すっかりというか、ようやく冬らしくなってきまして、この寒さにホクホクしている私です。
少しは冬を楽しめる大人になったのですかね。

最近、スカパーで藤沢周平原作の「立花登 青春手控え」という、若い牢医者を主人公とした時代劇ドラマにハマって、ちょくちょく見させてもらってます。
中井貴一主演、80年代のTVドラマです。原作とは少し違ったストーリーかな。
なんでこれを見ているかと言いますと、藤沢周平ファンというわけではなくて、篠田三郎さんが出ているから。それだけの理由で。

藤沢周平ですからね、純粋に獄中医療ドラマというより、青年医師の目を通して描く人間ドラマであると割り切って見ていくと、だんだん面白くなってきますね。
篠田さんが好きというのもある。ただこの方が出ている作品はハズレがない。
おんなじような理由で濱田岳さんも好き。疫病神シリーズも面白かった。
amazonのPrimeVideoで全話やってくれないかなー。
ところで、恒例の健康診断がやってきたのです(青汁続けてますよ~)。雪の散らつく中、出雲まで行ってまいりました。
遠かったな…。
会社の健診スケジュールはいつも恐怖の年明け直後に当たっていまして。いやがらせなのかと。正月太りしてる場合じゃありませんからね。

しかも場所が出雲なので。島根西部に住んでいる私が雪道を避けた安全な経路を取るとなると、早朝の暗いうちから出発してほぼ2時間かけて行かねばなりません。
健診より長いじゃないか!
前日の夜から絶食してますから、過酷です。全部終わったころにはもう空腹でフラフラです。遠方から来る人間のことも考えてほしい。
やっぱり近くに一泊したほうがいいのかなあ。何とかしてくださいよ、総務課の皆さん。
いつも通り、あっという間に健診が終わり、真っ先に向かったのは…ここです。

出雲支社の先輩に教えていただいた拉麺店。ヒヤッハ~♪
女子らしくもっとオサレなところにしてもいいんだけれど、体は正直です。求めているのはここしかない。


お店の外観がシブイとかなり旨い予感? 思ったより落ち着いた雰囲気の店内がいい感じ。開店時からすでにお客がいて、この後すぐに満席になりました。


見た目はともかく。
(´-ω-`)‥‥‥‥
なんて言いましょうか、私が期待しすぎたせいでしょうか、味は、イマイチです。… というか、軽くマズいですよ、先輩。思わずまわりをキョロキョロ。みんなこれを美味しく食べてるのかな。
私が魚系のお出汁のラーメンが苦手だから? あっさり系の和風出汁、だけどなんだかすごく甘ったるい醤油スープ。なぜ甘い?
せっかく開店時間まで待ってまで来たのに〜 。
空腹だったからしっかり食べておかなくちゃと思ったのに〜 。
私がラーメンを残すなんてありえなくて、頑張って食べたんですけど、食べれば食べるほど、どんどんマズくなる(^ω^;) 押し寄せる甘さがお出汁の繊細さを台無しにする(*_*;;) これ以上食べたら舌がマヒしてしまうよ(>o<;;;)
―――――――――食レポ、これにて終了いたします―――――――――
午後からは人と会う約束があり、その後、雪の具合を見つつ、家路につくため日本海側の国道をひたすら西へ、デミオさんを走らせます。

キララで休憩。


このあたりはシマネのドライブコース。手っ取り早いデートコースっすね。景色がきれいなところです。天気の良い日はね。
風力発電機がいくつかありますように、強風が半端ない場所だったりします。
私は巨大建造物恐怖症なので、近づけるのはここまで。こんな遠くても体がぞわぞわしてきます。
以前付き合っていた男性と、それこそデートでドライブしたときにここへ来たことがあるんですが、本気でいやがっている私の顔を見ながら「あの風車のところまで行ってみよう!」と面白そうに言われたことがありました。
ほんのり殺意がわきましたね。日本海に突き落として差し上げようかしらと。
そんなことはしませんけど、半分妄想、半分本気です。


もう少し海に近づいて写真を撮りたかったのですが、何せ吹き飛ばされそうな強風で、寒すぎて。こんな日に外に出ているアホは私一人でしたね。
あきらめて撤収です。建物内はお土産コーナーとフリースペースです。



超ローカルですわァ。
西シマネではお目にかかれない、東シマネ名物のてんこもりですね。でもシマネ人なら知らない人はいないであろう、有名な一品揃いです。


この「どじょうすくい饅頭」は県外の人に買っていくと意外と喜ばれます。変顔がウケるのかな笑
この席といい、景色といい、ここは本当に何年たっても変わらないなあ。変わりようがないのか。
たくさんの人がやって来て混雑し、そのうちいつの間にかいなくなっていく往来の激しい場所。
あくまで、行くべき場所、帰るべき場所を持った人たちの通過点に過ぎないのだから。



NHK番組の「72時間」を見ているみたいな気分になってきます。どこからか松崎ナオのナンバーが流れてきそうで。
さあて、雪がひどくなって田舎町で立ち往生しないよう、私もそろそろ、帰るべき場所へ向かいましょうか。

待っててね
先輩からラーメンの感想を聞きたいと言われてるんだけどなあ、やれやれ、なんて答えたらよいものやら。
正直に言うべき? 如何ともしがたいところです。
そんな思案をしつつ、西シマネの田舎道をひた走る。
今日はローカルな場所をたくさん撮ったので、ノスタルジックな写真に仕上げてみました。
今日も最後まで読んでくださった方に感謝。どうもありがとう。
撮影機材
Nikon CORPORATION COOLPIX A