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魚圭のブログ一覧

2010年04月21日 イイね!

0。~初ダート回想3~

0。~初ダート回想3~(続き)

異音の原因は、
リアサスペンションのアッパーマウントの破損でした。

そこからがすごい。かめてちさん。
あれよあれよという間にVIVIOのサスペンションを取り外し、
持ち合わせたパーツで応急処置完了。

素敵すぎる。

こういうことがサクサクできないと、
ダートやラリーは無理なんだろうな。。。。

応急処置をしていただいた車両で
ラスト1本。
朝の雪が嘘のように快晴。
ドライになり凸凹があらわになった路面に対応できずに、
バンバンはねてしまった。。。
車はつらかっただろうな。。。未熟だ。
ごめんなさい。

しかし。走って痛感したのは、
ダートという競技は、非常に奥が深い。

入口にたっただけで奥をみようなどとは、甚だ僭越なお話ですが、
水たまり、轍、窪み、コースレイアウトすべてが、
ロスに直結し、
路面の状況は結構なスピードで、
時々刻々と変化を遂げる。

これをいかに予知し、
戦略を立てるかが結果にも大きく影響するんだろうな。。。と、
朧げながら感じた次第です。

まだまだ全開には至りませんが、
ドライビングの方は、雪道を走る感覚とあまり変わらず、
その延長線には舗装と同じロジックが存在すると感じました。
つまりは、許容量や障壁の数の違いで、
基本的にやることは同じかと。

特に路面の状況から生じる戦略の問題で、
MFIに掲載されていた、#1~#4のライン使い分けは、
当たり前のように要求されることだと、はっきりとわかりました。

以上、ドリフトのできない人間が、ダートを走って感じたことです。
間違ってとらえているかな?

10年の想いが詰まったダートは、感動的に楽しかった。
また、走りたいという気持ちで一杯になりました。

ついに立った。スタートライン!!
Posted at 2010/04/21 08:17:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | まじめ。 | モブログ
2010年04月20日 イイね!

3倍。~初ダート回想2~

3倍。~初ダート回想2~(続き)

一連のドナドナ作業も完了し、
まずは車両オーナーのかめてちさんに、
お手本をお願いする。
スタートと同時に、
車両は鉄砲玉のように前進する。
が、タイヤのグリップは頼りない。
何と言うか接地感が無い。

。。。こんな不安定なところを走るのか。。。。

助手席で少しだけ来たことを後悔しつつ、
正直そう思った。
運転するかめてちさんを、ジーと観察。
ブレーキングで溜めを作り、
舵でヨーが発生し旋回とタイミングを合わせ、
向きが変わったところで加速が立ちあがる。

これ、自分でできるのか?

「角ふじ(※)」のラーメンばりに、
通常の3倍以上のてんこもりに不安が募る。
(※角ふじさんについては、
1月15日の日記参照願います。)

そして運命の時を迎える。
いよいよドライバ交代。

緊張で体が堅い。大丈夫か?
心臓はかろうじて口から飛び出ておらず
定位置にとどまっているようだ。

10年の想いと、
不安と希望と魚圭とかめてちさんを、
ぎっしり詰め込んだVIVIOが、ゆっくりとスタートした。
(妻コメ:大きな男2人が小さな車に詰まってて面白い。)

想いが強すぎるのか、いやいや、
強いのはアクセルと体重と腰。
車輪は空転し前に進まない。
そのままゆっくりと1周周り、ゆっくりとゴール。

後続車に追いつかれなかったところを見ると、
スタートで御配慮頂けたようだ。感謝。
しかし、極度の緊張でドライバはこれでも息切れしている。

ダートすげぇ。

加重がかかると舗装のグリップ、
抜けると雪の低μ。
雪の低μと、舗装のグリップが同居している。

実に面白い。
車に対する操作が顕著に出る。
顕著にといっても、速効性のあるものでなく、
大分前に実施したアクションが後で効果を発揮している。

求めていたものは、ここにたくさん詰まっている。
いわは宝箱だ。

運転してみると、
VIVIOはドライバーにメッセージをひっきりなしに、
たくさん投げてくる。
その分ノイズも多いため、最初は何がなにやら。。。
でもとても素直で、乗りやすいいい車。

何度か会話を重ねるうちに、
VIVIOとの親密度も増し、
ネガティブな一面も顔を出し始めた。

このあたりは女性と同じ。。。か?

軽自動車の特性かもしれないけど、
ヨーが強すぎると、巻き込むように旋回する。
これは、転倒の原因に直結しそうだ。
アクセルで調整して、
ステアは合せる程度が心地いいようだ。

試行錯誤を繰り返していると、
muetaiさん登場。

同乗させていただくと、これはお見事!!
張った糸が一定のテンションを保ち続ける丁寧な手綱捌き。
4WDのドライビングと見事に乗り分けられている。
とても素敵だ。

あれ?今、車飛ばなかった?

夢のような同乗走行を終え、自分のドライビングに戻る。
しかし、脳が警告を発する。
視線が「muetai's EYE」になっているから、
同じペースで行くと自爆するのは検証済みだ。
以前GCSCの雪道で遭難した苦い経験を思い出す。。

気をつけつつ、
感覚がある程度つかめたところで、
ちょっとだけペースアップ。
コースもレイアウトは覚え、
ダートドライブの感覚が少しだけインストールされた様だ。

その頃には、雪に覆われていた路面は、
刻々と状況が変化していき、
最終的にはドライに変わった。

そして気づく。

ん・・・。VIVIOからいやな音がする。

・・・続く。


Posted at 2010/04/20 21:39:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | まじめ。 | モブログ
2010年04月20日 イイね!

10年。~初ダート回想1~

10年。~初ダート回想1~土曜日に行ってきました。
丸和オートランド那須。通称MAN。
生涯初のダート走行です。

結論から述べると、非常に楽しくそして勉強になる一日でした。
参加に御尽力いただきました皆様に、
この場を借りて御礼申し上げます。
特に、かめてちさん、muetaiさん、
スポルテックの皆様、
そして、
事前に適切なアドバイスを頂いた、
オリジナルボックスの皆様、
ありがとうございました。

さて、朝7時過ぎに到着した会場は、
一面、白かった。
ちなみに、緊張で瞳孔が開いて風景が白く見えていたわけではなく、
かなり大粒の雪が降っており、

「雪練かっ!」

と、思わず古風な突っ込みが口から飛び出す程でした。
4月17日の降雪は41年ぶりだそうで、なごり雪どころか、未練雪。
本気で降り注いでいます。

おそらく、
雪練を望む余りに引き起こしてしまった
春の珍事でしょう。皆さんごめんなさい。パドックは泥と雪でグチャグチャになり、長靴を持たない妻は、移動用のインプレッサに軟禁状態となりました。

自分も長靴は履いているものの、
冷えて痛い。

受付を済ませ、
会場にて出走を待っていると、
オフィシャルの方々が忙しそうに走り始めている。
みるみるうちに、GC8が1台クラッシュ。そして、赤いFCがドナドナされている。
やはりダートは厳しい競技なのだと、
ロールバーが檻の様に張り巡らされた
VIVIOの室内で、
兎のように震えていました。
こんどは、瞳孔開いて白く見える。

muetaiさんに朝一で、
「魚圭、何とち狂ってるの?」
と聞かれたが、
まさにその通りだと思った。

でも、この感じは経験がある。
初めて峠アタックに参戦したときと同じ感覚で、正直少し懐かしかった。

ただ、恐怖以上に、
2000年、広島で国政さんの走りを見て以来あこがれていた、
このフィールドにやっと立てたという感動が大きかった。

この時が、実質モータースポーツにのめり込むきっかけになり、現在に至っている。

あれから10年か。。。

・・・続く。
Posted at 2010/04/20 08:38:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | まじめ。 | モブログ
2010年04月08日 イイね!

「伝える」ということ。

「伝える」ということ。以下、ぼんやり考え事。

人に伝えると言うことはとても難しい。
人と対面する度にそう感じる。

自分の脳みそを30分のビデオテープに録画して、
見せることができたらどんなに楽だろう。しかし、それは無理だしそもそも映倫ギリギリだ。

そこで、

「思いを伝え行動を促す。」

という目的のために、
「数値化・記号化」という手段は
良く利用する。

この「数値」というものは非常に便利だ。
受け手がある程度数値に対する
イメージを持っていれば、
ぶれることなく、相手に伝達できる
共通言語。

ただ、この「数値」にも弱点がある。
計測者が考えうる計測点にのみ
「数値」は登場する。
逆に言うと、
計測しない点には数値は存在せず、
放置されることとなる。
また、「数値」は便利な反面、
特有のわかりやすさが災いして、
そこに込めた思いはどこかに消え失せ、
「数値」を満たすことそのものが
目的になってしまうことがある。

「数値」は悪くはないが、
至上ではないと感じる。

一方で、人間の感覚は素晴らしいと思う。
たとえば、
ドライビングにより生じている問題を、
「違和感」としてドライバーは感じ取っている。

「何となく気持ち悪い。何となく乗りにくい。」

この、「何となく」というグレーな表現に、
人間が60兆個の細胞で感じる様々な物理現象が織り込まれている。
「数値」にして、
森羅万象全ての事象を再現する為には、
このレベルの計測ができて、
初めて成立できるものなのかもしれない。
「何となく」を突き詰めれば、ドライバに起因するものであれば、
自動的に矯正されていくものかもしれない。
しかし、道具側の問題であった場合、

「スポーツカーはこんなもの。」
「ファミリーカーだから仕方がない」

という、耳にさわりの良い言葉で、感覚が騙されていく。
それがマインドにうまいこと作用し、
刺激的ですごい事に見えてしまうことも否めない。
うーむ。矯正が機能しない。

話が若干それましたが、
既述の通り、
「数値」は伝えるための「手段」の域から出さない方がいいようだ。
興味に支配される聞き手に対する、
伝え手の責任も小さくない。

いずれにせよ聴き手が「数値」を目指してしまうなら、
短視眼的に達成を目指せない、
色々と要素を含んだ「数値」を
利用したほうがよさそうだ。

その点で、
「Gをコントロールする」という概念は、
非常によく出来ている。
「G」も計測された数値であることは否めないが、一言で「G」と言っても、
速度、姿勢、舵角、ブッシュ類・サスペンション・トレッドのたわみ、グリップ、CF、CR等々様々な要素が詰め込まれ、
最終的にドライバが肌で感じ、
破綻し、物理の限界点を知る、
ドライビングに関するマクロ的な数値が「G」だと思う。

ただし、当然ながら
「G」を出すことが目的ではなく、
あくまでコントロールするドライビングを為すことが目的だ。

つまり、
「G」をコントロールするということは、上記要素を全てコントロール下に置く事を意味する。
こう考えると、マクロ的な数値管理は悪くない。
物理現象と人間の感覚のインターフェースとして、
これ以上のものはないと思う。

よくよく考えると、様々な違和感は「G」の変異で感じている。

「怖い」と感じるのも、
人間の鋭いセンサーが、未経験の「G」領域もしくは過去の破綻経験を無意識に感じて反応した結果とも考えられる。

そういった意味で、ドライビングを考えるときの「G」中心の理論は、
非常に適切だと改めて思った、土曜日の夜。

自分の興味はここに向いている。

今、MFIを読み返しながら、独り言。

ちと長いけど、ノイローゼではない。
ちょーっと早めの5月病でもない。

最後までお付き合い頂いた方は、有り難うございました。

Posted at 2010/04/08 01:46:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | まじめ。 | モブログ
2010年02月17日 イイね!

滑って見つけた新境地。

滑って見つけた新境地。女神湖の氷上トレーニングに参加してきました。

結論1 :自分のステアは遅く、アクセルは雑。
結論2 :視線は常に出口へ向ける。
結論3 :オムライスは激ウマ。
結論4 :バナナボートはトラウマ。Yeah!

という具合です。
口や指先から飛び散る話はつるつるすべり、
アンントローラブルな日常を過ごしている私ですが、
車での氷上練習会は初体験。

接地感の無い氷の上、つかみどころのないグリップで、
アクセルを入れた瞬間どこに飛んでいくかわからない感覚。
四苦八苦、試行錯誤を繰り返し、方向性を見失いかけていた時に、
転機は訪れました。

客観的な視点は欠点克服には超重要ですね。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。

まずは氷上定常円旋回では、
やんけさんに同乗させていただいた際に微細なコントロールを体感し、
目が覚めました。
先述の「どこに飛んでいくかわからない」は、
自身の雑なコントロールに起因していました。
この滑りやすい路面で摩擦円の淵をなぞるためには、
ここまでの繊細さが要求されるのかと、改心しました。

私は雑過ぎました。

氷上の定常円旋回で、自分の車の新たなコントロールを学んだ気がします。
舵角の増し・戻し、アクセルの増し・戻し、すべての動作が挙動に直結し、
因果関係を体感する、とてもいい練習になりました。

そして場面は変わり、氷上コース走行。
ここでは視点の取り方と、ヨーの起こし方を近藤さんと、
ドリフト番長のよねっぴさんに教わりました。
見ている方向に車は進む。
コーナーの出口を見てると、体が自然に合わせに行きました。
なるほど。なるほど。
カウンターって、あてればいいだけじゃないのね。。。。
適切なタイミングで適切な量(アクセル・舵角)が必要なんですね。

よねっぴさんの隣に乗せていただいた妻より厳しい一言。
「あんたのとは安定感が全然違う。」

うーん、深い。
この車を乗りこなせるのだろうか。。。改めてそう感じた一日でした。

つづく。

Posted at 2010/02/17 04:13:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | まじめ。 | モブログ

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何シテル?   11/05 12:20
ひょんな事から買った中古車(GC8)で、自分の人生(特に家計面)を大きく揺るがすことになろうとは。。。。。。車も人も順調に老朽化しています。 おっさんと呼ばれ...
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