年明け早々、プロボックスに異変が。
アクセルオフやブレーキングで前荷重になってそれが抜ける時、
カクン…という音が出るようになってしまった(汗)。
こりゃ原因を突き止めないと! と思って、
藤岡のヒミツ基地へと駆け込むと、
「どうせならオーバーホールしちまうか?」とゴッズ中村。
なんか大ゴトになっちゃったな~と思いつつ、
どこかのタイミングでオーバーホールしなくちゃなんだから、
これを機会にやっとくか! と足回りをバラシ始める。
2人で作業して、10分足らずで車高調取り外し完了。
アッパーマウントやロワブラケットを取り外し、ガスを抜いたら、
ダンパー単体を万力に固定して分解作業スタートだ!
オイルを抜くため、SSTを使ってキャップを開ける。
汚れ具合をチェックするため、
オイルを容器にあけてみると…
うへぇ~金属粉がスゲェ…汗。
そりゃ常に金属が接触しながら上下動してるんだから、
こうなるのも当然だわな。
オイルを抜き終わったらダンパーロッドを取り外し、
ケース内部との摺動部をチェックする。
変な摩耗は見られず、アタリもキレイだ(笑)。
ちなみに、減衰力を決めるシムの枚数と入れ方は、
言うまでもなくゴッズ中村スペシャルね!
続いて、オイル室とガス室を隔ててる
フリーピストンをエアを使って摘出。
左が摘出後のフリーピストン、
右がOリングを外して表面を研磨したモノ。
光の加減が微妙なんでわかりにくいかもだけど、
ダンパーケース内壁と接触する部分に磨きを入れて、
摺動抵抗を減らそうってことだーねー。
それと合わせて、
フリーピストンに組み込むOリングもコーティング。
写メるのを忘れちゃったけど、
ダンパーケース内壁も研磨する。
で、新しいダンパーオイルを用意。
前に使ってたオイルよりも粘度は若干やわらかめで、
温度が上がるとコーティング効果を発揮するマル秘添加剤も配合だ。
バラしたのと逆の手順でダンパーを組み上げ、
最後に、これまたマル秘ガスを注入。
このガス、スーパーターボ用碓氷SPLⅡを
アンクル小山につくってもらった時、
オレは初めて体感したんだけど、
ありきたりなガスに比べて、
ストローク初期の動きがえらくよくなるのだ。
あとはピロアッパーマウント。
ピロボールの動きがシブくなってたんで、
新品に打ち替えようと思ったんだけど、
同じサイズのモノがなかったんで次回に持ち越し。
まず右フロント用のオーバーホールをゴッズ中村にやってもらって、
その手順を見てたオレが左フロント用の作業を実施。
ダンパー構造をジックリ見られたんで勉強になった(笑)!
で、オーバーホールが完了した車高調をプロボックスに装着。
試運転に出てみると、カタカタ音が消えてるじゃないの!!
ピロボールの動きがシブくなってたことから想像するに、
ダンパーロッド上部を固定するナットが緩んでたんじゃないか? と。
日常的なメンテの重要性を改めて痛感したしだい。
それと今回初めて縮み側の減衰力をちょい高くしてみたんだけど、
ステアリング操作初期のレスポンスがよくなったねー。
半年くらいこれで乗ったら、
またオーバーホールがてら仕様変更してみよっと!
というわけで、大満足な車高調オーバーホールであった。
で、藤岡のヒミツ基地まで行ったら、
ここに行かないワケにはいかんでしょう。
そう、いまや変態グルマ好きの
聖地となりつつある鶴商文庫!!
2018年イッパツめはおろしバーグを注文!
出てきたら、親亀の上に子亀が乗ってる、
マスターのサービス満点、
750g仕様だった(爆)!!
さらに、月見バーグを注文して、
同じく750g仕様が出てきてしまったゴッズ中村が、
「食いきれねぇよ…」ってことで、オレがベーコンを頂き(笑)。
いや~やっぱ鶴商文庫は最高だ!
さらに!!
鶴商文庫SPLステッカーもGET!
さっそくリヤゲートに貼らせてもらうことにした。
いろんな意味で満足度が超高い1日だった!!
Posted at 2018/01/19 12:30:45 | |
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