スーパーライブサウンドのセリカでナビを取り替えたらオートアンテナの伸縮が..

セリカのナビをKenwoodのメモリーナビMDV-727DTに変更。今まではKenwood製の1DINのCDレシーバーとインダッシュタッチパネルモニターにDVDナビをつなげて使っていたが、さすがにもう限界だったのでオクで中古のメモリーナビを購入した。Kenwoodにこだわったのはセンターコンソールアームレスト下に設置してあった赤外線リモコンで音量・トラック変更等をしたかったからだが、メモリーナビになってからは赤外線リモコンが非対応に。。。これは別途ロータリーコマンダーを使った接続になりそうだが、それはまた別の機会にやるとして本題へ。
今まで使っていた1DIN CDレシーバーはラジオにすればオートアンテナが上がり、本体の電源OFFでオートアンテナが収納されていたが、このメモリーナビに変更したらソースがラジオになっていなくても勝手にアンテナが伸び、まったく縮める事が出来ない。。。設定をオートアンテナありにし、「アンテナを縮める」に設定すれば、ナビの電源投入時にアンテナが伸びない様にする事は出来たが、毎回必ず「VICSも受信出来ませんよ」と警告画面が出ていちいちタッチしないと警告画面を消す事が出来ない。うっとおしいのでロッカースイッチを入れて任意のタイミングでアンテナを伸び縮み出来る様にカスタマイズする事にした。

エーモンのロッカースイッチ(Item No. 1289）約1,000円を購入。（スイッチを付けた後に撮影したので写真はパッケージだけ）
これが丁度セリカのスイッチカバーを外した跡にぴったりフィットするので取付は非常に楽だった。尚セリカのスイッチカバーは後ろから押し出せば簡単に外れます。

スイッチをはめ込み、ナビからのアンテナコントロール線の間に結線。まずはスイッチをOFFの状態でイグニッションONするとナビの電源が入りオーディオが普通に流れ出したがオートアンテナは格納されたまま。ナビの設定もオートアンテナなしにしてあるので警告画面も出ない。
スイッチをONにするとアンテナが最後まで伸び切って止まった。よしよし、予定通り。
ではスイッチをOFFにしてみよう。あれ？アンテナが縮まない。。。どうしてだ？アンテナコントロール線のOFF（つまり解放）ではアンテナは縮まないのか？？？
イグニッションをOFFにしたらアンテナは縮んだ。
そうか、そういえばこのナビ、スタンバイは出来るが電源OFFはイグニションを切るしか方法がない様だ。これではスーパーライブサウンドの純正アンプに対してアダプターをかましているが、そのアダプターへのアンプコントロール信号がスタンバイでは+12Vのままなのでアンテナが格納されないんだ。。。以前の1DIN CDレシーバーはソースボタンの長押しで電源を切る事が出来たのでその時にアンプコントロールも０Vになり、アンテナが格納されたんだっけ。このナビではそれが出来ん。困ったなあ。

結論：ロッカースイッチをもう1個追加し、アンプコントロール線もON/OFF出来る様にする。

という事でロッカースイッチは２個に。幸い愛車のセリカには左右のスペースが空いていたので問題なく増設。
これにより、アンテナを伸ばしたい時はアンテナコントロール側のスイッチをONにする。アンテナが伸び切ったところでOFFにする。（そうすれば次回ナビが電源投入された時に勝手にアンテナが伸びない）
伸びたアンテナを収納したい時はアンプコントロール側のスイッチ（通常はONのまま）をOFFにする。アンテナが縮んでいる間はアンプがOFFになるのでオーディオ音は消えるが、アンテナ格納後に再度ONにする事で普通にオーディオ音がまた聞こえる様になるので特に問題は無し。

これで毎回ナビの電源ONでうっとおしいアンテナ警告画面も表示されず、任意のタイミングでアンテナの伸縮が出来る様になりました。

A happy end.