日曜日、マツダの担当者からのお誘いがあったため、新型デミオの試乗に行って来ました。
ディーゼルは試乗待ちの客がいるということで、まずはガソリンの13S。内装は上級グレードに比べると少々安っぽくはなりますが、価格を考えるとよくできていると思います。
で、走り出すと出足は軽いけど、ボディや足回りにしっかり感があります。なので、代車で借りた先々代のただ軽いだけという感じはなかったので好印象!足は固く感じますが、段差を乗り越えるときにはそれなりに柔らかさはあるのでとてもいいです。
ステアリングもアクセラ同様低速は軽くスピードが出ると重くなりますが、個人的には2リッターHVのアクセラの終始軽い感じではなく、軽いながらもしっかり感と路面のインフォメーションが伝わるところが良かったです。
13Sの試乗が終わってディーラーに戻ると、ちょうどディーゼルのデミオの順番が来たので、すぐに乗り換え。
で、まずエンジンを始動。エンジン音は明らかにディーゼルという音。マツダのディーゼルはCX-5、アテンザにしか乗らなかったので、クラスが上だったからかあまりディーゼルという音はしなかったのですが、デミオはディーゼルっていう音がしました。
内装もホワイトレザーではなくブラックレザーですが、赤いステッチも入っていてかなりスポーティ♪
助手席に座っていても、その質感が伝わってきました。
走り出すと13Sよりも出足が遅く、ヨッコラショという感じで軽快感はなかったです。フロントが50kgも重いということでそこは納得。ただ、いざアクセルを踏み込めば、1.5リッターという排気量とは思えない加速。パワー感から言えばディーゼルがいいですね。コーナーリングはどちらもロールが少なく、まさにオン・ザ・レールといった印象でした。
私とかみさんとでそれぞれを交互に運転しましたが、好印象だったのは13Sでお互いの意見は一致。それはグレード関係なく悪いところも。
悪い印象としては、まずステアリング。正直、デミオはアクセラよりもステアリングの感覚は良かったものの、センターが曖昧な感じで直進していても微妙な修正が入っていたところ。あまりやっちゃいけないのですが、直進していると両手を離してもクルマが真っ直ぐに行こうとするのですが、それが曖昧な感じで両手を離すのが怖いんです。
それと、なんかクルマに乗せられている感じで、適度なスピードでコーナーリングするときはミズスマシのように綺麗に曲がるのですが、ちょっとスピードを上げて振り回す感じでコーナーリングすると意外とロールはするし、ステアリングがなんか制御されるような感覚になります。
そして一番気に食わなかったところ。それは私とかみさんのそれぞれのベストポジションが取れなかったこと。シートを一番下に下げて背もたれを調整すると、テレスコで一番下にさげても腕を少し上げている感じで疲れるんです。それにせっかくのアクティブ・ドライビング・ディスプレイがメーターフードで隠れて見る気にならない。もちろん角度調節してもですが。
それはかみさんも同じで、シートは結構上げたのですが、テレスコであと一段下がってくれればいいのに!というところだったんです。
正直トータルで見ると、今までの感覚で1.3リッターで200万近くは高いな~という印象になりますが、実際に乗ってみるとかなり質が高くコストパフォーマンスは高いんじゃないでしょうか。
が、うちらはそのデメリットがどうも引っかかって、マイナーチェンジで改善されない限り、多分購入はないかな~?って感じです。そういう意味だと、ポジション的にはアクセラが良かったので。やはりクルマの運転はベストポジションが取れてないと気持ちよさも疲れ具合も変わってくるんじゃないかと。
それと、13Sもしくは13Cでもオプションがパッケージになっちゃっているので、最低限でつけたくても結局ディーゼルとほぼ同じ価格になっちゃうそうです。
う~ん、デミオはとても好印象だったんですけどね。今のアクセラがダメになったら、クラスを落としてデミオで走ってもいいかな?って本気で思ったりもしましたが。
とりあえずは、今のアクセラでとことん頑張るつもりです(笑)。
Posted at 2014/11/05 12:35:39 | |
トラックバック(0) |
試乗インプレ | 日記