昨日は疲れてるいるのに寝付けなかったし、寝ても直ぐ目が覚めた。
朝起きてからは筋肉痛だ。
昨日の続き
どうするか考えた。
記憶を甦らせる。
CP9Aのミッションを降ろしたサイトを見たことがあった。
その中に、ドラシャの外し方を書いてあった。
片方は、整解のとおりのやり方で外し、反対はドラシャを外したあと、ミッションの
穴に長めの棒を入れてアウトプットシャフトを叩き出すというもの。
抜けなくなったアウトプットシャフト。引っ張り出すのは無理だけど、叩き出すのは出来るかも?
どうする、やってみる?ひょっとしたら無駄な作業になるかもしれない。
でもそれが出来なきゃ、ミッション&T/Fを降ろしてバラすというエライ作業になる。
やるしかないでしょ。
左側と同様、右側をばらす。
あと、ドライブシャフトとなった。
右側にはフロントパイプがあるのでレバーを上手く掛けられない。
フロントパイプにレバーを当ててみるが、つぶれそうなので止めた。
どうしたらいいか?結論は判ってるが面倒臭い。
急がば回れということで、フロントパイプを外すことに。
触媒側のフランジを止めてるナットにスパナがチョットしか掛からない。
60度位緩めて、スパナを戻しまた掛けて60度回してというのを繰り返す。
アウトレット側はインパクトで簡単に外す。
フロントパイプを車体から取り出すには、ロアアームバーを外さないといけない。
がオクヤマのロアアームバーは、10箇所もネジ止めがあるので、外すのが面倒。
ネジを外したフロントパイプをロアアームバーの上で横にずらすと、ドラシャにレバーを
掛けるスペースが出来た。
ドラシャを押すと抜けた。こちらは、アウトプットシャフトは抜けなかった。
アウトプットシャフトのネジ穴にスライドハンマーをセットする。
ハンマーを勢い良くスライドすると。アウトプットシャフトが抜けた。
オイルが漏れるが、左を外した時に殆ど抜けたのだろう、あまり漏れない。
さて準備は出来た。問題は抜けるかどうかだ。
T/Fの穴にロングエクステンションを入れる。
フロントデフはクスコのものに変更している。
純正と同じようにセンターにシャフトが無いのだろうか?
左側かれ出てるアウトプットシャフトに触れた状態で、ロングエクステンションを押してみる。
動いた。よしっ。
ハンマーでロングエクステンションを叩く。
一撃目。動かない。
二撃、三撃と加えて行く内に、エクステンションが中に入っていく。
ついに、抜けた。やった。
穴を覗くと向こうが見えた。
穴の途中に何かある。何?
取り合えず、エクステンションで向こうへ押し出す。
穴の中に見えなくなった。
抜けたシャフトを見ると、クリップが半分溝に嵌まってた。
さっき、穴の中に見えたのは、クリップの残り半分だったようだ。
しかし、書き落とし筈のクリップが見当たらない。
何故?ミッションの何処かに止ったいるのか?
穴に指を入れてみる。リップの周りに沿って指を動かすと・・・あったよクリップの残り。
素人考えでエライ目にあった。
さて、どうする?
クリップがセレーションの谷より小さくならなければ、組み付けは出来ない。
クリップを加工するのは、失敗した。
クリップ無しで組み付けるか?ドラシャをハブで押さえれば抜けることは無いんじゃない?
悪魔が囁く。
ダメダダメダ。動力を伝える重要なところ。クリップで抜け止めしないなんてありえない。
天使が主張する。
もう、元に戻そうよ。良くやったよ。 挫けそうになる。
方法は、一つある。それは判ってた。それは、アウトプットシャフトのクリップ溝を削って
クリップがセレーションの谷より小さく圧縮されれば良い。元々そういう設計だ。
でもね、アウトプットシャフトを作った人が言ったのよ。焼きを入れると硬くて削れないって。
ここまで来ると削れるかどうか試してみる価値はある。
グラインダーに薄めの歯をセットし、溝に当ててみる。
削れたよ。削り過ぎないように注意しながら全周を削る。
溝にクリップを嵌める。セレーションの谷よりクリップが出ていないことを確認・・・ok。
いよいよ、T/Mの穴に差し込む。
デフとシャフトのセレーションが合う。
クリップのとこで止る。さてこれからが勝負。
ハンマーでシャフトを叩くと、スコンと入った。
やったよ。ここまで来れば9割方終了だよ。
ドラシャを嵌める。いい感じ。
反対側をハブに嵌める。ワッシャ、ナットで固定。
ロアアームを嵌める。ナックルの所の位置合わせが面倒。
ローターを嵌め。キャリパーを固定。
タイロッドエンドを調整。
メンバー筋金くん、フロントパイプ他、外した部品を元に戻す。
次は難関のT/Mへの給油。
漏れた量は1リットルは無いと思う。
T/Mのフィラープラグを外す。
180ccの油注しにLSDオイルを移す。
油注しをギュッと握って、注油するけど中々流れていかない。
だんだん握力が無くなってくる。
800cc位入れたところで、フィラー口からオイルが漏れ出したので終了。
フィラープラグを締めた。
これで交換作業は終了・・・のはず。
タイヤを嵌める。
リアもジャッキアップし馬を入れて4輪離地状態にする。
運席に乗り込みエンジンスタート。
1速に入れる。
ちゃんと動いてる。
異音は・・・していない。
ちょっと気になっていた車速もちゃんと表示する。(CZのハブに磁石があるのでその辺がどうかなと)
エンジンを止めて、トーの調整。日が落ちたので暫定。
アームにブレーキデフレクターを装着しタイヤを嵌めて終了。
工具を片付ける。
これで、プロジェクトD完了・・・のはず。
ちょっとコンビニまで試運転。
動きだすとゴーっと音が・・・
さっきの確認ではこんな音はしなかったのに・・・
帰って下を除くと、ディフレクターが地面を擦ってたようだ。
明日直そう。
で、今日。
筋肉痛ながら小雨降る中、トーとディフレクターの調整。
キャンバーを測ると5度位なので、アッパーマウントを一番外に出す。これで2.5度位。
トーはなるべく0になるよう調整。
ディフレクターは、2ヶ所の固定の内1ヶ所が出来て無かった。
それで90度回転してしまってて、地面と擦れて結構削れてた。
出来たら新品にしたいが、まあ。見えないところなんでいいか。
走ってみると、グシュッって音がする。昨晩はしなかった音だ。
今日触ったのタイロッドエンドとアッパーマウントだ。
アッパーマウントは、増し締めしたけど変わらない。
雨が強いので、明日チェックしてみる。