雪の大谷

立山と言えば紅葉も素晴らしいですが、春から初夏に見られる雪の回廊も素晴らしい。
雪の大谷は４月中旬頃になると立山有料道路の除雪が完了し、
道路の半分を遊歩道として散策することが出来る雪の回廊です。

立山室堂のバスターミナルより約５００ｍほどの道路を散策可能で、
積雪は多い年だと２０ｍ前後にもなります。
因みに写真の時は近年稀に見る積雪量となり１８ｍを超えました。

この高さは純粋な積雪量とは違い、日本の除雪技術による積雪なので記録には至らず。
現時点で地球上で純粋な降雪のみで最も積雪をしたのは伊吹山で約１２ｍとなっています。

アクセスとしては立山駅の無料駐車場を利用し、そこからケーブルカーで美女平へ。
美女平からシャトルバスで室堂まで行くのが最短ルートとなってます。所要約９０分。

ＧＷ前後に訪れると最大級の雪壁を堪能出来るが、春以降は立山でも降雪も減り
雪壁の高さも徐々に低くなっていくので要注意。
但し、５月以降、６月頃になると同じく立山のスポットである称名滝が
大量の雪解け水を含むので瀑布となりそれにより出現する幻の滝が見られます。