先日の食事会のとき、両親がレストランの外を見て「こういう景色見るの久しぶり。ずっと家の中にいたから。」と呟いていました。
時間があるんだから新幹線なり使って旅行すればいいじゃんと言うと、お袋は脳梗塞を抱えている親父と一緒に出かけることは厳しいと。
そこからずっとどうするか考えていました。娘や息子に予定を確認しながら。
なので、3連休最終日、両親を強制連行して千葉までドライブを決行。
本当はレンタカーを借りて娘に運転させたかったんですが、翌日から現場で実習があるとのことで休養したいと不参加。そうなると乗員人数的にかみさんも却下で、バイトがない息子を同行させました。
息子を同行させた理由は、最近かみさんと娘だけであちこち出かけているので、息子と私が引きこもりになっています。私は特に大丈夫なんですが、何気に旅行好きな息子が可哀そうかと。
それにうちらは東日本大震災以降千葉には行ってなかったので、息子にとっては知らない(記憶にない)土地だったから。
まずは、混雑していながらも意外とスムーズに駐車することができた『海ほたる』。息子に東京湾ど真ん中の景色を見せたかった。
なので、トイレ休憩と展望台からの景色を見てすぐ千葉方面へ向かいましたが。
で、千葉について向かったのは『田舎レストランじんべえ』。
人気店ということもあって1時間待ちと言われましたが、その後から来たクルマたちは駐車場にすら止められず立ち往生してました。諦めて出て行ったクルマが何台も。
うちらはタイミング良く入れたので、素晴らしい定食にありつけました。

うーん、これは人気あるのも頷ける。
海鮮大好きな息子も最後のほうは苦しそうに食べてましたが、このボリュームで3000円程度。
うちらはこの量で2000円程度ってバーゲンセール。ちょい刺しが付いていましたが、ちょい刺しと言いながら普通の刺身定食の量でした。

しかも新鮮で全く安っぽさを感じないところがすごかった。なので、一口食べるたびに娘にごめんって謝ってました。
とにかくお膳が運ばれてきたときのボリュームに圧倒され、久しぶりにお腹が苦しかったです。
実は、入店する前に1時間待ちということで親父が隣の釣り堀で息子を巻き込んで釣りを始めたんですが、意外と早く呼ばれてしまったので釣り竿とエサを預かってもらってたんです。
なので、腹ごなしに再び釣りをするも、親父がもう飽きたらしくやめようと言ってきたので私がバトンタッチ。
この3連休、客が多くて魚が神経質になっているから釣りにくいと言われていたんですが、釣る気もなかった私が釣れてしまいました。息子に釣らせてあげたかったのに。

釣れたら池に戻すことはできないので買取となります。このたった1尾は親父のおかずとなるようで、腸を出してもらい持ち帰りました。
で、次に向かったのはデザートということで『はちみつとミードのはちみつ工房』。
ここも激混みでしたが、たまたま空いたところに駐車することができました。
はちみつソフトを頼んだら、店内で追いはちみつができるとのことで、いろいろなはちみつをかけては食べ比べ。

いろんな味が試せて美味しかったし楽しかったですね。両親も息子も何度も追いはちみつして堪能してました。その光景を見て、ドライブに連れてきて良かったなと実感。
満足したうちらが最後に向かったのは、『濃溝の滝・亀岩の洞窟』。
着いたときには日が暮れてしまったんですが、それでも薄暗い中何とか光景を見ることができてよかったです。

肉眼ではもう少しクッキリ見ることができたんですけどね。今度は明るいうちに来てリベンジです。
お袋も「まさかこういうところに来れるとは思わなかった。もうこの先人生諦めてたから。」と寂しい一言。やはり高齢になると色々と諦めなければならないんでしょうか。
本当は道の駅などにも行きたかったんですが、あまりにも充実しすぎて店も閉まる時間となってしまったため、このまま帰ることに。
途中、スイスポで快調に走っていたところに突然イノシシが飛び出してきて急ブレーキ。気づいたときには右のヘッドライトに顔が映し出された瞬間だったんで、あと少し遅れていたらイノシシに突っ込んでましたね。
我ながらよく反応できたなと思う反面、ヘタすればスイスポを壊していたと思うとゾッとしました。
アクセラを壊したこともあるし、うちらにとって千葉は鬼門だと実感。
それでも何とか走り抜けて、入口から出口までほぼ渋滞だったアクアラインを通るも21時頃には両親をアパートに送ることができました。
しばらくはゆっくりして欲しいですが、可能であればまだ歩けるうちに観光に連れていってあげたいですね。時間に限りがあることを思い知らされましたし。
Posted at 2024/10/16 15:19:13 | |
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