
今使っている携帯はSoftBank。
携帯の限界に挑戦するかの如く、
なが~い日記になっています。
峠アタック’07最終戦 振り返りです。
さて、本番。
いつもは、2本の走行タイムの合計だったわけですが、今回は時間の都合で一発勝
負。
1本走ったタイムで順位が決まる。
決まってしまうのだよ。。。。それだけで、緊張感が増す。
小心者のわたしにとっては、ナニかアレして縮こまる思い。
タイヤの空気圧をチェック。スタート前の最終調整。
おまじないにも近い微調整。
後半のハイスピードセクションにタイヤが死んでると、ここでは書けないような、
ひでーことになるため、スタート時点の空気圧はいつもより下げていく。
プレッシャーがのしかかってくる。。。。この瞬間は、何度経験しても慣れない。
5,4,3,2,1、GO!
高回転でのクラッチミート。タイヤが空転している気配はない。
スタートは。。。。いいね。じつに気持ちいい。視界の隅がとろけてく。
黒い矢の如きインプレッサは、秋のGCSCに放たれた。
2~300m直進し、
まずはコースからUターンする。
フルブレ-キングとほぼ同時に3⇒2とシフトダウン。
コントロールタワー前へ突入する。
旋回点めがけて加速し、3速にシフトアップ。
続けて、旋回に備え、ブレーキング&
3⇒2にシフトダウン。。。。したはずだったが、入った先はなぜか4速。
3点パイロン旋回。。。。派手なギャラリーアピールはしない。(出来ない。)
旋回から立ち上がろうとアクセル踏むと、「??」という感じ。
あっちゃ~。
4⇒2速に入れる、で、アクセルON!。。。。立ち上がらない。。
パワーバンドのはるか下。回転落ちきってる。。。
よりによって公衆の面前で失速。
落ち着け。。。落ち着け。。。。
こりゃいかんと思い、ニュートラルでクラッチを繋ぎ、
アクセルをあおり回転をあげ、1速に叩き込む。
1瞬の間を持ち、鬼のような加速復活。
失敗による緊張感で、逆に頭がシャッキリした。
もうミスはゆるされない。。。というか、よりによって。。。。。
よりによって。。。。。よりによって、最終戦でこれやるかっ!!
あーあ。終わった。
はい終了・・・・。
ほぼ一時停止という、屈辱的なギャラリーアピールになった。
緑猫!良く見えただろ!!
な~んてこと考えながらも、息を吹き返した魚圭号は、すげぇ~勢いで進む。
シケインパイロンをひらりとかわし、Aコースに戻る。
クレスト先の、ギャップを中央で越え反動でタイヤ1/4分外にはじかれる。
なんと言うか1コマずれる感じ。
実際にはここまでではないが、ギャップに乗った瞬間「うひゃ」っとなる。
軽い右を外からはいり、次の右をインにつく。
しっかりと食いつき、張り付くよう、引っ張られるように加速する。
LSD。。。効いているのか!?軽く減速。。。左旋回に備える。
アスファルトで埋められたギャップのある左を、CPを奥目にとり、
加速円で若干はらみつつ、全開で立ち上がる。
橋のクレストをこえ、下り左ヘアピン手前で4⇒3⇒2速シフトダウン同時に左に舵をい
れ、
半スピン状態で旋回。すかさずアクセルON!スピン状態と言いつつも、
じわり。。。と立ち上がる感じ。
アスファルトと、タイヤの摩擦のじわじわ感が伝わってきそうだ。
ここまではいいね~。加速に待ちが無い。
これがLSDと言う奴の効果か。。。?
なだらかに右に曲がる下り坂を、適宜ブレーキで姿勢を調整しつつ、
加速しながら下り、下りきったところでブレ-キング&3⇒2のシフトダウン。
ブレーキ残しつつ、「グイっと」インに行きたい気持ちを押えつつ、
アウト側でDP、CPめいっぱい奥。
ちなみに、ここのコーナーには、今期色々思い出がある。
GCとGD、2台の白いインプレッサと前回はランサーが大変な事になっている。
ただ、三人とも大事に至らず、復帰してきているようだ。
なにより、、、なにより。。。。
茶店を右に左登り、右手石垣、ふかーい左&左の変則コーナーを立ち上がり、
下って登って右に「くいっ!」といく。
これを合図に泣く子も黙り笑い転げる、ハイスピードセクションの始まり始まり。
右左とリズムよくつないで、はしる。気持ちがいい。。。。スキーみたいだ。
いつもは、ここでAコース終了。今日はここから本当の闘いが始まる。
ゆるやかに旋回しながら坂をのぼり、シケインセクションまで、全開!!
シケイン入り口でフルブレーキ。直線的に入り、頂点の緑色のパイロンを「おりゃ!」と曲がる。
ここ、目撃談では相当遅かったらしいが、走っている本人は一生懸命だ。
これ以上いったら、パイロンタッチで、60secプレゼントされてしまう。
いらん!
で、全開。しばらくすると、橋の下を通過するわけだが、
その手前のアウト側に「!」(コーション)の看板がある。
練習の時にこれが凄く邪魔だった。
本番も邪魔。。。。あれ?看板が無い!?・・・・いや、倒れてる。
僕は倒していない。信じてください。
倒れた看板横すれすれを通過し、橋のしたを「ずばっ」と直線的に袈裟懸けに抜け
る。
緩やかに左に曲がった上り坂、ここは右側が落ちているように見える。
故に怖い。
しかも、
だんだんタイヤに熱が入り、空気圧の上昇により、グリップが怪しくなってきた。
想像以上に車体が流れる。。。が、逆に姿勢が創りやすくなった。
速めに向きを変え、アクセル踏んで立ち上がる。
一気に、Bコース下のガードレールヘアピンに突入。「注意看板の下。」
ここは苦手だ、走り方が解からない。
いつもとちゅうで失速する。
失速しないように、速めの速度で進入する。
が、速すぎた。。。。向きが変わらない。
思いっきりアンダーを出しながら、「ゴルァッ!」とまげる。
うげぇ~!!!きもちわるい~。えもいわれぬ後味の悪さを味わったあと、
むきが変わったところで、やっとアクセルON。。。。。ターボラグ。
ここで、某社社長のアドバイスが脳裏をよぎる。
「ターボ車はねアクセル維持しながら、ブレ-キすると、ターボ落ちしなくていい
よ。」
これのことか。。。。。だがしかし。。。。。一つ忘れていたことがあった。
「左足ブレーキできません。」
日常生活で次第に慣れてきてはいるものの、まだまだ実戦で使えるレベルじゃな
い。
そもそも、日本の教習所では、オートまですら右足でブレーキ&アクセルの
操作を教えている。左足ブレーキで教わっていれば。。。と。。。悔やまれる。
おなじみの「注意看板」を通り過ぎ、次は、なが~い左コーナ。
ここは過去最高の出来。気持ちよかった。
しっかり車速を落としてDP、向きを決め右リアに荷重を乗せ、
アクセル踏みっぱなしで、次のカードレールヘアピンまでいけた。。。。素敵&き
もちいい。
ガードレールヘアピンを右に立ち上がり(ここも自分的にはいい出来。)
全開で立ち上がる。しばらくドライブ気分で流していると、
ライン矯正のシケインに到達する。4⇒3で右から左に「すいっ」とかわし、
落車の名所、歴戦の猛者達を飲み込んでいった、「く」の字カーブにさしかかる。
ちょっと直線の後左旋回でゴール。最終コーナーは左タイヤが道路の外に
落ちそうなくらい張り付いて立ち上がったのはナイショです。
そして。。。。GOAL。。。。停止。
無事に走りきった。。。。正直ほっとする。
張り詰めた緊張感が、吐く息と共に抜けていく。ぷしゅぅ~ぅぅぅぅぅ~
でも、、、、パイロンセクションの失敗が悔やまれる。。。。
アンコール!アンコール!!・・・・・・。。。真剣勝負の痛みを知る。
文章で書くとこんな感じになる。長くなり大変恐縮です。
ここまで読んでくれる人いるのかな?
総評すると、失敗もあったが、いいところも多くあった。
従来と比較すると、加速/減速どちらもしていない区間が、殆ど無く、
必ずどちらかの操作を車にしていたという点だろう。
一言で言うと、いつもよりも迷いが無かった。
結果は、
クラス3位入賞!!
総合10位!
キヨ@赤ファミさんに勝利!( ⇒ これが実は一番嬉しい)
多分LSD効果。
車が良いおかげだろう。
最近ご飯がおいしいのも、きっとLSDが効いているからに違いない!
次回総括。(いつまでひっぱるかな?)