
さて、とある3月の吉日、
ここは千葉県いすみ市、飯縄寺
ピンクのくまとお出かけです。
くまがどこかというと
ここでした。
時折たろの代わりに登場の
ピンクのクマ(コブちゃん)
じつは たろ より前からあちこち行っては被写体になってます。
あまり観光地化していない良い雰囲気
別名天狗寺とも言われているようです
お~、天狗だ~
内部の彫刻
↓麒麟
↓ちょっとアニメ風のカッチョいい飛龍(羽がある龍)
↓天狗に教えを請う牛若丸
どれもなかなか見ごたえがあります。
彫り師は武志伊八郎信由、別名「波の伊八」です
波を彫らせたら天下一品、北斎の浮世絵のもとになった云々・・
飛龍の下の方の波、言われてみれば・・ですが、
主題の龍や、天狗の迫力もとっても素敵でした。
いすみ市に、波の伊八のある寺は3寺あります。
こちらは長福寺
ここは里山の前みたいな開けた感じの場所です。
頼朝が房総に逃れてきた時に滞在し、筆をかけた木といわれる
筆架けの槙の木がありました
ここにも伊八の作品があります。
龍のうねりがたまりませんなぁ
龍の裏面の銘や、横の麒麟なども写真取り放題でしたが、
↓亀好きの私はここにくいつきました。
(須弥台の彫刻です。これもおそらく彼の作でしょうか?)
ここに感心する人は珍しいのか、お寺の案内をしてくださった女性の飼い亀の話になり、
その後、しばし亀談義。
「飼っている亀が道に散歩に出て車にひかれたが、今は元気でご飯食べてる」ようなお話でした。
とっても気さくなかたでした。
亀の名前を忘れてしまいました、かわいい名前だったのにごめんなさい。
最後は行元寺
こちらは山門です。
山門までの坂道には、浮世絵と印象派と波の伊八のウンチクが看板になって展示されていました。
ちょっと仰々しかったかな。
社会科の先生のような案内のかたによると、
このお寺にある有名な伊八の欄間
「波に宝珠」は、
実物は絶対に写真に撮らせないそうです。(文化財保護の観点から)
「許可をもらって撮影」などと書いてブログに載っていたらそれは嘘だ!
と言いきっていました。
画像がないので、境内の東屋にあったポスターをパチリ
この東屋、ボタンを押すと「波の伊八の歌」(演歌)が流れます。
押してみました。
♪ぶんちゃかちゃっちゃ♪ぶんちゃかちゃん
「ん波ぃ~を♪ 彫らせりゃぁ~♪ 日本ん~いぃちぃ~♪」
逃げました。
(ピンポンダッシュか!?)
いすみ市には
うまさ最上級という「いすみ米」があります
3月の波の伊八フェアにあわせて「伊八めし」が
近隣各店舗のそれぞれのオリジナルで企画されていました。
我々は割烹「四季」で伊八めしを食べました。
さんが焼きも追加で注文
おいしかったです! ほ~
↓お店に飾ってあったサザエ
外房のサザエは波にもまれるので棘が立派なのです。
楽しかったね。
Posted at 2016/05/08 12:14:51 | |
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コブちゃん | 日記