燃費向上「根拠なし」、カー用品19社に排除命令・公取委 ガソリンに混ぜると燃費が大幅に向上するなどと、科学的根拠のない効果をうたって自動車用の「省燃費グッズ」を販売したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は8日、計16商品を扱ったメーカー・販売会社19社に表示の中止や再発防止を求める排除命令を出した。 命令を受けたのはソフト99コーポレーション(大阪市)、すばるメディア(福岡県那珂川町)など。各社は資料を提出したが、公取委は、表示の裏付けとなる合理的な根拠とは認めなかった。 公取委によると、各社は自動車用品店やインターネットで商品を販売。ソフト99はガソリンに混ぜると燃費が約1割改善すると表示した錠剤「ギガスマルチパワータブレット」を、すばるメディアはラジエーターに入れると燃費が約2割向上すると表示した添加剤「起爆水」を販売した。(07:00) |
「カー用品店というのは多少レベルに問題があるものの、基本的にはユーザーに信用のある店舗です。特に上場している大手2社は、モラル的にも信用がおけるという一定の評価があります。しかし、それらの店でもガソリン価格の高騰に乗じて、納得性の低い商品を扱うようになってきたのです」 カー用品店には、昔から省エネグッズというのが存在していた。一番人気があったのは添加剤で、次が省エネタイプのエンジンオイルである。 これらはオイルショック後に流行った「省エネ」という言葉に便乗して、そういった効果を前面に打ち出したものである。目を見張るような効果は体感できないが、それなりには省エネになっており、かつ価格も手ごろであったことからロングセラーになっていたわけだ。 それと並行して、ガソリンタンクに入れるだけとか、排気管に巻きつけるだけなどという燃費改善グッズは存在していたが、そのほとんどが通販によるものであった。その理由は、カー用品店として扱うには効果が実証しにくく、しかも高額であったことが原因といえる。すなわち、カー用品店は納得性の低いものは扱わないという一定のポリシーを持っていたわけだ。 ところが、今回のガソリン高でこういった商品が話題を呼んだ。インターネットの普及もその要因と考えられるが、いずれにせよ「カー用品なら何でもそろう」はすの用品店が、燃費改善グッズを扱わないわけにはいかなくなったのである。 「確かに、燃費改善グッズの中には首を傾げたくなるようなものがあります。しかし、お客様に問われて置いていないとは言えません」(前出・店長) 通販ならまだしも、大きな店舗を構えて疑問の残る商品を売っていたのでは、ユーザーからの信用を失う結果を招きかねない。 「消費者生活センターなどに訴えが多くなれば、やはり信用問題になってきます。パッケージの表現次第では、景品表示法に抵触するかもしれません。法的な責任はメーカーにあるわけですが、ユーザーが持つ店舗に対する信頼は低下を招きかねないと思います。まあ、道義的責任を問われかねないということです」(前出・アナリスト) 少しでも売り上げが欲しいと思うのも仕方はない。しかし、自分たちが自信を持って薦められないものは、店舗に置かないくらいの心意気は欲しいものだ。 |
マツダに納入しているミニバン「プレマシー」の樹脂製リヤドア(リフトゲートパネル)をベースに開発した。現在は樹脂製インナーパネルにガラスと屋根の一部(リヤスポイラー)を重ね合せているが、透明で高強度な樹脂で屋根部分まで一体成型した。 ガラスの樹脂化のほか鋼鉄製補強部品の小型化やインナーパネルの改良で、重量は従来より約5.7キログラム削減し、18.3キログラムまで軽量化した。製造コストは2~3割増える見込み。ガラスに比べて加工しやすいため自由なデザイン形状が可能になるほか、衝突時の飛散を減らせるとしている。 日米欧の燃費基準の強化を受け、自動車各社は軽量化につながるガラス代替樹脂の研究開発を進めており、ホンダや欧州の大手が一部で採用を始めている。ダイキョーニシカワは広島県の助成を受けて約2年間研究開発に取り組んできた。このほど化学メーカーと共同開発した特殊コーティング加工で傷や熱による変形を防ぎ、ガラスと同等の性能を備えた樹脂の開発に成功したという。 ダイキョーニシカワはマツダと共同で2005年に全面改良したプレマシーで、従来鋼鉄製だった後部ドアを樹脂化。八本松工場(広島県東広島市)で生産しマツダに納めている。ガラスも樹脂化した新型ドアはプレマシーの次期全面改良以降の採用を目指している。 |
日産自動車は日米欧などでの自動車燃費規制の強化に対応、2015年までに世界で販売する全車両を05年比で平均15%軽量化する。炭素繊維複合材料など新素材の採用を増やすほか、部品の設計も見直し、1割程度の燃費改善につなげる。トヨタ自動車も中型車で約1割といった軽量化目標を掲げるが、日産の目標はこれを上回る水準。国内1、2位メーカーが大幅な軽量化を打ち出すことで自動車の素材革命が加速しそうだ。 日米欧での燃費規制に加え、原油高でガソリン価格が大幅上昇したこともあり燃費性能の向上は世界の自動車各社の競争力を左右する最大の焦点になりつつある。日産など日本車各社はエンジンなどの改良だけで十分な燃費性能を確保するのは難しいと判断。素材・部品メーカーとの緊密な連携関係をテコにした車体の軽量化により、燃費性能競争で欧米勢に対する優位を築く戦略だ。 (07:00) |
日産は今後、各販売車種を全面改良するのにあわせて使用素材や部品設計を全面的に見直す。採用を増やす新素材は炭素繊維複合材料、ガラス繊維強化樹脂、マグネシウム合金、超高張力鋼板など。マグネシウム合金をステアリング部に使えば従来比で45%軽くなるほか、ガラス繊維強化樹脂を荷室ドアなどに採用することで同17%の軽量化が可能になる。 使用素材を変えない場合も、コンピューターを使った解析で各部品の厚さを減らすなど「スリム化」を徹底する。 (中略) 各部品の素材使用量を減らすと強度が下がるといった課題も生じる。日産は素材、部品メーカーと協力してこうした課題を克服するための技術開発に取り組む。 |
ブレンボやアケボノではなくアドヴィックス採用なんだね カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/11/03 20:31:31 |
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アフターパーツ(辛口ですが・・・) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/02/03 20:10:39 |
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電子制御システム カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2021/01/29 19:49:57 |
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スバル サンバー 早ければ今月末、遅くなっても来月には何とかなるかな…というコトで仮登録。東日本大震災の ... |
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