実に面白い。 その話はあとで。
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エボ9で初めてパワーチェックした時のもの。
グラフ
データ表
リミッターまで回してないし、ブーストも低いので数値は置いといて、各グラフの見方について。
縦軸は、馬力、ブースト等。横軸は車速。データ表に空燃比、排気温もあるが、これは未計測。
横軸は車速はどうやって計測しているか?
計測時、タイヤ径を計ってたので、ローラーの回転数にローラー径とタイヤ径を換算して車速を算出していると思われる。
データ表にエンジン回転数が出ているが、これはどうやって計測しているのか不明。
車速からタイヤ径、デフ比、トランスミッションギヤ比を使って換算しているのかと思ったが違うらしい。
デフ比等を変えたので、計測前にそのことを伝えたが、影響無いとのことだった。
点火信号を拾ってるのだろうか?
前置きが長くなったがグラフの意味。
まず計測されるのが計測馬力。赤線。タイヤからローラーに伝わる馬力。
これがダイナパックの計測値に近いんじゃなかろうか。
同時にブーストも計測される。黒線。店によって無い場合もある。
次に計測されるのが、0ライン(破線)より下に出てる損失馬力。紫線。
回した後にアクセル抜いて、クラッチ切って、車速が落ちていく時に計測する、T/M~タイヤまでの伝達系での損失が計測される。
駆動時と被動時で同じ損失になるかはちょっと疑問あるが・・・
駆動時の方がギアのかみ合いとか、効率良いんじゃなかろうか?
ダイナパックは、駆動側の出力しか計測出来ず、被動側の出力は計測出来ないらしい。
エンジン出力としては、計測馬力+損失馬力となりこれが修正馬力。緑線。
馬力とトルクは換算出来るので、修正馬力を換算したものが修正トルク。実際にトルクを計測しているわけじゃない(と思う)。
ダイナパックのグラフで、馬力とトルクの換算がずれてるものがあるらしい。
ずれるのは有りえないので、気になる人は計算してみた方がいい。
ダイナパックに関するネタ元
ちょっと気になるパワーの話
表のリンクから外れてるようだけど
ダイナパックに関するご質問にお答えします。
上のリンク先にダイナパックの係数の話がある。
パワーアップ前後で同じ係数掛けると損失馬力分も余分にアップすると。
シャシダイの計測結果をみると、3回目のみ違うところで計測してが、それ以外の3回の損失馬力は40馬力程度で一定だ。
2回目
3回目
4回目
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実に面白い。と思ったのは、某ショップでセッティングしたエボ10。
ブーストアップだけで380馬力、51キロ出した。しかもダイナパックで。
その車今度はシャシダイでチェックした結果、同等の値が出た。
う~ん、さすがだな。と思ったが、いや待てよ。係数の話はどうなった。
いやいや、係数の話はどうでもいい。
ダイナパックには損失馬力分が載ってないんだろ?
ということは、シャシダイの計測馬力(350)とダイナパックの計測馬力(386)が同等じゃないと・・・
ダイナパックの方が計測馬力が上とは・・・実に面白い。
Posted at 2008/10/10 22:25:36 | |
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