2015年11月07日
コンプリートエンジンと言えば。。。
友人と話してまして、昔、REINIK(レイニック)エンジンがあったよね。と、いう話になりまして。。。
このエンジンなら、TOMEI(東名 パワード)のエンジン並みのスペックなのかな。とも思ったり。。。
REINIK(レイニック)は日産工機のモータースポーツ部門です。ワークスというのかな。
現在は、社名の変更で、
REINIK(レイニック)はREIMAX(レイマックス)になりました。
一般的に有名な車種では、スカイライン R33 GT-R のメーカーコンプリートマシン NISMO 400R(ニスモ 400R)に搭載されていたエンジンが、この、当時、REINIK(レイニック)の部品が入ったエンジンでした。
車両価格12,000,000円で販売されました。
当初99台販売とのことでしたが、実際には55台しか販売されなかったという話を耳にします。
スカイライン R33 GT-R セダン オーテックバージョンをベースの400Rも極僅かながら販売されたという話も。。。1台? 数台?
で、この NISMO 400R (ニスモ 400R)のエンジンはRB26DETTをベースして、日産工機 REINIK(レイニック)製品のストロークアップクランクを使用にすることにより、2,800ccに排気量をアップして、N1仕様のメタル製の大型タービンを装着して、インタークーラーを大型化して、メタルヘッドガスケットを装着。そして、専用ECUへの変更等を行なったエンジン。
いわゆるチューニングを施した専用エンジンである「RB-X GT2」というコンプリートエンジンを搭載されていました。
オイルクーラーも水冷式から空冷式に変更して冷却性能を改善するなどされました。
このように、エンジン内部からエンジン周辺パーツまでトータル的に見て大きく手が入れられていました。
エンジンの公称スペックは
最大出力400ps/6,800rpm
最大トルク47.8kgm/4,400rpm
ただし、実測449psの個体も存在していたという話もあるので、スペックはポルシェのように、保証、最大出力になっていたのかも知れません。
※ここから下記は、GT-Rに詳しい友人に教えて貰ったことになります。
REINIK(レイニック)は、元々はRB26を開発した部門の方が、作ったプライベートブランドで、RB26を常に進化させると言う目的で作られていたブランド。
しかし、レースの世界で直6型エンジンの未来性がなくなり、V6型エンジンの開発に予算が使われる様になった為、無くなった部門とのこと。
その為、スカイライン R34 GT-R BNR34 Zチューンのエンジンは REINIK(レイニック)のエンジンでは無く、RB26DETT改 Z2(Z-TUNE CONSEPT ENGINE SPEC.2)という、NISMO(ニスモ)製のエンジンになっている。
因みに、RB26のエンジンブロックはカタログ上、標準の06U、N1やニスモの24Uと二種類が出ていますが、レース屋さんの専門誌には50Uと言うGT500専用のブロックもあるとのことです。
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2015/11/07 00:36:31
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