浜ちん流 自作ＬＥＤ講座？

ＬＥＤの外観と極性、回路記号

一般的な回路例（単段）

それぞれの特徴

ＣＲＤ：電流安定（電源電圧や負荷変動に対し不動）、
電流計算不要、高価（50円/1本）

抵抗　：電流不安定（電源電圧や負荷変動に対し変動）、
電流計算必要、安価（3円/1本）

ＣＲＤは一般的に10mA,15mAを組み合わせて使用します。
例えば20mA流す場合は10mAを2本並列に接続して使います。

実際には多段接続して使用します。

破線内の回路を電源に並列に何段も接続することで
多数のＬＥＤを点灯させます。

この回路を基に、ユニバーサル基盤にＬＥＤとＣＲＤや
抵抗を配置します。（これが結構大変ですが…）

部品配置例

実際にルームランプ等に埋め込む場合、基盤の形状や
部品の高さ等、制約が多いので現物を確認しながら部品
配置を考えます。

抵抗を使用した回路の抵抗値の計算
（ＶＦ、ＩＦは実際に使用するＬＥＤの値を使用して計算）

注意点
車のバッテリー電圧は変動（11～14.5V位）するので
抵抗値は約150Ω以上になる様、ＬＥＤのＶＦに合せ
てＬＥＤの数を設定するとよい。

ＣＲＤを使用した場合、ＶＲ（＝ＶＢ-ＶＦｘｎ）が
２Ｖ以上（３Ｖ以上推奨）になる様、ＬＥＤのＶＦに
合せてＬＥＤの数を設定するとよい。
（ＣＲＤは定電流とはいえ、電圧低下により電流値が
低下する特性がある為。次グラフ参照）

参考：ＣＲＤの電圧－電流特性（石塚電子HPより）

グラフ中のE-103が10mAタイプ、E-153が15mAタイプです。

VR=2Vとすると10mAタイプで6mA程度と、定格の6割程
しか流れません。
（VRが3Vで7mA、4Vで8mA、10Vでほぼ定格）

以上の内容は、自分がＬＥＤ工作をする際の例であり、
内容、考え方が間違っているかもしれませんので参考
程度にして下さい。

もし内容に不備、誤解等がありましたらメッセージ下さい。