリックするとiPhoneで撮った拙い動画がご覧になれます(笑)







「大社へお詣りするなら、稲佐の浜で身を清めてから行きんさい。」




なんて、おばあちゃんによく言われましたけどね。これって常識なのかしら。




でもここまで来るのに渋滞がすごかったのなんの!! (=o=;)







出雲といえば、島根では10月を神無月ではなく神在月というのはけっこう有名な話かもしれませんね。私はふつうに10月って言いますが(笑)



来月10月は日本の八百万の神々が出雲大社へお集まりになるという神話に基づいているんですが、神々はこの「稲佐の浜」を通って体を洗い、大社へいらっしゃいます。



なんかこのエピソードが好きです。



神話通りに、私も身を清めに浜へとやってきました。




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これは、これは。絶景かな。





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何、このすごい景色。




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なんて美しい。どこの南の島? 本当に島根? 天国に一番近い場所かもしれませんね。




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弁天島。こうして撮ってみても神々しさが感じられますよね。



この島は以前は本当に海に浮かぶ島でしたが、今は広大な砂浜になって陸続きになっています。





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さらさらとしたグレーベージュの美しい砂地を歩けば

海の透明さと波のきらめき

顔を上げれば、とけるような海の青さの先にたなびく雲。






いつ来ても、言葉を失います。




あのすさまじい渋滞地獄が嘘のよう。来てよかったと思わせる神秘と神々しい場所。



いればいるほどに、芯から体が清められていくのがわかりますよ。間違いなくここもパワースポットです。




よーし、夕方にもう一度ここへ寄って夕陽を撮りまくるぞ!


体力残ってるかな (笑)





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次回は後編出雲大社です。

引っ張ってスミマセンー。もう少しお付き合いくださいね<(_ _)>



撮影機材
Nikon D610
Tokina AT-X 124 AF PRO DX (AF 12-24mm f/4)


Posted at 2015/09/27 16:46:38 | トラックバック(0) | Travel | 旅行/地域
2015年06月07日 イイね!

曇りと暗さと霞がかった空気と。in 松江

曇りと暗さと霞がかった空気と。in 松江













5月の最後の週末、水の都松江に行ってまいりました。



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袖師地蔵と嫁ヶ島

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宍道湖大橋をバックに

(写真をクリックしますと、Flickrへ移動して大きな画像をご覧になれます。)





松江へ足を運んだのはいつぶり? 意外と回ってないんですよね。

今回、急遽みんトモさんであるオヤジ様と松江でお会いすることになりまして。

久しぶりに東部のほうへ出かけてみました。




松江といえば、シマネの県庁所在地なんですけど、かなり東より、というか、もうほぼ県の右端に位置します。遠いよ!(西部の人間の声)

島根県ってどこだよって思う方が大半だと思いますので、地図を載せます。


Shimane in Japan



ね、端っこすぎでしょ? 笑ってやってください。


なんでまたこんな端っこなの? すっごい不便なんですけど? 西部にいる県民としては疑問でしょうがない。まあ、こういう理由があります。

かつて島根県と右隣りの鳥取県はひとつの國、藩だったのです。そして文字通り中央で藩を治めていた松江は二つの県に分かれた後も、そのまま島根県の県庁所在地として残りました。だから端っこになったのね。

どうでもいい話でした。




その日お会いしたみんトモさんはほかにも行くところがおありで(そっちがメイン)、当初どれぐらいの時間お会いできるのかくわしいことがよくわからず、ほんの数時間おしゃべりするくらいなのかなと見当づけていました。

なので午後から県立美術館で待ち合わせ、その周辺で過ごせるようセッティングしました。(実際はけっこうな時間ご一緒できたのですが)



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県立美術館正面玄関

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館内






夕日百選にも選ばれている宍道湖の夕日を撮るぞっと、意気揚々とやってきたわけですが…。

朝通ってきた山陽側と違ってわが県都松江は、天気悪いじゃないですか。



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シケてますね。


まったく。



スカッと晴れることが少ないのが山陰ですが、この日はホントに天気に恵まれず……。嫌な予感です。



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気を取り直してみんトモさんとランチをご一緒するため、美術館内のイタリアン店へ向かいます。




マジでこの方が? 





初対面のオヤジ様は、ご自分のことをジジイと言っていらっしゃったのですけど、そんなことはまったくなくて、想像よりもずっとお若い方でした。(西武ライオンズの栗山選手っぽい?)

しかもみんカラでやり取りしていたテンションアゲアゲの印象とは真逆で(品のない表現で失礼します)、非常にクール、落ち着いた大人のジェントルマンといった風情で、ちょっと戸惑っちゃいました 笑。

そしてランチの写真を撮るのを忘れてしまったという…。

私は私で、「写真ばかり撮っていたら注意してください」と事前に言ってはいたものの、持ち前の天然ぶりを発揮、カメラ撮り続けてるわ、お話も私ばかりぺらぺらとしゃべってしまうわで、一人で突っ走ってた感がありましたね(笑)、きっと呆れられたのではないかと思っております。

懲りずに友達でいてください(汗)



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曇りと暗さと霞がかった空気を敵に回して、想像以上に悪戦苦闘。

ご覧のとおりひどい写真です。申し訳ない。

腕が悪いんです。バカヤロー。




ランチのあとに雨が止むのを待って写真を撮りに外へ出かけましたが、撮ってるうちにまた雨が落ち始めて、断念。

ずっとそんな感じでしたね。

せっかく松江に来たのに、きらきらとした湖畔の水面を撮りたかったなあ。

無いものねだりしてても始まらないので、この条件を向かい入れるしかないです。



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美術館裏にある『宍道湖うさぎ』先頭から2番めのこのうさぎを撫でると元気で過ごせるとか、シジミの殻をまくと良縁に恵まれるとか。







夕食のコースの写真を。美術館から歩いて行ける距離にある巴ノ蔵で。雨のため建物の写真は撮れずじまい。


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新鮮なカツオでした

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しまね和牛はかなりレアな焼き加減

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ひつまぶし



お値段のわりに、ライトなコースでしたね。

スイーツも出ましたが、ちょっと気に入らなかったので載せてません。



今日のメインイベント、宍道湖の夕日を撮るはずでしたが、雨のために外へ出られず。

やっと小雨になったころにはもう、宵の口でした。


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小雨が降る中、宍道湖の向こう岸に見える松江の夜景。


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はっきり言って失敗作の数々です。消してしまおうかと思ったくらいです。



たとえ失敗だと思える写真であっても、消すということはしない。




美術館で森山大道の写真展『アクシデント』を見たせいか、この言葉がちらとよぎり、いや、出してみようという気になりました。



最近のカメラもレンズも、ズバーッビシーッとピントが合うものばかりですね。

それもとても素敵ですけど、もともとふんわりとピントが合っているクラシックな写真が好きです。

今回の写真も、そういう意味ではなかなか味のあるものにはなった、と自分に言い聞かせて。


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今年、松江と尾道をつなぐ通称「やまなみ街道」が開通して、島根と広島がぐっと近くなったし、通ってみたいな~、少し遠回りですが、このやまなみ街道を使って松江に行きました。(具体的には三次ICから乗ってます。)

途中しょーもないトラブルがありましたけど、快適ドライブでした。90km/h未満で走って2時間かからないんですから、使わない手はないと思います。

「真っ直ぐだしね、走りやすいんじゃない?」とデミオさんは言っている感じでした。自分の場合、毎日の通勤路が高速道路みたいなもんですのでね。

カーブがある一般道のほうがデミオさんには楽しいみたいですね。

松江まで往復約200kmちょっと走って、給油インジケーターは1メモリしか減らずΣ(・A・;) このまま次の週末まで給油せずに(合計400km)通勤できそうです。燃費いいよね、真面目に。



長々と綴るブログを最後までご覧いただいてありがとうございました。

そろそろ広角ズーム買うぞと背中を押された、この日一日でした。


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Posted at 2015/06/07 13:26:56 | トラックバック(0) | Travel | 旅行/地域

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