2015年09月27日
「転職サイトは何で選びますか?」
CMによるとその答えは「決定力」だそうですが、
ここでワタクシから1つ質問です。
「車は何で選びますか?」
燃費、機能性、運動性能など
比較できる基準はたくさんありますが、
特にRCZにお乗りのみなさまは
デザイン重視の方が多いのではないでしょうか。
ワタクシの場合も、
圧倒的に「デザイン」が最重要事項です。
アシ車として割り切る場合は別として、
たとえば試乗していいクルマだなぁとは思っても、
デザインがいまいちだと契約までは至りません。
逆にデザインに惚れてしまえば、
あとは理性と銀行口座を説得するだけです。
2004年のジュネーブモーターショーで
旧型CLSがデビューしたとき、
バブルの香りがプンプン漂うエロかっこよさに
ハートを射抜かれました。
ラグジュアリーなだけじゃない。
まさにエロジュアリーカー。
誘惑する者、される者、どちらの罪が重いのか。
TVCMはシェイクスピアの引用でした。
そのCMはワタクシに福沢諭吉1000人同伴で
お近くのヤナセに行くように誘惑してきましたが、
このくらいの価格帯の車というのは
サラリーマンが個人で買うようなクルマではなく、
経営者が会社の経費で落とすクルマ。
新車での購入は考えもしませんでした。
ただ、2005年の発売から6年が経ち、
2011年に新型CLSがデビューすると、
旧型の相場が加速度的に下落。
そしてついにワタクシにも手が届くレンジに突入。
このテの高額車は旧型になった途端、
急速に値落ちしていきます。
現行型でなければならない理由をお持ちの方が
それだけ多くいらっしゃるということでしょうが、
ワタクシにとってはこれ幸いとばかりに
密かに中古車での購入機会を伺っていました。
しかし、その間にプジョーRCZという
自分史上最高の恋人に出会ってしまい、
CLSのことはしばらく忘れていました。
前期白から後期黒に乗り換えた後は、
みんともの先輩方の真似をして
ちょっといじってみたりして、
最近はさらに楽しいRCZライフを送っていました。
しかし、来年の3月に仕事用ヴィッツの車検を控え、
クルマ買いたい病が再発。
仕事の移動用に使うクルマとはわかっていても、
どうせ買うならカッコいいクルマがいい。
(この発想が諸悪の根源)
候補になったのは、旧型CLSのほか、
イヴォーク、X6、C6、NDロードスターなど。
ただ、やはり憧れが強かった旧型CLSは特別で、
「いいタマがあるうちに乗りたい」
という気持ちが復活してきていました。
そんな折、今回購入した
2010年式CLSグランドエディションを発見。
この車は、国内50台限定の特別仕様車で
「デジーノマグノプラチナムマット」
というマットグレーの特別色が魅力的です。
純正ペイントでマットカラーなんて
素敵すぎるじゃないですか。
よく中古車は「一期一会」と言います。
即、販売店に連絡し、実車を見に行きました。
CLSの美しさに見とれていると、妄想タイム突入。
「やっぱり美しいなぁ」
「乗ってみたいなぁ」
「でもうちの立駐に入らないんだよなぁ」
「5年落ちじゃメルケア切れてるしなぁ」
「故障したら修理代高いだろうなぁ」
「嫁さん怒るだろうなぁ」
「でもこれ逃したら次あるかなぁ」
一通り逡巡した頃、
「いいクルマですよねぇ。イチオシの1台です。」
「とりあえず見積もり出しましょうか。」
いつの間にか、交渉突入です。
営業の方は当初RCZとの入替を勧めてきました。
「RCZを250万で下取りますよ。」
確かに、そうすれば、
キャッシュの持ち出しは随分少なくて済みます。
「しかし、車検まであと1年ある。
せめてそこまではRCZを降りたくない。」
という気持ちが勝り、
結局予定通りヴィッツとの入替に決定。
そのあとは価格の話ですが、
保証も1年あるので、
販売店とはこれから長い付き合いになります。
もちろん、安いに越したことはないのですが、
お互い気持ち良く取引したかったので、
粘らず一発、指値で約定。契約成立。
本日納車となり、ワタクシにとっては幸せすぎる
RCZ+CLSの8輪生活が始まりました。
といっても、CLSは会社に置いてあるので、
北関東巡回専用車になりそうです。
この状況がいつまで続くかはわかりませんが、
とりあえず今は楽しみたいと思います。
あ、あと仕事ぶりが車に負けないように
仕事も頑張らないと。
Posted at 2015/09/28 08:56:10 | |
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