
◆モコの買い替え、本格起動 の巻◆
嫁にモコ買い替えを提言。ケチな嫁なのに意外にあっさり賛同。やはり嫁もモコの機能性(ヒンジドア等)だとそろそろ不便になると考えてたようです。
また、嫁実家の用途で使う事が多くなった(はっきり言ってそればっかりw)ので資金の方もワリカン=半分負担になったのは助かりました。
(これが無いとますます腰が重かった、ってのが正直なとこ)
検討車種は前回書いた条件の④と⑤、できれば③も、に叶う軽自動車ってことで探すと(探すまでもなく)以下のとおりかな。
ホンダ N-BOX
ダイハツ タント、ミラキャンバス
スズキ スペーシア
日産三菱 デイズルークス・EKスペース
・・・なのだけど、
デイズルークスは以前に代車で乗った先代デイスとほぼ同じ感覚の筈なので対象外。新型発売間近なので待つべきか悩みどころだけど、他車が納得できなかったら待ってみる、という事にした。
スペーシアは嫁がどのデザイン(ノーマル、カスタム、ギア)も嫌だと言い出して対象外。
まずはダイハツから訪問。
◆タント
最初にタント(ノーマル)のXから。
N-BOXを十分研究してからの発売なのでさぞかし凄いかな~、と期待して車内に乗り込んだのだけど、「なんじゃこりゃ?」となった。
事前にダイハツのサイトで内装画像も見ていたので確かに画像と形状は一緒。でもちょっと、いや、かなり安っぽく見えるんです。

もしかしたら旧型よりも安っぽくなったんでね?と思ったくらいのチープ臭を感じてしまいました。
エアコンルーバーの縁の色遣いがこれまたチープさを助長してるようにも思える。
嫁から試乗運転するつもりだったので私は助手席から乗り込んだのだけど、目の前のキルティングを模したパネルが如何にも「キルティング『風』です。キルティングではありません」って存在な事に幻滅。キルティングの布地自体、さほど高価なものでもないのに。。つか、自分の嗜好で言えばキルティングは無いわぁ。
トール(タンク、ルーミー、ジャスティも同じ)の時もフェイクステッチ(成形でステッチを模してる)に幻滅したっけ。ダイハツのパネルデザインのセンスはほんと理解できんです。
でもそこそこ売れてるのだから、世間的にはこういうのがウケているのかなぁ?
もしかして、そんなとこに拘る私のセンスの方がおかしいの?
まぁ、私のレヴォーグのドアパネルにも傷防止にカーボン「柄」のシートを貼ってますんで偉そうには言えませんがね。。
・・・てか、あのシートが本物カーボンだったら勿体なくて足を当てられません(^^;
とまぁ、内装はケチョンケチョンな感想でしたが、走り出してみると印象が一変。
助手席に居てもボディがしっかりしている事が十分体感できることにびっくり。後に運転を代わってみて確信しましたね、「N-BOXを抜いたな!」と。
嫁も「車に詳しくない私ですらタントの乗り味は凄い!」とベタ褒めしてました。が、私同様「内装は最悪(-_-;」ですが。。
この近辺の各社Dではお馴染みの(自称)テストコースに向かい、ちょっとハイペースでのカーブでもとても安定して曲がってくれるし挙動もフラつくことなく安定。なのに脚が硬い訳でないので乗り心地も決して悪くないです。
ちょっと気になったのは、エンジン大幅改良、D-CVTに進化、って言ってる割にはCVTの回り方が昔とあんまり変わってない(喧しい回り方)のと、それほどハードに走ってもいないのに室内にタイヤのゴムが焼けた匂いを感じたくらいか。(かなりの安タイヤか?)
Dに戻って内装色がブラックになるカスタムを拝見。

なるほど、内装色が黒になればパネルのチープ感は少しは紛れますね。
でもカスタムってノーマルよりも20万円も高くなるので躊躇。
ですが、新型のカスタムはメッキの使用量が抑えられてほぼ許容範疇になってきたので「カスタムは嫌いだったけどこれなら有りかな」って感じ。
先代のカスタムは、メッキでギンギラギン。ちっともさりげなくないのが嫌いでした。
◆ミラ・キャンバス
そしてミラキャンバスに試乗。

外観は、私的にはVWバスをパクった、と書いたら失礼か。インスパイアしたデザインは好みなのですが、如何せん、女性寄りなカラーリングばかりに仕上げたのが残念。尤も後から特別仕様車で男性向けを意識したカラーリングが出たけど、それはそれでキャンバスのデザインの良さをスポイルした感じに。・・・デザインと色って難しいんですね。。

一方、内装はタントに比べれば全然良い。でも悪く言えば平凡っつか平均レベル?モコと同点くらいな感じ。
モコは基本設計が古いし外観は中庸というか平凡。
だけど内装は割とセンス良くデザインされてるので、個人的採点は同点くらいと感じました。
ほんと、どうしてタントはあんなに安っぽくしちゃったんだろ?
表示の価格の順位はともかく、社内的にはミラ系>タントって格付けなんだろうか?
一方、走らせた感じは旧世代だけあってか悪くもないけど良くもない程度。もっと言えばモコに余裕で勝ってる部分は無いってとこ。
なので検討対象外かなぁ?
でも嫁は今回の検討車の中でキャンバスの外観デザインが一番気に入ってたようなので、最後まで後ろ髪を引かれてたみたい。
担当営業は、初回は新卒のお姉さんがついていたのだけど、申し訳ないけど2回目から代えてもらいました。さほどマニアレベルでもない用語の意味(例:ABS)すら通じないのはしんどいですから。。
2回目以降は入社3~4年目くらいのお兄ちゃん。ちょっとオタク入ってるかも?車のメカ的な話になるとどんどん食いついてきて細かい解説してくる程だからちょっと引いてしまいます(^^;ま、会話が通じないよりかはマシですね。
◆N-BOX
その後ホンダへ移動。
今回は本気検討モードなので数あるホンダD(我が家から5km以内に5軒もある)の中でも、以前ホンダを4車種購入した旧ベルノ系列のDに行くことにしました。
ここの営業マンの応対センスは程良く(注:上質って意味でもない)、サービスマンのレベルも高かったんですよね。
当時の担当営業は本社に異動してしまったので全く新しい人(と言っても入社6年目)が担当となりました。
N-BOXは昨年以来に久々に乗ったけど、明らかにタントよりも上質に見える内装は嫁の目から見ても「全然良い!」。
走らせると、確かに昨年試乗した時と同じ良い感覚なんだけど、タントに乗った後だけに「もう一声、出てほしいなぁ~」とも思ってしまいました。
昨年乗った時は「これで十分じゃん。いや、十分以上だよ!」と思ってたのに。。
それだけタントはデザインはともかく走りの方は凄くイイんだなぁ、と再認識。
ほんと、技術の進歩って凄いもんです(・_・;
って事で、以後しばらくはどの車種に絞るのか、超ぉ~~~悩みまくる期間となりました。
つづく