
日産 スカイライン R34 GT-R BNR34 の
ずっと交換したかったパーツを交換しました。
センターベアリングは交換したものの、ゴム部品が劣化して破れておりガタがあった為、ずっと交換したかったのですが、純正品の新品が入手出来ず困っていました。
メーカーの方では、プロペラシャフトの一部の部品を作っていた下請け会社がもう存在していなくて、それが作ることが出来ず現在は製造販売出来ないとのことでした。

しかし、今回、カーボン製品のプロペラシャフト に交換しました。
カーボン製品は一般使用過程における耐久性の不安がありますが。。。

とりあえず、熱には弱いとのことで。。。
特に弱いのが、カーボン製品とジョイント部を繋げている接着剤が、熱により溶けるなどしてプロペラシャフトが滑ったりするようです。
滑り出すと、信号待ちでスタート出来なくなったりするようです。

その為、チタン製品のサーモバンテージを用意しました。

マフラー中間パイプなどに耐熱保護の為に、サーモバンテージを巻きました。

リフトアップしたついでなので、エンジンオイルを交換しました。
elf エルフ のエンジンオイルを使用するのは初めてですが、日本車には、elf エルフ のエンジンオイルが合うということを耳にしましたので、今回からしばらく使ってみることにしました。

カーボンのプロペラシャフトに交換してみての個人的なインプレッション。
交換して、まだ当日しか乗っていないのですが、街中で普通に乗ったインプレッションとしては、ゼロからのスタート時に車体の軽さを実感しました。
それに加えて、走り出してからも、車体が今までより軽くなった感じを受けました。
ステンレス製マフラーからチタン製マフラーに交換したように軽さを感じました。
もっと極端に言うと、軽自動車のような身軽さが少し加わったような感じでした。
エンジンフィーリングに関しては、最初はトルクも増したかと思いましたが、これはエンジンオイルも同時に交換した為だと思います。
少し走って、エンジンが温まると、2,500回転以下での低速でのトルクは若干低下したか、変わりない感じを受けました。
個人的には慣らしも必要と思っており、
気にかけて、エンジンは6,500回転、ブーストは1.2で、140km/hくらいまでしか回していませんが、エンジンフィーリングで明らかに違うのは、3,000回転を越えてからのエンジン回転フィーリングがスムーズになりました。
気が付くと自分の中でイメージしている回転数より多く回っていました。
また、エンジン回転数を上げていくと、今までの音質と違う。回転物に加えてセンターベアリングも無くなった為、ボディ下部の空気の流れも変化したのかも知れません。
しかし、何かエンジン音、排気音、走行音が混じった音質に変化が生じたというのが印象的でした。
そして、今までですと、ブーストの過給が始まっても、前に出ないのに過給だけしているような時間がありましたが、過給が始まったと同時に前に出るようになったように感じました。
地方の道路では、70km/h程で巡航しているような状況での前方の状態により加速や減速して再加速した際などにおいても、今までは少々厳しかったと思えるブースト、負圧 ±0以下 の位置付近で走れるようになりました。
ただし、これは、純正製品とカーボン製品を比較しているつもりですが、実際にはゴム部品など劣化していた純正プロペラシャフトとの比較なので、単純に回転がスムーズになっただけという可能性もありますが、カーボン素材という剛性と軽量化の恩恵はあると思います。
※純正のセンターベアリングに関しては、最近交換して、数千キロも走っていない状態なので、センターベアリングのみに関しては新品に近い状態でした。
心配していたカーボン製品のプロペラシャフトによる回転振動などは感じることはないです。
また、巡航中などによる、アクセルオフでのエンジン回転落ちの速さなどにおいても、特別早くなり運転しにくくなったや、燃費が明らかにわるくなるだろうな。という感じもありません。その為、普段乗りが乗りにくくなったようなこともありませんでした。
最後に、総合評価として、個人的にはカーボン製品のプロペラシャフトの耐久性の問題さえ気にしないで、純正品のように信頼して使用が出来るのであれば、それ以外での不満な点はありません。
なぜなら、私自身、まだ、このカーボン製品のプロペラシャフトは本当に大丈夫なのか。
いきなり破損したり、ジョイント部とカーボンの繋ぎ目から外れちゃうんじゃないのか。
などという部分において不安感がある為です。
しかし、これは関しては、今後使っていくことで、自然と安心して使えるという安心感の経験値が増して解決すると思われます。
あと、今までシフトアップなどの際に、シフトを入れてクラッチを繋いだ際などに、ガクンッとあった振動が無くなりました。
純正品のプロペラシャフトの劣化したガタが無くなった為と思われます。
これは私個人の感想なので、参考程度に思ってください。
案外、カーボン製品のプロペラシャフトについてのインプレッションって見かけることは少ないので参考程度にでもなれば良いと思い今回記載しました。