前回のブログでお伝えしました通り、今日は病院での胃内視鏡検査、いわゆる胃カメラをしてきたことを書こうと思います。
最近の健診で、どうもコレステさんが人気急上昇気味なのが目下の悩みでした。
そこで!
青汁を毎日飲み続けるぞ( ✧Д✧)! と一念発起。

一年前のブログで決心しまして、やりました。一年間やり抜きましたよ!
結果、見事にコレステさんを退治してやりました!!
コレステロールって何ですか?と、びっくりするほど数値が下がりまして。なんて素晴らしい、青汁。マジで効きますよ!! 困っている方、オススメです。

と、喜んだのもつかの間、総務のほうから別の封筒が届いていたんです。何だか、いやな予感です。
恐る恐る中身を見ると、胃部透視にて所見を認められ要精密検査とあります。「胃体中部前壁に粘膜不整」とのこと。
そういえばこのあいだの健診で、バリウム検査というものをやってみたんですよ。とくに理由はなく、オプションで選ぶことができるし面白いから一度やってみたらどう?と総務から言われたから受けただけでした(全然面白くないです)。
それでめでたくビンゴ、胃の精密検査を受けなくてはいけなくなりました。なんというラッキーな‥‥‥‥。
あの悪名高い、胃カメラを、オエオエ祭をやれと? ヤダ、ヤダ、絶・対・ヤダ!

長らく現実逃避していた私ですが、自分のためですもんね、行くなら仕事が忙しくなる時期より前にチャチャッと行っておく必要があります。
先輩方から胃カメラの恐怖体験はさんざん聞いております。ふえーん、やりたくないー (´;ω;`)
鼻からやると楽だよとか、喉にしっかり麻酔をタメてタメてとか、カメラ飲んでるときにゴックンするとオエッてなるよとか、気休めの有難いアドバイスはたくさんいただきました。
今回は精密検査になるので、鼻からではなくもちろん口からカメラを入れます。あのぶっとい真っ黒なホースを。正気の沙汰じゃないですよね、あんなの(⬅︎おおげさ)。

なんとかラクにやる方法ないかなと、自分なりにいろいろと調べてみますと、なんと、麻酔(鎮静剤)を施してラクに胃カメラ検査する方法があるというではないですか。これこれ。これですよ、王子!
運のいいことに、私の住まいの近くにそれができる評判の良い病院を発見しまして。即予約をしました。ネットから予約できて、最近の病院はえらいもんですね(確認メールもちゃんと来ます)。
前日の20時以降から絶食しまして(水分はOK)、検査当日ガッチガチに緊張しながら病院へ。
麻酔をする関係で帰りは車の運転ができないので、付き添いが必要です。私も予定通り連れをスタンバイ。

検査を受ける病院はとてもきれいでゴージャスな病院で、担当の先生もハッとするほどゴージャス (*_*;)ううっ。
こんなイケメン先生に胃カメラ突っ込まれて胃の中を隈なく見られるのかと思うと、軽くめまいがしてきます。これでオエオエ祭とかになったりしたらもう恥ずかしくて立ち直れません(真剣です)。
もうひとつショックだったのは、私が健診でもらってきた胃部透視の結果をお見せした時点で、「ああ、これは異常ないでしょうね」と軽く先生に言われてしまったこと。
バリウム検査ではこういうことはままあるとの話でした。
異常ないとわかっていながら、しんどい検査するんかい!
トボトボと処置室へ行く私。ここで座っていてくださいと通された部屋には、えらいゴージャスな椅子が笑。さすが、王子にふさわしいわ。などと皮肉を言って気持ちを落ち着かせてみたり。

座って待っていますと、看護師さんからカップを渡されます。胃の動きを止める飲み薬が入っていまして、うすーいポカリみたいな味です。先輩方から世にもマズい薬と聞いていたので拍子抜け。
次は喉の奥に麻酔液をシュッシュッと吹きかけられます。30秒くらい喉の奥に止めておいたあと、さっきのカップに出してもいいし飲んでもいいとのこと。これを3セット行います。結局薬を飲んだあとこのカップは使いませんでしたが。

歯医者さんでの麻酔みたいな感じですね。たった1回のスプレーでもう口の中が痺れちゃって、2回目で飲み込む動作も難しくなってきます。3回目ではもはや自分の喉ではない状態に。
それから腕に筋肉注射。これは何の注射か忘れました。軽い鎮静剤かな。
さあ、いよいよ検査室へ向かいます。通された部屋の診察台に横になり、人差し指に心拍数を計るカバーをセットします。
看護師さんが横でテキパキと準備されているのが、余計怖さを増長させるんですよね。あー、怖い怖い。本当に簡単に無事に終わるかしら。
ここで麻酔薬の注射が‥‥‥‥と思ったら、看護師さんがおもむろに部屋から出ていってしまったのです。

??と思って待っていると、今度は先生といっしょにやってきました。
すらりとした長身のイケメン先生は、華麗な足取りで診察台の横に歩み寄ると、目を見開いて私の顔を覗き込んできました。
「大丈夫!?」
そう言われました。ん、何が?と思った私ですけど、先生が言うには心拍数が異常に上がっているので、検査をいったん中断したとのこと。
緊張しているからでは?と答えましたが、そんなので180とかにはならないよと、先生は緊迫した表情のままです。
「不整脈とかないですか? 今まで心電図とか引っかかったことない?」
などとオゾマシイことを聞いてきます(もちろん引っかかったことないです)。気になるので心電図計りましょうと言われました。
ちょっと待ってよ、怖いじゃない。余計心拍数上がるってゆーの!

時間をかけて念入りに心電図を計り、その上血圧も計られましたが、異常はどこにも見当たらず。再び検査に戻ることに。怖いなあ、もう。大丈夫かな、私。
さて、ようやく肝心の麻酔を静脈注射されます。この看護師さん、さっきの注射もそうだったけどすごく上手で、自分史上、痛くなかった注射ナンバーワン看護師に推したいですね。
注射されてものの数秒で効いてきます。頭がふわふわーっとしてきて、麻酔って気持ちいいなあみたいな。
でもね、意識はちゃんとあるんです。先生の指示通りに横になった状態で左側を向き、マウスピースを口にはめて、「はい、ゴックンして」とカメラを飲み込みます。意外と飲みやすいなという印象です。
どんどん管が奥に入っていく感覚はあります。でも全然苦しくもないし痛くもないし、吐き気をもよおしたりしないのね。なんだ、こんなに楽なのにどうしてみんなオエッてなるんだろうって。麻酔ってすごいのね。
やってる最中は皆さんのアドバイス通り、ゴックンをしないようひたすら我慢してましたけど。

もうろうとしながらも、自分の胃の中は自分の目で見ておきたくて、モニターに映る映像に目を向けます。
「きれいな胃ですね。」
と、先生の声。確かに綺麗な胃でした。ああよかった。イケメン先生にきれいな胃を見せられて、笑。
それで安堵したのか、力尽きたのか、あれれ、そこからの記憶がごっそり消えています。あのときは覚えていた自覚はあるんですけど、あとで思い出そうとしてもどうしても思い出せませんでした。
管が完全に引っ張り出されたときに、ちょっと咳き込んだのはおぼろげに覚えているような。
「とても上手でしたよ。」と看護師さんが言ってくれました。そ、そうですか?(恥ずかしい)
検査のあとは1時間くらいベッドで休み、それから診察室で先生から自分の胃の写真を見せてもらいながら、異常がなかったことの説明を受けました。
あの異常な心拍数の上昇はなんだったんでしょう?

診断書を書いてもらい精算して、ふつうにお昼を食べて帰宅しました。
で、そのあと困ったことがあったんですよ。
何となく危ないなと感じていたんですが、検査の前から軽い偏頭痛がキテるなあと思いつつ放置していたら、午後から本格的な痛みに襲われました。久しぶりにひどい偏頭痛でした。
空腹の状態が長時間続くのがいけないんでしょうね、健診のときにもなったんですよね。麻酔をしたあとだったので、頭痛薬を飲むのをためらって。飲めばよかったかな。夕食まで必死で我慢して、夕食後に頭痛薬を飲んだあと死んだように寝ていました。
今回学んだこと。胃カメラよりも偏頭痛のほうがよっぽどツライ。
でも何も異常がなくて、本当に良かったです。安心しましたよ。
「またもし機会がありましたら、ご連絡を」
とイケメン先生の名刺をもらいましたが、どうしようかなあ、まあもしも機会があればそのときはね。もうこりごりだけど。

今日のお写んぽ写真は、尾関山公園にて。2か所蚊に刺されました(x_x) 次は秋に撮りに訪れたいですね。
今日も最後まで読んでくださった方に感謝。どうもありがとう。
撮影機材
Nikon D610
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
iPhone 6s back camera 4.15mm f/2.2