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2006年12月31日 イイね!

ボクの車歴その8(シトロエンGSパラス第1回)

ボクの車歴その8(シトロエンGSパラス第1回)ヨタハチとマーチの2台体制で「完璧!!」と思っていたボクのカーライフであったが、そのころ女性の友人が増えワインディングロードじゃなくて夜の繁華街を走ることが多くなった(汗
ヨタハチは論外としてマーチも2ドアで不便だったし、夜の町にはどう考えても似合わない(笑
そのころ80年代前半はハイソカーなるものが流行っていた頃であった。(そのあと20年位経ってVIPカーなるものが流行っていたのだから時代は繰り返すのかなぁ、あまり上品とは思えないネーミングからして同じような仕掛け人がいるとか(笑))
若者にはマーク2やクレスタ。ローレルなんかが流行っていたように思う。
ボクはその頃からへそ曲がりだったので、スポーツカーやコンパクトカーにしか興味が無かったのだけど、思い切って2台とも手放して、夜の町に似合う4ドアの車に買い換える事にした。
しかし、国産の4ドアセダンに乗る気はまったく無く、かといってメルセデスやBWMなんかの威圧的な外観の車もあまり好みではなかった。やっぱり夜の町に似合うといえばボクの頭の中では、昔のフランス映画に良く出てきたシトロエンDSなのだった。
DSはすでにCXにモデルチェンジしており、どちらもボクの予算を遙かにオーバーしていたので最初から除外していたが、見るだけと思って出かけたディラーでGSはどうですか?と勧められたのだった。
色はややオレンジがかった赤で朱色に近い。まだ2年ちょっとしか経っていないのにすごいバーゲンであった。安い理由は最初のオーナーがエンジンをオーバーヒートさせて手放したので、工場でシリンダーをボーリングしてオーバーサイズのピストンが入っているからという説明だった。
GSのエンジンは空冷の水平対向4気筒で1220ccとまあヨタハチの倍である。
カーグラフィックには凝ったメカニズムや直進安定性、乗り心地などは絶賛してあったが信頼性は良くないとも書いてあった。しかし太古車のヨタハチでもほとんど壊れなかったのでまだ新しいGSのトラブルに関してはたかをくくっていたのだった。これが大きな間違いだとあとから後悔するのであるが。

GSは小さな排気量のエンジンでその頃の国産車だと1800クラスのボディをFFで引っ張っていた。フランス車はエンジンの馬力で税率が変わるのでボディに対して排気量が少ないと聞いたことがある。
本国ではスピードに乗ってしまえばいいのだろうが、日本の無意味な一旦停止の多いストップアンドゴーの道路ではエンジンにいいはずがなかった。
バーゲンの理由のエンジンの焼き付きだが、その時はO/Hすれば問題ないはずと思っていたけど、その後カートレースをするようになって一度焼いたエンジン(特に空冷)はひずみがでて焼き付きが癖になるということを知ったが後の祭りだった。
車をうけとって高速道路で帰ってくる途中ですでにオーバーヒート気味になったのが嫌な前兆だったのだけど、機械式の油圧サスペンションで低く落ちた車高がエンジンを掛けると後輪がまずムクムクと持ち上がり次に前輪が持ち上がる感じはなんとも言えなかった。乗り心地は本当に船酔いするほど柔らかくゆらゆら揺れながら走っていたが、質のいい布張りのシートは柔らかく国産高級車と比べても勝っていた。油圧とガスのサスペンションで常に水平を保つシャーシは、後席から人が降りると「シュッ」と小さな音をたてて後ろの油圧を抜きバランスを保って車高を水平にするのだった。
ブレーキングでもノーズダイブしかかるとすぐに前輪の油圧を上げて水平を保ち絶対的な安心感があった。特殊なのはブレーキも特殊で普通の車のようにペダルを踏むことで油圧を発生させるのではなく、ブレーキ回路には常に圧力がかかり、ペダルを踏むとバルブが開いてブレーキキャリパーに油圧が伝わる独特な物だった。車高もレバーで3段階に調整できたが、一番高くするのは緊急用で常用できなかった。
こんな複雑な制御する車は、今ではコンピュータとエアサスをつかっている車は多いけど、この当時コンピュータも使わずすべて機械式で行っていたのはシトロエンだけだった。
いまでも高速の橋梁の継ぎ目とかでタイヤは音を立てて動いているのに、まったく揺れないボディとか(壊れなければ)どこまでも走っていけそうな直進製のいいハンドルとか、個性的なメーターパネルとかが思い出されて懐かしくなる。

一番所有歴が短いのにこんなに文章が長くなるなんて・・・・年を挟んで来年に続く(笑)

*写真を撮る暇もなく手放したので写真は他の車ですけど色とかグレードは同じです。


Posted at 2006/12/31 21:42:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | いままで乗った車たち。 | 日記
2006年12月30日 イイね!

ひとやすみ。ひとやすみ(^^ゞ

冬場はネタがないので過去の車遍歴を書いてますが、しばらく不人気車が続いていました。
しかし次にくる順番の車はボクの車遍歴の中でも一二を争う濃い趣味車なんですよ。
もうメカ的に書くことが多すぎて・・・・(--;)

というわけで、今日は夜勤入りで時間もないので明日にします(笑)

と、引っ張ってみる(爆)
Posted at 2006/12/30 19:31:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日々雑感 | 日記
2006年12月29日 イイね!

ボクの車歴その7(K10 型マーチ)

ボクの車歴その7(K10 型マーチ)ヨタハチの足車として乗っていたローレルスピリットだがヨタハチに手がかからなくなるにつれて、だんだん足車に目が向いて、その中途半端なデザインが気になりだしてきた。
また、足車はATの楽な車が欲しかったことから、その時デビューしたホンダのシティが欲しくなってきた。
しかし、親父に相談するとホンダみたいなバイクの会社の車は良くない。と反対されやはり出たばかりの日産マーチの初期型に乗ることになった。
色は赤で、なにを血迷ったのかその時流行っていた?クレージュデザインのアルミホイールを履かせてみた。今から考えると軟弱物を絵に描いたような車でなんとも恥ずかしいのだけど(笑)
ヨタハチとマーチの組み合わせは結構気に入っていて、その時は当分コレで行く。と思っていたのだけどなにを思ったのか2台とも手放してしまうのだった。
マーチは次の車の下取り車として某輸入車の代理店に行きそこで代車として使われることになる。
まだ初めての車検もうけていない車が代車とは贅沢だなぁと、代車といえば車検が無くなったら廃車になるような車ばかり貸してもらっていたボクは驚いたものだった。
Posted at 2006/12/29 23:19:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | いままで乗った車たち。 | 日記
2006年12月28日 イイね!

ボクの車歴その6(ローレルスピリット)

ボクの車歴その6(ローレルスピリット)ヨタハチが大のお気に入りだったボクだったがやはり足には使えないし、工場に入っている時間も長いので足車はどうしても必要だった。
最初は、スカイラインジャパンをそのまま足に使っていたのだけど、最初の車検で走行距離が8万キロ位走っていること。ボディや足がかなりへたっていることから車検代がかなり高く付くと聞いた親父が、スカイラインの下取りをかなり高く取るとセールスマンに言われて、ある日ボクの知らない間に家にきたのがこの車だった。
ローレルという名前はついているが中身はサニーでメッキグリルを付けただけで上級車種であるローレルの名前をつけた車であった。
こんなユーザーを馬鹿にしたような車が売れるわけがなく、当然不人気でそのために下取りが高かった訳であるが、ボクは特にローレルとかの高級車みたいな車にはまったく興味がなく、走ればいいやと思っていたので屋根があって壊れなければどうでも良かった。
この車はボクが最初に乗ったFF車でコーナーで曲がらなければアクセルを踏み足してリアを出して曲がる癖があったボクは、プッシングアンダーとアクセルをゆるめたときのタックインで何度も怖い思いをした。
そのうちヨタハチのレストアが終了して、足車に目がいった時に普通のサニーならまだしもサニーにローレルのバッチをつけてメッキパーツでピカピカな車にが我慢できなくなった。
また、足車はATの車が欲しくなったことから一年ちょっとで乗り換えることにしたのだった。
しかし今考えても安直なコンセプトの車でこんなのに乗っていたのが恥ずかしくなる。

写真はカタログの写真のようなのをNetで検索した。ボクのは小豆色のメタリックだったような気がする。
しかし今見るとこのフェンダーミラーがなんともカッコワルイ。
Posted at 2006/12/28 22:34:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | いままで乗った車たち。 | 日記
2006年12月27日 イイね!

ボクの車歴その5(トヨタスポーツ800第3回)

ボクの車歴その5(トヨタスポーツ800第3回)3年がかりで一応の完成をみたボクのヨタハチのレストアだったが、今日載せた写真を見るとわかるようにトランクが浮いている。
これはボンネットと屋根とトランクがヨタハチはアルミでできているのだけど、トランクは亀裂が入っていて縁ゴムを新品にしたら浮くようになってしまったのだった。
当然新品パーツはないし、FRPで交換部品がでるのはまだ後のことだし、どうにもならなかったところだ。
あともっと致命的なのはヨタハチはボディのサイドの一番ふくらんだところに真っ直ぐにラインが入っているのだけど、ボクのはパテが厚くぬってあったためかラインがほとんど消えてしまっている。
最初の持っているだけでいいやっていう初志はどこへやら、完璧をもとめるとどうにもならないところが気になってきたのだった。
でも、他のところは新品パーツがあるところはすべて新品にして、エンジンは絶好調。燃焼式のヒーターも良く効いて冬のドライブも屋根を外しても快適、セヴンとちがって空力ボディなので風の巻き込みもほとんどない。
空冷のパタパタという音を聞きながらのんびり走るのも気持ちよかったし、峠では登りは非力だったけど下りのタイトコーナーではその頃の最速マシンの1つのジェミニZZにもひけをとらないコーナリング性能であった。
リアがリーフリジットだったけど、車重が580キロと軽量なためかほとんどロールもせず、それでいて不快な突き上げとかがまったくなかったのは今の水準でも良くできている足回りだった。
いまでこそ、レーシングカートの数㎝ステアするだけで頭が入る操縦性とか、公道でもAZ-1やセヴンの俊敏な操縦性を知っているが、その当時は交差点をステアリングを持ち替えずに曲がることができるのは驚異的だった。
ただボディは段差をのりこえるとブルブルとよじれるように震えて、ホンダのSなどのフレームのあるオープンカーより剛性はなかった。ルーフをつけると改善されたのでその気になって走るときはルーフを付ければいいのだけれど、ほとんどオープンでしか乗っていなかった。
マイナートラブルはあったものの帰ってこれなくなるような故障は一度もなかったし、本当に今も持っていたい1台である。
ヨタハチに乗っていると、ロータススーパーセブンのシリーズ4やエラン、アバルトなんかの知り合いが増えて、ちょっと乗せてもらうと同じ位のサイズなのに桁外れのパワーに圧倒されちょっと引け目を感じるようになった。やはりカーグラの影響でヨーロッパ車至上主義だったこともある。
結局4年ちょっと所有して、その間足車は3台変わっているからボクとしては長い間乗った車だった。
友人の中古車屋に売ったのだけど、買った価格よりは5割り増し位で引き取られていった。
(でも修理代を入れると半値以下であるのだけど(--;)
その後数ヶ月してカーマガジンの国産絶版スポーツカーの専門店の広告で室内がタン色でシートがチェックの布張りのヨタハチが売られているのを見た。
それがボクのヨタハチだという確証は全然無いけど・・・・・。

Posted at 2006/12/27 23:11:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | いままで乗った車たち。 | 日記

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何シテル?   06/22 22:51
自分で最初に買った車がヨタハチ、ボロボロなのを3年かけてレストアしました。その頃からライトウエイトスポーツが大好き。そのあとレーシングカートに10年はまって、公...
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