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EVO9@GTのブログ一覧

2007年04月22日 イイね!

エボ知 No.7 燃料ポンプ交換

記載内容は自己流ですので、参考にする場合は自己責任でしてね。

燃料ポンプは、目的に応じた容量を選択し、装着可能か確認して入手する。

容量の大きいものを選んでも、リターンが増えて、燃料温度が上昇、燃圧低下を
招くから。

と言いながら自分は、PEの255L/Hを選択。今の仕様からはちょっと大きいと思う。

今回装着するポンプ。


ポンプはアメリカ製。


2年前に装着したポンプ。音消しのスポンジが付属。


事前準備

ガソリンは出来るだけ減らしておく。
今回は急に思い立ったので、給油後100Km走行したのに、一杯残ってた。

パッキンは再使用不可指定されているので、必要な場合は入手。
写真はエボ7の交換の時のために入手したもの。
自分は再使用している。今回も使用しなかった。


作業開始
エンジン停止後も配管に燃圧がか掛かっているので、燃圧を抜く。
燃圧を抜かないと、ホースを外した時、ガソリンがかなり漏れる。
↓燃圧抜く前。


リッドを開き、給油口を開けタンク内圧を抜く。

↓変らず。


リアシート座面を外すと9から?追加されたシートが見えるが、これをを捲る。
 リアシートの外し方は取り説に載ってる。


左側にアクセスパネルがあるので、外す。
赤線はバッ直用に追加したもの。ノーマル車には無いので以下無視して。



コネクターを外して、数秒キーを回す。
セルは回るが燃圧が無いのでエンジンはスタートしない。残圧によっては初爆位あるかも。

↓燃圧低下。



燃料配管3本ほ外す。2本はワンタッチコネクター、1本はバネクランプで止まってるので
それぞれ外す。
多少ガソリンが漏れるので慌てない。もし燃圧を抜かないとドクドク漏れることになる。

ポンプケースを止めているフランジがナットで固定されているので、ナットを外しフランジを抜く。
フランジは位置が決まっているので、位置のマーキングをするか、目印になるものを見つけておく。
 エボ7で初めて作業し戻す時に何で嵌まらないのか判らなかった。
 今回はフランジとタンクにチェックのマジックがしてあったので、それを目印にした。
このフランジをどれ位で外せるかで、作業時間がどれ位かかるかになる。
知恵の輪状態なので・・・


フランジが外れたら、ポンプケースをタンクから引き抜くが、燃料レベル計測用のフロートが
邪魔になるが、無理に力を掛けないように注意。
ポンプケース内にガソリンが入っているので、室内へこぼさないよう受け皿を用意すると良い。
メルシートにガソリンが掛かると溶けるはず。

今回はタンクの渕までガソリンがあった。


外したポンプケース。この中にまだガソリンが入ってる。


残量検出フロートの仕組みが判る?
めったに無いと思うがフロート位置がずれると、燃料残量を正しく示さなくなる。
タンク容量で異なるので、他グレード、年式を流用する時は注意が必要。
ケース自体は同じでもこれが異なるので、残量を正しく表示しない。


爪で止まっているケースの底を外す。
ポンプを引き抜く。ハーネスが有るので注意。


ポンプを抑える底のゴムは純正(写真左)を使用。


外したポンプ(左)と新ポンプ(右)。ポンプ口の白いアダプターを新しい方へ移植。
小さいパッキン(交換する場合)を嵌める。自分は交換しなかった。ポンプケース側に
残ったままだった。(これの中心に写ってる。)


読めないけど新旧でコネクタの番号が違ってた。



ケース側のコネクターを交換するかどうかが問題だが、自分は交換していない。
下の説明にあるとおり、端子形状が同じなら交換する必要は無い。
端子形状を見て問題無いと判断している。
ちなみに、エボ7にPEの210L/Hをセットした時は交換した。
エボ8、9にPEの255L/Hをセットした時は交換していないが問題なかった。
端子を換える時、+-を間違えないように1本づつ換えた方がいいよ。


ポンプをケースにセット。ポンプとケースの隙が余りないので音消しのスポンジは、
(有っても)装着していない。
大きいパッキンを交換して元に戻す。(自分は交換していない。)


戻す時の注意点は、フランジの向きに注意するくらいか。

フランジをナット止め、ホースを接続、コネクターを接続したあとエンジンキーを捻り
ちゃんとエンジンが始動し、燃料漏れがないことを確認する。
(本当は点火をカットし燃料ポンプを動かして燃圧を立ち上げてからエンジン
 始動した方が良いが、素人なんでそこまでしない。)


アクセスパネル他を元に戻して終了。

作業時間
エボ7で初めて交換した時で1時間位。今回は写真を撮りながら同じく1時間位。



余談

2年前交換した時の、純正(左)とPE(右)の比較。
エボ9から容量が少し増えてるが、ホントに少しで1割も増えてないから、交換するなら
社外品を選んだ方がいいよ。


PEの255L/Hはトロコイド式で作動音が大きい。
エボ8で初めて装着した時は壊れてんじゃないかと思ったほど。その音消しのために
スポンジが付いていたのだが、1月に入手した物には価格が下がった分?廃止されていた。
エボ7に装着したPEの210L/Hは、カスケード式はそれ程五月蝿く無かった。
Posted at 2007/04/22 12:02:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | エボ知 | クルマ
2007年03月09日 イイね!

エボ知 No.6 純正タービンの構成



右から

12521 コンプレッサーハウジング
      アルミ

12796 Oリング
      
12520 カートリッジ
      ターボの肝

12769 スナップリング
      コンプレッサーハウジングとカートリッジを固定する。
      構成は単純だが、スナップリングは大きいから外すの大変

12516 カップリングリング
      エグゾーストハウジングとカートリッジを固定する。
      ネジ止めなので外すのは簡単。
      
12545 エグゾーストハウジング
      鋳物で重い。


以上を合せたものがタービンになる。以前はこれがタービンの最小単位だったが、
2005年中頃からアクチェーターとセットが最小単位になった。

9.5のマグのカートリッジ。
コンプレッサーホイールはネジ止め。コンプレッサーホイールが組み込まれた状態では、
対策された部分は見えない。


9から広げられたディフューザーが良く判る。


9のマグ。タービンホイールはシャフトと一体なので分解出来ない。



ホイールの材質

吸気側:コンプレッサーホイール アルミ or マグネシウム

排気側:タービンホイール インコネル or チタン

組み合わせ      レスポンス 耐ブースト  <=イメージ。数字の差程差は無い
アルミ+インコネル   3      1
アルミ+チタン      2      2
マグ +チタン      1      3


9の対策前マグは貴重なの・・・その話はまた今度。
Posted at 2007/03/09 22:55:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | エボ知 | クルマ
2007年03月05日 イイね!

エボ知 No.5 純正ブローオフバルブの強化方法

日産のSR用だけど構造はエボも同じなので参考に。

 東名パワードのこちらの3頁目 インテークリリーフ機能排除の加工例 が該当。

作業自体は簡単だが、ポートを埋めたボンドが外れてエンジンに吸い込まれる懸念も
あるので、実施する人は自己責任で。


余談1
リリーフの考え方は、この解説とちょっと違う。まあSR用はそうなのかもしれないが・・・

ダイヤフラム側へ回った圧が、バルブの軸と本体の隙間からサクション側へ漏れる。

これがリリーフ。バルブが動いてリリーフするわけじゃない。

漏れるよりも、もっと大きな圧になる(=加給圧が異常に上昇する)と初めてバルブが動く。

8.5から採用されたアルミボディは、バルブの軸と本体の隙間を詰める(=リリーフ量が減る=より高圧でリリーフする)ために、樹脂から変更されたと推測する。


余談2
ブローオフバルブを逆着けするとどうなるか?

リリーフしなくなると思ってたが、エボ8に4か5のバルブをつけてみたところ
1.2でリリーフした。

8の樹脂タイプ、8.5以降のアルミタイプでは試していないので不明。

アクセルオフの場合、順着けと同様にリリーフするので逆着けしても問題無い。

余談3
MIVECの場合、サージタンクに圧力センサーが追加されているので、SQVを
装着しても、エンジンストールは発生しない。
Posted at 2007/03/05 22:55:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | エボ知 | クルマ
2007年02月28日 イイね!

エボ知 No.4 パワーとトルクの換算式

覚え


パワー(PS) = { 2Π × 回転数 (rpm)× トルク (Kg・m) }  
           ÷ { 60   ×   75 }

         = 0.0014 × 回転数 × トルク 
Posted at 2007/02/28 22:49:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | エボ知 | クルマ
2006年10月24日 イイね!

エボ知 No.3 フロントデフの潤滑はミッションオイル

エボ知 No.3 フロントデフの潤滑はミッションオイル多分合ってると思うが・・・

Dがフロントデフ。
これの潤滑は、トランスミッションからトランスファーケースに掘られて通路を通って、右側のドライブシャフト側に行き、それからフロントデフに入り、T/Mへ戻っていく。赤線のルート

ちなみにトランスファーの潤滑は、Aにフィラープラグがあり、B(フロントデフの下辺り)にドレンプラグがある。
Cの範囲にトランスファーの潤滑オイルが溜まることになる。

フロントデフはケースに密閉されているため、トランスファー部に社外の高価なLSDオイルを入れても、フロントデフに入っているLSDには届かないことになる。

ちなみに、純正ヘリカルLSDはATFには対応していないと思う。

Posted at 2006/10/24 22:23:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | エボ知 | クルマ

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