訂正(発表者側の申し出)-UPDATE 2-ホンダ、フィットHV5度目リコール 品質優先で新車販売に遅れ
(発表者側の申し出により、第2段落の海外分を「183台」から「251台」に訂正しました))
[東京 23日 ロイター] - ホンダ は23日、
主力小型車「フィット」のハイブリッド車(HV)など世界で約42万台のリコール(無償回収・修理)を実施すると発表した。同車種のリコールは5度目。その他にもリコールが相次いでいることを受けて、同社は新車の開発過程を見直すが、品質を最優先して新車投入に時間をかけるため、国内販売に影響が出る可能性がある。
国土交通省によると、リコール対象は「フィット」のガソリン車とHV、小型SUV(スポーツ型多目的車)「ヴェゼル」のHV、軽自動車の「N―WGN(エヌ・ワゴ ン)」など4車種。2013年6月から14年10月までに製造された車両で、国内では計42万5825台、中南米やアジアなど海外で251台(訂正)をリコールする。
エンジンの点火コイル内部の構造が不適切、または、電源供給回路で電気ノイズに対する保護が不十分であるため、いずれも最終的にエンジンが停止するなどのおそれがある。
ただ品質を重視する結果、新車の投入が遅れるため、国内販売に影響が出るおそれがある。2015年3月期の国内四輪車販売103万台の計画達成は未達となる可能性が出ている。
私は、リコールを否定的に見ない主義だ。った。(^^;)
モノ作りにおいて、完璧なモノを作ることは非常に難しいことを、身を持って、知っているためだ。
バグ出しは『悪魔の証明』みたいなもモノだったりする。(T_T)
むしろ、『事故が起こらない様に、フェールセーフをシッカリすること』と、
『不具合を早期に発見して、速やかに対応すること』が大事だと、考えている。
コレこそが真の技術だと思う。(広い最新の知識、経験、科学的分析力、洞察力の全てが必要だから)
アウトランダーPHEVでも、リコールはあった。
だが、搭載電池は溶損で済んでいた。(車載状態での発火防止(フェールセーフ)が機能していた。)
他にも幾つかあったが、早期に発見・対応され、事故には到っていない。
その後は、マイナートラブルの対応が、粛々と実行されている。エライ!(^O^)v
一方の、フィット3のトラブルは、イッコウに終息しない。
4回目のリコールの際も、終息宣言が出ていなかった。(T_T)
友人が、フィットHVを買っていたので、話題にしたことがあったが、
『3の前の型だったので、全然問題ナイ! 3が出るんで、慌てて決めて安く買えた。品質まで付いていた(^^)v』という事だったので、安心した。(^-^)
いったい、何が起きているのだろうか?
ホンダは、一連の不具合の発生原因について、「モーターとエンジンを組み合わせて制御するシステムの開発過程で、さまざまな使い方を想定した検証が不十分だった」と分析している。
フィット3のユーザーの不安は、募るばかりか?
早期に、しっかりとした終息宣言が出されることを祈る。m(_ _)m
アウトランダーPHEVの品質は、高い状態と考えているが、
今後のRVRやパジェロの後継PHEVの開発が進んでいると聞く。
欧州のPHEVが、間もなく日本に上陸して来る状況を踏まえ、
開発スピードを緩める訳にはいかないでしょう。
是非、この件を他山の石とし、発表内容まで訂正せねばならない事にならない様に、
これまで通りに、出荷して頂きたい。m(_ _)m
Posted at 2014/10/24 02:34:14 | |
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