タービンが原因と思われるアイドル不調が続いてた。
推定原因としては、
タービンが回りすぎることにより過給が発生。
アイドル中(スロットルは全閉)のため、過給された空気がインタークーラーパイプの中で逃げ道が無くなる。
空気の逃げ道が無くなり、吹き返しor(吹き返しまで行かなくても)エアフロ部での空気が滞留し、エアフロでの、空気流入量が計測出来なくなり、アイドルの不調が発生。かなりの確率でエンスト。
と考える。
停車中でも、僅かにアクセルペダルを踏んでいれば、エンストを回避出来たことによる。
対策としては話は単純で、アイドルでタービンを回らなくすれば良い。もしくはエアフロレスか。
エアクリを吸入効率の悪いものにするか、排気系を排気効率の悪いものにするか。
先日、マフラーにサイレンサーを入れてみた。
アイドル中では、タービンを回らなくするような効果は無いようで症状は改善しなかった。
(全開ではピークブースト130Kpa=>118Kpaと抜けが悪くなってるが・・・)
で、今日はエアクリを替えてみた。
今着けているのは、HKSのパワーフロー。
これをパワーエンタープライズのエアインパルスに替えた。
若干改善した。
エンジンスタートしてアイドルしてる。(パワーフローだとエンストしてた。)
エアコンオンするとアイドルがラフになるが、アイドルしてる。
OKかと思ったが、アクセルを踏んで回転を上げたあとアクセルオフするとエンストした。
こりゃダメと判断しパワーフローに戻した。
次はスロットル。
スロットルはエボ8の時にビッグスロットル化した時のものを流用してる。
(エボ8とエボ9ではスロットル違うけど問題なく使えてた。)
エボ8で、Dジェトロ化した時にアイドル回転数が1500rpm以上になったのでSASスクリューを全部締め込んでた。
エボ9は、Lジェトロのままだが、SASスクリューを戻すことなく装着してた。
MIVECの効果かHKSタービンに交換するまでは問題なくアイドルしてた。
今回のアイドル不調が発生した時も一度SASスクリューを調整したけど、タワーバーが邪魔で調整しきれなかった。
で、もう手がないのでSASスクリューの調整に再挑戦。
狭いところに手を突っ込んでちょっとづつ緩めた。
ENG掛けて確認。
アイドルOK。
回転上げてアクセル放してもエンストしない。
これでOK?
調整前
調整後
SASスクリューを緩め過ぎた?エアコンオフだとアイドルが高い。
燃費が悪くなるだろ・・・その内ちょっとづつSASスクリューを締めてみよう。
まぁ、これで渋滞も大丈夫。
普通にアクセル、ブレーキ操作することが、なんと楽なこと。
余談
先週のエボイベントでのHKSデモカーに関するブログで、
土曜に行った人はアイドルが不安定と書いてて、日曜に行った人はアイドルが高いと書いてた。
アイドルが高いの意味が分からなかった。
F-CONの設定を替えて、アイドル回転数を上げたのかと思ったが、それだと上に書いた原因が合ってると、余計アイドルが安定しなかったり、エンストし易くなるはずなのに。
よって多分、SASスクリューで調整したんだろう。
元々デモカーがSASスクリューを閉じていたかどうかは不明。
タービン交換してもアイドル不調にならない車両もある、というか不調になったのは、自車とデモカーだけ?なので、あんまり気にしなくて良いかも。
仮にアイドル不調になってもSASスクリューで調整出来る・・・かもね。
Posted at 2010/07/31 23:57:45 | |
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