【備忘録】Ignite VSD alpha 16V 装着秘話!?
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去年の9月に取り付けたTMワークスのIgnite VSD alpha 16Vですが、当時は車種専用のハーネスが販売されておらず、汎用ハーネス(現在は販売終了)を使って、ディーラーから回路図をもらってどうにか装着しました。
参考にならないと思って投稿してませんでしたが、1年も経つとどう接続したのかほとんど覚えていない...
今後のためにも自身の備忘録としてupします。
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ダイレクトイグニッションの回路図。
VSDの装着にあたって不明だったのが、ダイレクトイグニッションへ入力する12V線。
常時電源は、バッテリーのプラスに繋がっているケーブルがボディーと接続されているポイント、アースはそのプラスのポイントの少し下にあるアースポイントに接続しました。
不明な接続先は、ディーラーに教えてもらったダイレクトイグニッションの1番ピンがIGN ONでの12Vということで、このハーネスを辿ってECUのコネクタから出ている配線に割り込ませようとしました。
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それがこの画像。
回路図の1320(ECU)から出ているIGN電源(12V)と思われる配線
ギボシでコネクタ側にVSDの入力、VSDの出力側をハーネス側に接続。
アースを繋げて、いざEngine StartボタンをON!
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ありゃりゃ...(;_;)
チェックランプ点灯しちゃいました。
おまけにVSDの状態を示すLEDが点灯していません...
得た情報でできる作業はここまで、これからは手探りとなってしまうため、再び情報を得るため、こんどは販売元のTMワークスさんにコンタクトを取りました。
すると、ディーラーから教えてもらった配線でなく、別のコネクタの緑の配線だとのこと。
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ECUに繋がっているコネクタの画像下側中央のコネクタを外して、緑の線に繋ぐのが正解らしい。
ということで、最初に間違えた配線を繋いだときと同じように、ギボシでコネクタ側にVSDの入力、VSDの出力側をハーネス側に接続。
配線を終えて再びEngine StartボタンをON!!
うへーっ...
再びFaultです。
しかも今度は3000rpm以上回らなくなるというSafe Modeに突入です...(ToT)
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万策尽きてTMワークスさんに連絡。
Faultの内容を知りたいということで、ディーラーで診断機に繋いでもらったところこんなエラーが出ていました。
P0088/燃料回路
P0243/不良過給圧調整ソレノイドバルブの制御
P0001/燃料高圧調整ソレノイドバルブの制御
ECU周りの回路図を再びチェックすると、TMワークスさんより教えて頂いた配線は途中で過給圧調整ソレノイドバルブと燃料高圧調整ソレノイドバルブがクランプされていました。
まさにエラーが出た箇所そのものです。
このことをTMワークスさんにお話した結果として、ダイレクトイグニッションの手前のハーネスに割り込ませるしかないという結論に至りました。
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ダイレクトイグニッションは4気筒なので4つあり、配線も4本あります。
この画像の緑のハーネスを切断して、VSDからの配線を4分割する配線を自作、ハンダ付けで接続しました。
なかなか面倒な作業だったのと両手が塞がっていたため画像がありません...
切断・ハンダ付けした箇所は、ターボパイプ下のヘッドカバーの下に4本のハーネスが合流して1本になっており、その部分に割り込ませ、後付け感が無いようにしました。
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配線を終えて、外したパーツを元に戻して三度目の正直、Engine StartボタンをON!!!
おおっ!!!キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
VSDのランプは煌々と点灯!
Faultもありません!!
アイドリングは超安定、エンジン音も調律の取れたスムーズな音をしています。
ウキウキしながら発進してみると、出足からノーマルと明らかに違うトルク感。
無事にインストール成功です!
このパーツを装着するにあたり、ディーラーにムリを言い、メーカーにお手数をお掛けしてしまいましたが、無事に装着できたこの達成感は堪らなかったですね。
ホント感謝感謝です!!
そんなこんなで苦労した装着秘話でしたが、現在はMINIと同じということで専用ハーネスが販売されております。
これを使用することでこんな苦労せずに簡単に装着できる模様。
明日その作業を予定しています♪
結果はオーナーさんよりupしてもらいましょう!
ということでおしまい。
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