• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

DragonSpiritのブログ一覧

2014年11月26日 イイね!

EV普及の走行以外の活用課題

予てから、EV普及には系統電力のピークシフトへの可能性がうたわれ、
google をはじめ、「スマート・グリッド」などが提唱されてきた。

しかし、現実は法整備も含めて、日本ではまだまだ検討すら出来ていない状況に見える。

一方、海外では実現するための準備が着々と進められている様だ。

今回も、NEDO 国吉理事の寄稿だ。(^^;

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20141028/385304/?n_cid=nbptec_tecml
電気自動車普及に成功した国は何をしたのか?
第5回 電気自動車/プラグインハイブリッド車がつながる電力系統の未来
国吉 浩=独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構2014/11/26 00:00


この記事の中には、
「V2H」「V2B」「V2G」の解説と、
SAEとISO/IECによるV2G(Vehicle to Grid:自動車から系統電力網)関連の国際標準について記載されている。(ECも動いている)



SAEとISO/IECによるV2G関連の国際標準
GSGF白書より(本連載用に和訳)


急ぎ考えなければならない事は、いったいなんだろう?

また、FCVが災害時の電力源に使えるとの宣伝もあるが、
日常的に60kWhの電力を割高な水素から作るいわれはナイのではなかろうか?

モチロン、FCVが系統電力から水素を作り出す等の、可逆性はナイ!

本当に、今、日本のエネルギー政策として考えなければならない事は何か?
政治家や役人方に問いたい。

特に、PHEVからのV2Hすら認可されていない・・・(T T)
※FCVは燃料で発電しているのに、認可されてしまった。・・・(T T)
えげつない。ってゆーか、FCVからみたらPHEVは脅威なのか?


Posted at 2014/11/26 13:04:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | PHEV | 日記
2014年11月24日 イイね!

EV普及へ民間と連携=米ホワイトハウスの発表(Share)

FCVのニュースで日本があふれている中
時事ドットコムが、ホワイトハウスの発表を伝えていた。

ホワイトハウスの発表は、奇しくも11月18日(^^;)


http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014111900142&g=int
EV普及へ民間と連携=米ホワイトハウスの発表 【ワシントン時事】


これは、どういうものか?
オバマ米政権は18日、 電気自動車(EV)の普及促進策で120以上の企業や学校、民間機関と連携する。
電力会社が年間5000万ドル (約58億円)を投資する。
ホワイトハウスの目的は、「石油への依存度を減らし、気候変動に立ち向かう」
この目的のため、官民が連携する。

普及促進策は、大きく3つ
1)70以上の電力会社が年間予算の5%以上(5000万ドル相当)をEV購入や技術開発に充てる。
2)独自動車大手BMWの北米法人やメーン大学などがEV用の充電施設を整備する
3)エネルギー省がEVなど環境負荷が小さい自動車の普及を奨励する制度を整える。

ということは、
既に、70以上の電力会社と合意が取れている。
EVが 石油への依存度を減らし、気候変動に立ち向かう手段であると、認識されている。

ただ、
BMWの北米法人やメーン大学などがEV用の充電施設を整備するということは、
コンボ方式の充電設備が、ホワイトハウスの虎の威を借りて、設置されていく。
ということであり、カリフォルニア州とNEDOが合意された充電設備の拡大への影響が懸念される。ということだ。

・・・日本で、自動車メーカーが自社の利益を追求し、抜け駆け合戦をしている中で、本来の市場では、ドイツの自動車メーカーのロビー活動が、ほぼ成功している。と言うことだ。

全く、情けない。(-_-#)

ここで、愚直にEV開発を進めている三菱自さんには、









コレを機に、北米で正々堂々、出来ればNEDOと協働して戦ってきてほしい。


Posted at 2014/11/24 13:35:46 | コメント(0) | トラックバック(1) | EV | ニュース
2014年11月23日 イイね!

FCVの市販開始と報道内容の違和感

トヨタ自動車は11月18日に東京都江東区の日本科学未来館で、燃料電池車(FCV)『MIRAI(ミラ イ)』の市販に向けた発表会を開いた。国内では12月15日に発売し、2015年末までに400台の販売目標を掲げている。

というニュースは、広く知られているのですが、
トヨタや新聞記事に違和感があるので、情報のウラをとってみたくなり、チョイと調べてみました。(^^;)
調べると、妙なことが結構出てきました。

http://www.rbbtoday.com/article/2014/11/18/125605.html
トヨタ自動車は11月18日、“世界初の市販FCV(燃料電池自動車)”となる『MIRAI』を発表。


RBB Today に限らず、メディアというメディアに、 『世界初の市販FCV』という言葉がおどっている。
だが、私の記憶とは異なるのだ。

http://mw.nikkei.com/tb/#!/article/DGXNASDX2200H_S4A420C1FFE000/
現代自、燃料電池車を韓国でも発売(2014/4/22:日経新聞)

■現代自動車 燃料電池車を欧州に続き韓国でも発売すると発表した。自治体を中心に2014年に40台の納入を見込む。価格は1億5000万ウォン(約1480万円)。部品コスト削減などで「20年には大衆化時代を迎える」としている。


韓国内で市販開始のニュースだが、それより先に欧州で市販していたのだった。
私は、このニュースにムカだったのを覚えている。
『世界初は現代自だ-_-#』

また、トヨタMIRAIの価格約700万円は、どこからきたか? 『ix35フューエルセル(北米名:ツーソン)』の約半分の価格だ。(分かりやすい)
としたときに、 トヨタMIRAIは原価を確保した販売価格設定なのか?疑問になる。
何故なら、不当な廉価販売価格を設定して輸出すれば、『ダンピング問題』になるからだ。

http://response.jp/article/2014/11/18/237638.html
【トヨタ MIRAI 発表】FCVは採算割れ? 加藤 副社長「もっと手頃な価格へと努力する」
(2014/11/18:Response)
車両は燃料スタックや高圧水素タンクなど先端技術の高額ユニット品で構成されるため、当面は採算割れの状態となる見込みだ。

同日記者会見した加藤光久副社長も「採算のお話はできません」と苦笑し、暗にそうした事情を認めた。

さすが、ジャーナリスト!
フェアな競争をお願いしたい。
もっとも、トヨタには北米により多く販売しなければならない事情がアルらしいから、北米での販売価格を要チェックだ。

また、燃料電池車は世界に轟く先進性が高いクルマだと言われているが、

http://response.jp/article/2014/07/14/227585.html
ヒュンダイの燃料電池車 ix35、水素補充なしで 700km走破…新記録
(2014/7/14:Response)

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、 ヒュンダイ)は7月11日、同社初の量産燃料電池車が欧州において、水素の補充なしで700kmを走破したと発表した。


このニュースにも、ムカっぱらモノだった。

現代自だけでも、私の違和感を裏付けるならば、海外の動向は?
2014LAオートショー

VW HY MOTION

VWもゴルフ・ヴァリアントの燃料電池車のプロトタイプを披露した。このモデルはe-ゴルフと同じ115PSの電気モーターを搭載し、バッテリーの電力だけで50km、最大で500kmの航続距離を実現している。0-100km/h加速は10.0秒と、実用上不足無いレベルだ。

Audi A7 h-tron

A7スポーツバックをベースに開発された燃料電池車のプロトタイプ。前後アクスルに各1基、合計で 170kWと540Nmを発揮する駆動用モーターを搭載し、0-100km/h加速7.9秒、最高速度180km/hを実現。 700バールの水素タンクと8.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離500kmを達成した。 バッテリーの電力だけでも50kmの走行が可能である。

って、荷室が広々(^O^)v

どこぞの、荷室は


など、どっちもVWグループではあるが(^^;)、キチンと御披露目をしている。
また、バッテリーの電力だけでも50kmを走行するなど、『そもそも燃料を使わない走行を可能とするんだ!』という環境メッセージ付きだ。
いくらプロトタイプとは言え、余裕がアル様に見えてしまう。

一つの違和感から、こんなにも広がった。

まったく、こんなにもウソの上塗りを重ね、不正競争ぎみでやらないとイケナイの?

それに比べて、
アウトランダーPHEVの環境性能の完成度が、如何に高く、使い勝手の不自由さがナイことか?(^O^)v

2015年は北米で正々堂々、頑張って来てネヾ(^^ )
Posted at 2014/11/23 12:04:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | FCV | 日記
2014年11月21日 イイね!

日経新聞の「MIRAI(ミライ)」に関するトヨタの事情から

日経新聞に、FCVのちょっと毛色の違う記事が載った。

発表の細かい内容を吟味すると、ミライを通じてトヨタの焦りも透けて見えてくる。それは地域ごとの販売目標に表れている。米国の販売目標は2017年末までに3000台以上。国内が2015年末までに400台、欧州が2016年頃までに年50~100台と、日本から半年遅れて発売する米国が最も多い。

しかもわざわざ「以上」との言葉をつけ、米国で最低でも3000台を販売する意思を明確にした。そこには規制対応上、米国でFCVを売らなければならないトヨタの事情がある。


その事情とは、
私が今年7月に投稿した
https://minkara.carview.co.jp/userid/1933191/blog/33534327/
FCVを重視する理由の1つは・・・!?

ZEV法では、HV車は対象外となる。
「カリフォルニア州は自動車メーカーに販売台数の一定割合以上を排ガスゼロ車(ZEV=ゼ ロ・エミッション・ビークル)にする規制を設けている。 HVは現時点ではZEVとして認定されているが、2017年から除外され、各社はEVやPHVなどを売らざるを得ない。
規制を達成できなければ、排出権を他社から買うことになる。
先進イメージに傷がついてしまうため、各社は規制対応に血眼になっている。
しかもZEV規制を採用する州は広がりを見せている。」


そのものだというのが、日経新聞の見立てだった。

そして、
2014年10月17日、米カリフォルニア州大気資源委員会は、
2014年9月末までの1年間の自動車各社による「ZEV規制」対応の状況を公表した。

これによると、トヨタはプリウスの販売効果で、これまで 「ZEV排出枠(クレジット)」 を売り続けてきた。 この2013年9月末までの1年間のデータでは、トヨタは507クレジットを販売し、 EVy専業の米テスラ・モーターズに次いで全体の2位だった。
しかし、直近1年で販売上位からトヨタの名前が消えた。

また、この記事も関連している。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1933191/blog/34153854/
HVがアメリカでもエコカー対象でなくなる事も報道した。
トヨタには欧米に通じるエコカーは、PHVとFCVしか無くなってしまうので、テスラ・ モータズと温暖化ガスの排出権取引をしようとしているらしい。
ということは、『豊田章男氏は2014年3月に対応を決断していた。』


罰金を払うより、資本を投じたテスラからクレジットを購入した方が、グループでお金を還流することになるので、したほうが良い。という判断でもある。
だから、GMはテスラの株式をすべて売却し、多額の現金を手にしたが、トヨタは保有株式の一部しか売却しなかったことにも、つながった。
※RAV4-EVをまともに作っていれば、トヨタとしてのキャッシュアウトをせずに済んだかも知れないのだが。

以上の情報は、一本のしっかりした線で結ばれた。

となると、地球環境やエネルギー安全保障の面でのミライ発進であったならば、
より環境を意識した水素の入手や、
経済的な水素の活用のための技術開発、
さらに最重要な、安全への配慮を行うハズが、

表面的に対応しただけで、(自動車以外は現在の技術で実用/商用稼動しているのに)
自動車ダケは2002年レベルの基本技術のままで、一般販売を急いだことに合点がいく。
※北米販売を罰金ナシで行うには、時間も手段も無くなってしまったのだった。

また、だからこそ、長距離走行にこだわり、
法律を改正してまで、それまでの35MPa安全基準を倍の70MPaまで引き上げる必要があったということだ。
これもつながった。

-_-#

モータージャーナリストのジャーナリズムに期待するや切である。m(_ _)m


追記

Responseの記事で、
http://response.jp/article/2014/11/21/237934.html
16年度から設置・使用する水素ステーションについては、規制の見直しにより最大供給圧を82MPaに引き上げることが可能になる。これによって充てんできる水素量が増え、航続距離は700km程度まで延びるというわけだ。


という情報が入った。
深海8200mに相当する圧力だ。
70MPa対応タンクは、87.5MPaにも対応出来ているというが・・・(T_T)
もう、限界でなかろうか?・・・既設インフラの更改を要求する正当性がアルだろうか?-_-#

また、
http://response.jp/article/2014/11/21/237982.html
トヨタ自動車の豊田章男社長は11 月21日に都内で、燃料電池車 (FCV)『MIRAI(ミライ)』の市販開始について、「未来へ一歩踏み出したいという決意表明でもある」と、述べた。


とは聞こえが良いのですが、本音は・・・
Posted at 2014/11/22 00:42:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | FCV | 日記

プロフィール

「久しぶりのブログ投稿を、スマホからしようとしたら、画面が小さくって(^^;) タブレットも復活(^^;)」
何シテル?   07/28 04:13
ドラゴンです。よろしくお願いします。 ID取得の都合で、DragonSpiritになっちゃいました。m(_,_)m 家族は、 妻・娘・犬2頭・インコ2...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/11 >>

      1
23 4 5 6 78
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 2122
23 2425 26 27 28 29
30      

リンク・クリップ

抗議します! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/01/06 18:17:36
いざ白馬!いろいろ届きました。ヾ(^^ ) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/09/03 21:06:30
EV系次世代自動車を気持ちよく乗ろう! そのために#3 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/08/28 11:24:40

愛車一覧

三菱 アウトランダーPHEV 三菱 アウトランダーPHEV
ターボ車でクルマ生活が始まったもので、タービンが付いていないと、つまらなかったのですが、 ...

過去のブログ

2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation