
DSGやPDKなどのデュアルクラッチトランスミッションって。。。
私、ずっと勘違いしていたことがありました。
例えば、現在3速に入っている場合は、デュアルクラッチは、3速の前後である2速と4速に準備されており、どちらにでも、すぐにシフトチェンジ出来る状態で待っていると認識していましたが。。。
違うのですね。
今まで、ポルシェ 911 997型 ターボ や カレラ、日産 R35 GT-R などを運転した時に、
えっ??パドルシフトで操作しても、すぐにギアチェンジ出来ないじゃん。何?これ。変なの。と感じていました。
その理由がつい最近、やっとわかりました。
私は大きな勘違いをしていました。
上記で出した例。
例えば、現在3速に入っている場合は、デュアルクラッチは、3速の前後である2速と4速に準備されており、どちらにでも、すぐにシフトチェンジ出来る状態でいると認識していました。
これが間違いなのです。
それは、速度を上げてきている時は、コンピューターは、速度が上がってきているので、次の予測は3速の次は4速なのです。
だから、4速ギアに入る為の準備をしています。
しかし、ここで、ドライバーが急加速がしたいから、3速からパドルシフトなどで、2速にシフトダウンしようとした場合は、コンピューターが予測していたものとは違い、予測していなかった2速なので、その切り替えに時間がかかり、瞬時にシフトダウンが出来ないんです。
逆に、ブレーキなどで減速している場合は、コンピューターは、3速の次は、2速になるだろうと予測して、2速を準備していますが、ここで、もし、ドライバーがパドルシフトなどで、4速に入れると、これも予測していない側なので、瞬時に反応が出来ず、一度切り替えてからの変速を行うことになるのです。
要はデュアルクラッチでも、ライムラグをほとんど無く瞬時に変速するには、次のギアは1つしか準備は出来ていない状態ということです。
これを欠点ととらずに、こういうシステムのオートマチックトランスミッションだという認識をしておけば良いだけです。
マニュアルトランスミッションとは違うのですから。
このように、DSGなどのクルマに乗る時には、この仕組みを知った上で乗る必要があるんだな。と思いました。
だから、実際に乗ってみて思うこととして、自分でシフト操作しないで、完全にDやSレンジのみで走った方が綺麗に走れることにも繋がっているのだと思いました。DやSレンジの場合は、アクセル開度でコンピューターが今求められていることを判断して自動で行ってくれます。
実際に、ドライバーが本当に必要でシフト操作を求めるのは、急加速時直後のエンジンブレーキを使用したいなどの急なシフトダウンとかくらいでしか必要ない気もします。
本来はエンジンブレーキもエンジンには良くないので、フットブレーキで確実に減速するのが良いのですがね。
あれこれ考えていると、ドライバー視点からすると、パドルシフトなどを使用してのシフトアップもシフトダウンも同じタイミングで出来る、シングルクラッチトランスミッションのフェラーリ430までのF1マチックやランボルギーニのeギア、ポルシェのティプトロニックトランスミッションなどの方が、ドライバーのMT操作に似たようなフィーリングで操作出来るのではないか。
速くは無いかも知れませんが、感覚的に楽しいのではないか。とも思います。
と、言っていると、やっぱり、マニュアルトランスミッションの方が楽しいよね。となってしまいます。。。
フェラーリ 348GTS に少し乗りたいなぁ。と思いながらも、乗る時間もなかなか作れなく、ちょこっと眺めたりだけで。。。
映画 エスケープ・ルーム を観ました。
個人的には、面白かったです。
脱出映画のCUBEとかから発展した感じの映画だなぁ。と。。。
みんな、危機感が無い。もっと危機感をもって生きたら誰でも何でも出来る。と、以前言ってたコがいました。なんか、それを思い出しました。
Posted at 2020/06/25 01:31:29 | |
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