ヴィヴィオRX-R エアクリーナーブラケット交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
またしても、ヴィヴィオあるあるなのですが…。
純正エアクリボックスが経年劣化してしまうのです。
画像を元に説明しますと、
まず、10mmのナットで固定されているBOXの取付部品の樹脂が、経年劣化でクラックが入ります(^ω^;)
KIRAのそれも例外ではなく、割れています(^ω^;)
しかし、それ以上に深刻なのは、
ナットの下で、エアクリボックスを支えている、
『エアクリーナーブラケット』が劣化してしまうのです…(´;ω;`)
このブラケット、構造は単純。
ナットにはまるボルトを、ゴムで支えているだけのパーツ。
支えの部分にゴムを使っている為、
当然、熱量の多いエンジンルームでは、このブラケットのゴム部分が経年で劣化してしまいます。
すると、ゴムが変形し、ブラケットの金属板からも剥がれてしまいます。
すると、固定されていたエアクリボックスの位置がズレてしまう上に、左側の吸気ホースからも抜けてしまいます。
吸気は、パワー出力に関わる重要な部分であり、
この状況は見過ごせません(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆
という事で、またしても某オヤジさんからパーツを取り寄せ、新品のブラケットと交換します!
2
コレが、新品のエアクリーナーブラケットです!
あまりにも、パーツがキレイで、KIRAは感動致しました٩(๑•ᴗ•๑)۶
3
まず、古いブラケットを除去する為に、
エアクリボックスの腰上を外します。
固定しているナットを外す為に、10mmのラチェットでアクセスします。
ナットが外れたら、ボックスの腰上を固定している4つの留め具を外します。
コレはワンタッチで外れますが、やはりヴィヴィオあるあるで、クリアランスが狭いので、少しイライラします( ´ ꒳ ` )💢
次は、ボックスからエンジン側に接続しているホースを外します。
ホースバンドを、プラスドライバーで緩めます。
この際、緩めすぎると、ホースバンドが地面に落っこちて二度手間になるので、ある程度加減して下さいw
そこまで終えると、吸気側のホースから腰上を外すだけです。
さぁ!It's open!!
またしてもヴィヴィオあるあるですが、
ブローバイの返しが多い為、自慢の
TRUST AIRINX-GTも肩無しです(´º﹃º`)
何だかんだ20,000km程使用しており、
当時は、まだオイルキャッチタンクを取り付ける前だった事もあるので、こんなに汚れてしまってます(ᐡ • ̫ •`ᐡ)
また後日、新品と交換します!
…話が逸れましたが、ボックスの蓋を外すと、その下のボロボロなブラケットが顔を出します(´º﹃º`)
黒いボルトで止まっているので、
やはり10mmのラチェットで外します。
4
因みに、コレが摘出した患部ですw
見るも無惨な姿です…。
まぁ、仕方ないでしょう。
この車は1994年製(平成6年式)。
ボクが所有する前は、京都のとあるおじい様がワンオーナーで所有していたヴィヴィオ。
一度も変えてないとなると、トータル27年間、眠っていた事になるのです…。
それだけ熱に晒されれば、ゴム部分は否が応でも劣化してしまいます。
ブラケットとしての役割を、全く果たしておりません。
5
ここで、新品ブラケットの登場です!
KIRAも、色々考えたのですが、
やはり、ブラケットを先にボルトオンして、その後エアクリボックスを戻す方が現実的です。
先にエアクリボックスを戻してしまうと、
ブラケットを固定する際の、ラチェットを入れるクリアランスが、全く稼げないのです。
とにもかくにも、後は外したものを元に戻すだけ( ˊᵕˋ* )
作業を終えると…どうでしょう٩(๑•ᴗ•๑)۶
以前は、スロットルを吹かす度に大きく揺れてしまい、吸気ホースから外れかかっていたボックスが、全く身動ぎせずに、キチンとマウントされています!
余計な異物を吸い込むリスクも減るため、いい事尽くしです!!\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
但し、先にも述べた通り、
ヴィヴィオのエアクリボックス自体が、
経年劣化しており、ボルト固定部にクラックが入っている事がざらにあります。
新品のボックスや、毒キノコを入れている方には無縁かもですが、既存のボックスをそのまま使用する方は、ナットを締め付けすぎると、クラックの拡大に繋がってしまいます。
なので、ラチェットで閉める際は、ある程度加減をしてあげてください。
旧車と付き合うという事は、
こういう事ですフンス( ´ ꒳ ` )=3
6
メリットとしては、スロットルを踏んだ際に吸気が乱れない為か、パワーロスの低減に貢献していると思われます。
デメリットとしては、如何に新品を導入しても、支えの部分がゴムで出来ていることに変わりはないので、いずれはまた劣化してしまうことくらいでしょうか。
可能であれば、エンジンルームの熱対策なども出来ると良いのですが、ゴムを使っている以上、限界はあるでしょう。
たかがブラケット、されどブラケット。
ブラケットの供給が終わらない事を願うばかりです(必死)
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