テスラは序の口 今、最も危険な「経営者」の破壊力
2014/9/30 7:00
「地球環境は危機にひんしている。人類を火星に移住させなければならない」。そう語った学生のイーロン・マスク(現テスラ・モーターズ最高経営責任者)を周囲は「クレージー」だと相手にしなかった。それから20年。ゼロから始めた挑戦がトヨタ自動車や米ボーイングが君臨する巨大産業を揺るがしている。
世界のエコカーの盟主交代につながりかねない動きが水面下で進んでいる。
トヨタ自動車は、EVベンチャーの米テスラ・モーターズと2014年内にも新たな取引を行う準備を進めている。
対象はエコカーの販売で削減できる温暖化ガスの排出権だ。
米国ではカリフォルニア州などが自動車会社にエコカーの販売を義務付けている。トヨタが得意なハイブリッド車は、少ないながらも温暖化ガスを排出するため、2017年からエコカーの対象外となる。
トヨタは基準達成が難しくなるため、EV販売を伸ばすテスラから排出権を購入する見込み。同州の規制は世界の潮流を先取りしており、この取引は大きな波紋を呼びそうだ。
トヨタ社長である豊田章男が2014年3月に同州で会っていた男こそが、テスラCEO(最高経営責任者)のイーロン・マスク(43歳)だ。

というもの。
この記事の本論は、
『昔クレイジーと言われた学生が、今は当時の夢を追いかけて、巧みに実行してきている』ことだ。
どぉです?
ぜーんぶつながっているんですぅ。(^_-)-☆
ただ、一方で、HVがアメリカでもエコカー対象でなくなる事も報道した。
トヨタには欧米に通じるエコカーは、PHVとFCVしか無くなってしまうので、テスラ・モータズと温暖化ガスの排出権取引をしようとしているらしい。
ということは、『豊田章男氏は2014年3月に対応を決断していた。』
保険を掛けた。ということだ。
が、あくまでも保険だ。
営業は継続出来ても、掛け金というキャッシュアウトがある!
そんな窮地にありながら、社長の部下は『RAV4-EVの開発を挫折させた。』
(トヨタの中は、混乱している様に見える)
・・・本当は、どうしたいのだろうか?トヨタは。いや、豊田章男氏は。
一方で、EVやPHEVに軸足を移そうとしている三菱自は、明確だ。

しかしながら、次のPHEVが2016年では・・・(T_T)
開発を慌てて進められると困るが、急ぐべきでは、なかろうか?

ふつうの会社に戻れたのだ。
今後の反転攻勢への切り替えを期待する。(^O^)v
ただ、
政治家の方々は『FCVの航続距離は約700kmだ。』と聞かされているらしい。
一方で、実際の走行距離は500kmも怪しい。
一方のヒュンダイのFCEVは700km以上を走ったと、豪語している。
さらに、テスラModel Sは、500km走行としている。
トヨタのFCVの優位性は、テスラModel Sの日本発売と、
ヒュンダイのFCEVの実績(条件が不明)?報道によって、
事実上かき消された。
(発売時のJC08スペックに注目させていただきます。)
いつ、マスメディアが気づいて、報道するか?
また、その後の豊田章男氏の決断を見守っていきたい。
(個人的にはモリゾーさんの、ものの考え方って、好きです。ファンの一人です。
会長さんの考え方も、好きです。
だから、こんなチグハグな動きが、
『私、気になります♡』)
Posted at 2014/09/30 19:09:56 | |
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