
| 車種 | 実燃費 | 円/km | 航続距離 |
| ZR-V e:HEV | 19.5km/L | 約8.7円 | 約1,112km |
| ハリアーHV | 18.8km/L | 約9.0円 | 約1,034km |
| アウトランダーPHEV | ー | 約10.2円 | 約994km(EV87km+HV907km) |
| CX-5 XD | 15.36km/L | 約10.4円 | 約891km |
| RAV4 HV | 16.39km/L | 約10.4円 | 約901km |
| エクストレイル e-4ORCE | 15.95km/L | 約10.7円 | 約877km |
| フォレスター e-BOXER | 11.65km/L | 約14.6円 | 約559km |
| 車種 | 排気量 | 税額区分 | 年間税額 |
| エクストレイル e-4ORCE | 1497cc | 1000超1500cc以下 | 30,500円 |
| フォレスター e-BOXER | 1995cc | 1500超2000cc以下 | 36,000円 |
| ZR-V e:HEV | 1993cc | 1500超2000cc以下 | 36,000円 |
| ハリアーHV | 2487cc | 2000超2500cc以下 | 43,500円 |
| RAV4 HV | 2487cc | 2000超2500cc以下 | 43,500円 |
| アウトランダーPHEV | 2359cc | 2000超2500cc以下 | 43,500円 |
| CX-5 XD | 2188cc | 2000超2500cc以下 | 43,500円 |
| 車種 | 車両重量 | タイヤサイズ | 4本セット(同一銘柄基準) |
| ZR-V e:HEV Z(4WD) | 1630kg | 235/50R19 | 95,288円 |
| CX-5 XD Lパッケージ(4WD) | 1680kg | 225/55R19 | 102,520円 |
| RAV4 HV(4WD) | 1690kg | 235/60R18 | 70,000円 |
| フォレスター e-BOXER | 1740kg | 225/60R18 | 91,080円 |
| ハリアーHV Z_E-Four(4WD) | 1770kg | 235/50R20 | 129,600円 |
| エクストレイル G e-4ORCE(4WD) | 1880kg | 235/55R19 | 110,440円 |
| アウトランダーPHEV | 2110kg | 255/45R20 | 178,640円 |

前回、トレンドカラーは自動車業界でも数年先を見据えて計画的に選定されているという話をした。今回はその実例として、近年シェアを伸ばしている「グレー」を題材に、塗料メーカーの予測と実際の市場データを突き合わせてみる。
アクサルタ社の第72回世界自動車人気色調査(2024年版)によれば、世界1位は依然ホワイト(31%、2011年から首位維持)。注目はグレーで、23%まで上昇して世界2位に浮上し、シルバー(9%まで低下)だけでなくブラックも上回った。
| カラー | 世界シェア | 傾向 |
|---|---|---|
| ホワイト | 31% | 2011年から世界1位を維持 |
| グレー | 23%(↑) | 世界2位に浮上、シルバー・ブラックを逆転 |
| ブラック | グレーに逆転される | 従来の定番 |
| シルバー | 9%(↓) | 存在感が大きく低下 |
日本国内ではホワイトが38%と圧倒的首位で、グレーはまだ3%程度(前年比では増加傾向)。グレーの躍進は世界が先行しており、日本はこれから本格化する段階と見てよい。
塗料メーカーBASFは毎年、3〜5年先の新車ボディカラーを見据えたトレンド予測を発表し、各自動車メーカーがカラーデザインの参考にしている。
2021年10月(2021〜22年版)
テーマは「スーパーポジション(重ね合わせ)」。白か黒か、0か1かでは語れないというコンセプト。アジア太平洋のキーカラー「メビウス」は、一見メタリックグレーだが光の当たり方でライトブルーとブラウンが浮かぶ、奥行きのあるグレー系だった。
同時期の「ソーシャルカモフラージュ」
グレーがかったスモーキーグリーンや赤みのあるグレーなど、グレー系派生色を複数年にわたり継続提示。
2024年11月
自動車ボディカラーの7割が白・黒・グレーで占められているとBASFが分析。無彩色の中でグレーの立ち位置はすでに強固になっていた。
2026年1月(2025年版レポート)
過去に提示した「ソリッドライクグレー」が、現在まさに存在感を高めていると自ら総括。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2021年10月 | BASFがメビウス(グレー系)をキーカラーに設定 |
| 2021〜2024年 | グレー派生色を継続的に提示 |
| 2024年 | 白黒グレーが7割と分析、変化の必要性を指摘 |
| 2024年(実績) | グレーが世界シェア23%、シルバー・ブラックを逆転 |
| 2026年1月 | BASFが過去予測の的中を総括 |
BASFの予測サイクル(3〜5年先)と、2021年の提案が2024年前後に市場シェアとして表面化するタイムラグはほぼ整合する。単発の予測が偶然当たったというより、同系統の色を複数年にわたり出し続けた結果、市場が後追いで変化しているように見える。
グレー人気は「消費者が何となく選んでいる」というより、塗料メーカーが数年前から用意していた土壌の上に成立している可能性が高い。BASFの発表には自社予測の的中を強調する意図も含まれるため割り引きは必要だが、予測の時期・内容・実際のデータ推移が矛盾なく繋がっている以上、「トレンドカラーは仕掛けられている」という見方は、少なくともグレーに関してはかなり説得力を持つ。
グレーの人気上昇は、市場が自然に選び取った結果というより、塗料メーカーが数年がかりで敷いたレールの上で起きたことだった、という方が実態に近いのかもしれない。
そして同じBASFの予測には、すでに次の色としてグリーンの名も挙がっている。グレーの次はグリーンなのか、答え合わせはまた数年後になりそうだ。
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