ブーストが0.7~0.8位までしか上がらない・・・というのを時々見かける。
その原因はブーストを制御しているホースだと思う。
写真の↓アクチュエータに繋がってる三叉ホース。
で、模式図にしたのが下図。
ここから引用したけど、T字ジョイントの接続が間違ってるけど・・・整解も同じ図になってる・・・
まずは、純正のブースト制御方法
タービンで加給された圧がホースで取り出される。 赤い矢印。
T字ジョイントで2方向分かれた圧は、 青い矢印と緑の矢印 へ分かれる。
アクチュエーターはスプリングがあるので、圧が掛かったとしてもスプリングのバネ力以下ではアクチュエータは作動しない。
対してソレノイド側はソレノイドが開いているのでサクション側へ圧を逃がしていく。
ブーストが設定以上に高くなるとソレノイドが閉じて、圧が逃げなくなり 緑の矢印 の分もアクチュエータに作動しウエストゲートを開き圧が抜ける。
ソレノイドの制御出来る圧力が小さいため?、ホースにオリフィスが入ってる。
で、ブーコンとか着けてホースを社外品にした場合、オリフィスは入れない。
そのオリフィスの入ってない配管使って純正と同じ配管の並びにした場合、圧が0.7~0,8位までしかからないことになる。
その理由
オリフィスがないと、入ってくる圧 赤い矢印 の方がソレノイドから抜ける圧 緑の矢印 より大きくなるため、アクチュエーターへ作用する圧 青の矢印 がアクチュエーターの作動圧を超えるためアクチュエーターが作動しそれ以上圧が上がらない。
アクチュエーターの作動圧が0.7~0,8である。
まあ、結論としては、タービンコンプレッサーとT字ジョイント間のホースにオリフィスが入っているか確認。
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エボ知 | クルマ
Posted at
2008/08/26 23:13:21