ご近所のトヨタ・カローラアクシオ(DBA-ZRE142)のオルタネーターの交換

先日、ご近所のトヨタ・カローラアクシオを１２ヶ月点検に入庫したとき、オルタネーター付近から不規則に「パキッ！パキッ！」という音が出ていました。

オーナーに話をしたところ「やばそうなら交換してください」と依頼を受け、本日交換作業を行います。

このクルマのオルタネーターは丸見えなので楽勝です。

赤矢印の１４ｍｍボルトを緩め、真ん中の赤丸の１２ｍｍのボルトを緩め、右の赤丸の１２ボルトを緩め、オルタネーターをフリーにし、ベルトを外した後、一番左の１２ｍｍボルトを外し、青矢印のステーを外し、接続されているカプラーなどを外せば、オルタネーターが摘出できます。

言うまでもありませんが、電装品の作業なのでバッテリのマイナス端子は外してあります。

はい。オルタネーターが外れました。右側が旧品で左側が新品です。

今回のオルタネーターは、大阪府吹田市に本社がある㈱マエカワさんから購入しました。

純正部品番号が記された古いステッカーが貼ってあったので、純正コアのリビルト品です。

※かまっしーの会社の取引先なので特別に個人に譲ってもらいました。通常は一般顧客への販売はしていませんのでご注意ください。

外したときの逆の手順で装着し、作業は完了しました。

ベルトはまだまだ使えそうだったので、未交換です。

バッテリーのマイナス端子を外したので、スロットルの学習機能がリセットされてしまいます。
エンジンを掛けると２０００ｒｐｍくらいの高いところでアイドリングが保持されてしまいます。

１０分くらい放置しておくと、学習機能が働き、アイドリングが普通の回転数で落ち着きます。

今回は、ベルトの張りの具合、発電の状況を調査するため２０分くらい放置しておきました。

その間に、洗車をして試運転をし納車に備えます。

作業時の距離は１４３３５８ｋｍ。

今まで夜間走行が多かったクルマなので、オルタネーターの寿命としては妥当な線だと思います。

また、「パキッ！」音は完全に消えました。

音も消えたし、オルタの突然死のリスクもなくなり、大満足です♪

外した古いオルタネーターは大事なコアなので、マエカワさんに返却します。

佐川急便の着払い伝票が着いていたので、箱に詰めて通りかかった佐川急便さんに渡して全ての作業が終了しました。