
単刀直入で言います。MINI SEVENを乗り換えることにしました。
なので、SEVENに付いてるBEST2の取り外しのため、SEVENを預け、代車をお借りしました。
お借りした代車は、MINI 3ドアのクーパーS。しかもマイナーチェンジ後なので、ミッションがDCTなんです。
クーパーSなので、ハイオクガソリンエンジンのスポーツモデル。
通常ヘッドライト周りはクロームメッキなのですが、これはオプションのピアノブラックリング。
リアも同様にブラックリングです。
テールランプはユニオンジャック。
ただ、スポーツモデルにしては、リアウイングが大人しめでした。
給油口のカバーは、レーシングカーを思わせるクロームメッキ仕様。
ホイールもブラックホイール。
なのに、タイヤはMichelinのPRIMACY 3という高性能コンフォートタイヤでした。
タイヤサイズは205/45R17。スポーツモデルなのにコンフォートタイヤで偏平率も45って・・・。できれば40の方がと思いました。ただ、みんながみんなガチガチのスポーツカーを望んでいるわけではないですからね。
シートはファブリック。高級感を求めるならハーフレザー以上はオプションですね。MINIに高級感も求める人は、やはり高額になっていきますね~。
で、マイナーチェンジで大きく変わったところが、このミッション。シフトレバーの動きが変わりました。
まず、パーキングからドライブに入れるときは、シフトレバーのヘッドの横にボタンがあるので、ブレーキペダルを踏んで横のボタンを押しながら手前に倒します。
というのも、今までのシフトレバーの動きとは違い、手前に倒そうが奥に倒そうが、レバーが真ん中に戻るんです。マイナーチェンジ前ならドライブに入れたらその場所にとどまるんですが。なので、手前に倒してドライブに入れてもレバーは真ん中に戻ります。
簡単に言えば、アーケードゲームのレーシングゲームでよくあるシフトレバーと同じ。あ、ATの’+’、’-’に入れるマニュアルモードと動きは同じです。もちろん、このシフトレバーでもATのマニュアルモードのように左に倒せば今まで通りのシフトレバーの動きになります。
あと、電動パーキングのボタンが、シフトレバーのヘッドにあるので、初めて解除するときにはどこだか分かりませんでした。
赤いステッチの入ったステアリング。
と思ったら、JCWのマークが。ステアリングはオプションでJCWのステアリングに変更しているんですね。
メーター後ろのインパネがカーボン調。
助手席側のインパネもカーボン調で、いかにもというスポーティな雰囲気を醸し出しています。
そして、クーパーS以上には標準装備の走行モード切替ボタン。GREENモードではアクセルレスポンスがかったるくなり、MIDでは通常走行。SPORTモードではアクセルレスポンスも良くなり、エンジン回転数も上まで引っ張ってくれて、シート下のスピーカーからスポーティに加工したエンジン音を鳴らしてくれます。
が、試乗してみましたが、まずタイヤがMichelinのPILOTシリーズではなくPRIMACYであることなんでしょうか。グリップ感が物足りなくてSPORTモードにしてステアリングが重くなってもクルマの動きがその感覚に伴わない。
もしSPORTモードを本気で楽しみたいなら、タイヤだけでなく可変ダンパーのオプションをオススメします。
また、DCTが個人的に好きじゃないです。というのも、最近のATがよくできていると思うので、それほどダイレクト感の違いを体感することはなく、逆にギアが変わるときのショックを気にならない程度に感じただけなのはまだいいです。
一番気にくわなかったのは、低速時にかなりギクシャクすること。これは、R60のValentineRoadを乗り換えた理由(原因は違うけど)と結果的に同じになるので、渋滞時のストレスは半端なかったです。
あと、代車の状態だけで言えば、SPORTモードが単純にパワー感が増しただけで足回りやタイヤなど、全体的な走りのバランスがバラバラに感じ、正直思い通りに走らせることができなかったです。
JCWがいきなり乗って思い通りに走らせることができた印象があるので、特にそのギャップにガッカリした部分はあります。
まあ、ここは私の意見は全く無視してもらっていいので、ぜひ試乗してみてほしいです。
ということで、話を戻すと、長く乗るつもりだったSEVENでしたが、残念ながらドライブに行くこともなく手放すことになりました。その理由は別途書こうと思います。
ほんと残念だな~・・・。
Posted at 2020/08/23 22:54:42 | |
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