
HKS製品の新しいチタン製のマフラーが気になっています。
チタン という素材について見てみると。。。
比重:4.5(鉄とアルミのおよそ中間)
強度:一般的に実用な金属中最強クラス。
熱伝導率:17 (低い)
耐食性:非常に強い。
磁性:なし。
錆:海水でも錆びないようです。
融点:1,668°C(高い)
その他:イオン化しない為、素材の味を変えない。
などのような特徴を持っています。
で、そのチタン製品のマフラーを使用すると。。。
チタンは熱伝導率は17と低く、鉄やステンレスと比べると1/4程度なので、鉄やステンレス製品のマフラーに比べると、高温のまま出口まで排気ガスは流れやすくなります。
排気ガスは高温なほど流速が増しますので、抜けが良くなると思います。
そして、チタンマフラーを使うことによって、
センターパイプのフロント側から、リアマフラー側にかけてのチタンのブルーグラデーションへの変色を見ることによって、そのチューニングの燃調などの追い込み方がわかったりしちゃいます。
なので、チューニングショップのその車両のセッティングレベルが目で見えてしまうパーツなので、おそらく、ショップ側としては、あんまり嬉しくないパーツかも知れませんね。
安全マージン取り過ぎているセッティングなどでは、ブルーグラデーションに変色はしないようです。
耳にする話では、サーキットなどで同じように使用してみても、フロント側から綺麗に変色しているマフラーと、全く変色が無いマフラーの場合は、変色が無い方が燃調が濃いと思われます。
要は安全マージンを取り過ぎていたりなどしていて、本来求められる最適な状態で燃焼していないと思われます。
燃調が濃い = ダメではありませんが、、、。
このように、車両のセッティングが見えるパーツでもありますので、そういった意味でも興味があるパーツだなぁ。と、気になっています。
実際には、自己満足のパーツでしょうが。。。
それでも、工業製品と見た場合、自動車の排気系の部品の材質と考えた場合には、チタンは今現在一般的にに使用出来る中では最適なのかな。と思います。

それで、現在使用している、HKS スーパーターボマフラー ステンレス製品から、HKS スーパーターボマフラー Ti のチタン製品に交換しようかな。
と。。。

実際に同じサイズや構造の設計のマフラーで、素材が変わっただけで、どう変化するものなのかも興味があります。
加えて、600PS以上に対応したチタン製品の静かなマフラーもなかなかありませんので。。。

イメージでは、チタンは音が割れるイメージがあって、あんまり良いイメージは無いんですけどね。正直、ステンレス製品の方が懐の深い音質のイメージなのですが、実際に自分で使ってみて体験しないとネッ。って、ことを理由に購入しちゃおうかな。と。
※今回の写真画像はHKSからの写真画像になります。
Posted at 2019/01/28 04:07:08 | |
トラックバック(0)