2013年07月29日
XC60購入記 (その1)
この度、愛車となったXC60は私にとって、ちょうど10台目となる節目のクルマでした。
今回のXC60の購入までの顛末は、これまでにない意外な展開でした。
記憶に埋もれてしまうのは勿体ないので、思い出せるままに、備忘録として記録を残したいと思います。
完全に個人的な所感です。えらく長いです。ご了承ください。
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2013年2月某日
我が家の愛車エルグランドE52も今年の12月で車検を迎える。
エルグランドに乗り換えてから満2年。前車のエリシオンプレステージの時には感じなかった「フワフワ感」がどうしても気になっていた。
子どもが車酔いするようにもなってしまった。「足回りの強化をしたい」と漠然と考えるようになっていた。
日産車の場合、NISMOサスペンションだと比較的リーズナブルに足を固める事ができる。。。
でも、それで問題が解消されるかどうか、やってみなければわからない状況だった。
そんなモヤモヤした気持ちを抱きながら、みんカラで教えて頂いたE52のいくつかの不具合を直すべくディーラーに依頼することにした。
年度末の決算期だったので、ついでの時にやって貰えればいいと考え、担当のセールス氏にメールを入れた。
数日後、そのセールス氏から早速連絡を頂いたが内容は「一度話しをさせてくれ」というものだった。
「?」と思いつつ、ディーラーに出向くと、4つお願いしていたうちの1つしか対応できないとの事。
残りの3つは「調べたけどそのような対策品は出ていない」とか「症状が出ないと対策品への交換はできない」とか、わざわざ工場長が出てきて取りつく島もないといった風。
その間、担当セールス氏は引っ込んだきり。。。
私はすっかりクレーマーにされた気分になった。
お願いしたものはみんカラのお友達はみな、対策品に交換してもらっているのに、、、
これ迄も、ここのディーラーには疑問に思う事が多々あった。
最初の疑問は契約時にまで遡る。
11月30日の夜に契約書にハンコを押して、12月10日には既に車検が上がっていた。
それはこれまでホンダばかり乗り継ぎ、ホンダディーラーしか付き合いがなかった私にはあり得ない事だった。
ホンダディーラーでは新車で購入した場合、契約書に判を押すと本当に工場へオーダーを立てる。
その発注番号を担当の営業の方が教えてくれていた。
そういう過程をたどるのでホンダではオーダーを入れて最短でも(発注して)2週間はかかるものであった。
ところが、日産では一週間程度で上がってきた。
不審に思いネットで調べたところ、メーカーのお客様相談室で車体番号を伝えると製造時期を教えてくれるサービスがあることが分かった。
早速確認してみたところ、「お客様の車体は2010年10月に製造されたものです。」との回答だった。。。
2か月とは言え、どこかに置かれていたものであることが分かった。
そのような情報はセールス氏からは聞かされていなかったので、納車前にその事実を伝え「このままでは受け取れない」と突っぱねた事があった。
思えば、その時からクレーマー扱いされていたのかも知れない。
定期点検で車を持って行った時も、担当のセールス氏は店内に居るにも関わらず挨拶にも来なかったことがしばしばあった。
決定的だったのは、3年目の点検時での出来事だった。
珍しく出てきた担当のセールス氏に「車検をそのまま出さないで買い替えるかも知れない」と伝えた。
その際、担当のセールス氏が持ってきたのが「在庫車リスト」だった。
「今なら、R-ひろパパさんの条件に合う車がありますよ。これだったら頑張ります。」
と呑気に「在庫車」を勧めてきた担当のセールス氏。。。
『なるほど。私の今の車もこうやって取り置かれていた在庫車だったんだ。』
ようやく事実を理解した私の中で、○○日産(ディーラー名)に対する愛情が薄れていくのを感じた。
ネガティブな事ばかり書いてきたが、ハードウェアとしてのエルグランドに対する不満は恐らく足回りの交換で解消したと思う。
ただ、その車を販売するディーラーに対する不信が募ってしまったのが、今回クルマを替えるきっかけとなったことは間違いない。
そんなことがきっかけで次のクルマ探しが始まった。
(つづく)
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Posted at
2013/07/29 22:44:03
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